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8年ぶり浜松餃子リベンジ|浜松2020

井伊谷城 直虎ちゃん

8年前に浜松餃子を食べ損ねたな、という思い出から、浜松餃子リベンジとして、友人らと浜松に行くことになった。日帰りで。

まずは浜松市郊外にある井伊谷城に向かう。2017年大河ドラマ「おんな城主直虎」でおなじみ、井伊家の城があった場所だ。それほど規模は大きくない山城で、遺構としては二の丸、三の丸跡がある。

直虎ちゃんなるゆるキャラも存在。名前そのままだし、申し訳程度の直虎以外の浜松成分。見た目の可愛らしさと裏腹に、昔ながらのゆるキャラ味を感じる。

また、この井伊谷城、大河ドラマのときに、本丸跡までの道が舗装されたらしい。直虎ちゃんといい、城の舗装といい、全乗っかりである。これが大河ドラマ効果というヤツか。(直虎面白かったけど。)

龍潭寺&実相寺 庭園

井伊谷城につづき、井伊家にゆかりの深い龍潭寺へ。こちらも大河ドラマでおなじみで、実際に井伊直虎の墓がある。

庭園が美しい寺で、紅葉が終わりかけの季節ではあるものの、縁側から眺める庭が美しい。縁側に座っていると、スピーカーで庭の説明が流れる。石の一つ一つに名前と意味があり、全体でみれば鶴亀を表しているとのこと。

回遊式ではなかったが、これには庭園好きの友人もニッコリ

龍潭寺の隣のお土産で「浜納豆」なる、名物?を購入し、後日食べる。(ドライ納豆の梅入りのようなもので、梅が苦手な僕にとっては・・・)

続いて近くの実相寺で、庭園を見物。龍潭寺と同じく、池泉式庭園で、石組みなどもよく似ている。龍潭寺に比べると半分くらいの広さではあるが、枯山水が敷かれている。観る位置によって異なる石組みに見えるように配置されているとのこと。

庭園は、ただ景色が良いだけではなく、何かを模したり、再現したりということがあるとは知っていたが、とても計算されて作られているということを、あらためて知る。そのため庭園好きの友人もニッコリ

少し時間があまったので、近くの気賀という昔の関所のあった場所へ。こちらも大河ドラマの(以下略)

特に何が残っているというわけではないが、道の駅の一歩手前のような施設になっており、それっぽく整備された場所である。ドラマ内で、この場所の重要性が語られており、その後の江戸時代では関所・宿場町として栄えた。今となっては、新幹線も高速道路も海側を通っているので、いまいち知名度はないので、歴史的な交通の要衝としての場所は、知る人ぞ知るところである。

施設内の古地図を眺めていた歴史好きの友人も、「気賀の重要性が分かった!」と興奮していたので、きっとそうなのだろう。

浜松餃子リベンジ

昼過ぎ、メインの目的である浜松餃子。

事前に調べておいた「初代しげ」なる店へ。訪れると30分ほど待つとのこと。順番になったら電話をくれるということなので、近所を散歩。

なんということの無い、浜松郊外の住宅地であるが、急に友人が言う。

「あそこに川があるね。」

お分かりいただけただろうか。

指差した先は行き止まりになっており、木々が並ぶだけで川は見えない。そんなバカな、と言いながら行き止まりの先に行くと、

果たして、小川があった。

友人曰く、木々の立ち方で分かったらしいが。。。ブラタモリか何かか。

そんな茶番をしたところで、店から電話があり、入店。スタンダードな餃子セットを注文。

浜松餃子、さっぱりしていて美味しい。茹でもやしと一緒に食べるようで、臭みもなく、中にキャベツや白菜などがたくさん含まれている軽さなので、いくらでもいけそうな味。これは宇都宮餃子と浜松餃子とで競うのも無理はない。

浜松餃子リベンジを達成したところで、ついでに浜松城へ。こちらは8年前にしっかり訪れているので、リベンジの必要はないが、位置情報だけは確保しておきたい。

浜松城にも庭園はあるのだが、こちらは昭和末期に作庭された現代式庭園。木々に囲まれた森の中を歩いているような雰囲気なので、開放的な雰囲気はあまりない。

そのため、これには庭園好きの友人はゲンナリ。(単に彼の好みが浄土式とか回遊式なだけ)


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