こんなとこにもジェネレーションギャップが、

なぜ、忙しいときは仕事が減っていくどころか、次から次へと増えていくのだろう。

ようやく時間ができて、ちょうどご飯を食べながら話を聞いていると、マーケットのアナリストたちの現在の株価への認識の違いについて話していた。

日経平均が今週3万円を越えたが、同じように越えたのは約30年前、ちょうどバブルの頃である。もちろん、私はその時を知らず、どちらかと言えばバブル崩壊後のロスジェネ、リーマンショックの頃を見て育ったため、今の価格は少し不思議な感じがしていた。

アナリストによって見方や考え方は当然異なるのだが、そこに世代によって強気、弱気の傾向があるのでは、という話をしていた。確かにバブルを知っている世代、見ていた世代、なんとなく知っている世代、まったく分からない世代、30年も経てば確かに同じことについても見方や捉え方が世代によって異なってくる。それは今回の3万円がバブルなのか、どうか。まだ大丈夫なのか、そろそろ危ういのかの見方に影響しているようだった。

実はそんなジェネレーションギャップは世の中にあふれているものの、中々意識されにくい。なぜかと考えてみると、それは正しい・間違っているがないからではないだろうか。ひょっとすると、いたる所にあるそんなギャップを埋めていくこともこれからの日本の社会には必要かもしれない。

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