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2.5次元舞台『ツキステ 。』の話をします(8幕)





第8幕
『TSUKINO EMPIRE ~unleash your mind~』(東京:2019.3.27~3.31)
会場:舞浜アンフィシアター 全9公演


―その日、おわりのはじまる音がした





みなさんお久しぶりです!Sufayです!
今回でやーっと『ツキステ。』第8幕の記事を書くことができました。
会場は舞浜アンフィシアター、もはや今ではヒューリックホール(有楽町)の次に愛着があるといっても過言ではない場所です(※あくまで個人の感想です)


さて今回の物語、舞台は原作にありました『ツキノ帝国』です(通称:ツキ帝)。もともとは2015年のAGFで、ツキプロ合同舞台(ツキノ芸能事務所に所属するユニットたちが合同で出演する架空の舞台演目)として公開されたイラスト&ストーリーでした。


なんとなんと、まだQUELLはデビューしていなかったそうで?!月日の流れの偉大さを感じます……(ちなみに筆者は当時、ツキウタの「ツ」の字も知りませんでした)

そんな合同舞台がなんと現実になった。


現実が追いついてきました。

今回のツキステ。8幕ではアイドルではない彼らの『if』の物語となり、すってんころりんはありません。
ストーリーもめちゃくちゃ壮大、かつ出演者数も当時過去最大でした!

・Six Gravity
・Procellarum
・SolidS
・QUELL
・オリジナルキャスト ほか

……さすがアンフィシアターは規模が違う。夢の国の隣にあるだけある。

お当番回は年長4人(始、春、隼、海)です。第5幕の『兎王国』ではリダズ(始と隼)二人がお当番回、と明言されていましたが。今回は年長4人でお当番します。



まず初めに言っておくと……
年長推し(特にコンビ押し)はぜーーーーったい観た方が良いです。


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とりあえずあらすじ


―平和は、突然終わりを告げるーー。


突如現れた、所属不明の謎の艦隊。それは未知の機械を搭載した、巨大な戦艦の数々からなるものだった。(中略)
だが、その艦隊にはあるべきもの……搭乗員の姿がなかった。

―『彼ら』は、前触れもなく牙を剥く。
『彼ら』は乗組員など必要としていなかった。機会が、戦艦そのものが、意思をもつ侵略者だったのだ。(中略)人類は『滅亡』という未来を見る。

だが……たった一つ残った希望があった。
それは、人類との対話に成功し、人類との共存を望んだ、ごく少数の『彼ら』の中の『反逆者』たちだった。(中略)かくして、人類の生き残りをかけた最後の戦いが始まったのだ。

―そして、世界は形を変える。
※公式HPより引用


……


…………何回中略するんだ(笑)


御覧の通り、もうめちゃちゃ壮大です。上記あらすじは、当時のAGFでも公開されていたそうなのですが、あまりの壮大さに今まで完全に理解できている人は少なかったようです。(情報公開量も所以して(笑)


この『そして、世界は形を変える』というフレーズは8幕で頻繁に登場します。
ざっくりまとめますと、『彼ら』と呼ばれる未確認生物VS人類、の宇宙大戦争です。

ではさっそく、今回もみどころを書いていこう!


と、思ったのですが(?!)

このnoteの記事もありがたいことに8幕まで続くことができ、改めてこれまでの公演を思い返しながら『じゃあ8幕にしかない良さ、ってなんだろう』と考えました。


結論、これは『ツキウタ。』『ツキプロ』というコンテンツの素晴らしさ、だと思います。


もちろん、キャラクターや楽曲、原作のストーリーの奥深さなど挙げるとキリがないのですが。今回はこの点に注目して書こうと思います。




後続ユニットとの関係

・まず、今回の8幕ではツキステ史上初めて、後続ユニットも参加する舞台となりました。


SolidS(ソリッズ)とQUELL(クヴェル)、通称SQ(スケア)と呼ばれている2ユニットですね。
※補足:現実世界では、両ユニットともツキノ芸能プロダクションに所属するアイドルユニットになり、グラビやプロセラの後輩に当たります。


ちょっとメタ発言をすると、8幕公演時、SQS『スケアステージ』というSolidS・QUELLの8名がメインの舞台が既に公演されており人気を博していました。めちゃくちゃ格好いいダンス、そして声帯が本人過ぎるキャストさんばかり……そんな8名が参加されると聞いて、筆者は観劇前からテンションMAXです。


もともと、ツキプロという事務所の良さは、ユニットの個性や多様性の尊重・自由さにあると感じているのですが。

今回の8幕を見て、「あぁ、ツキプロっていいなぁ」としみじみ感じております。ユニットの垣根を越えた、キャラクター同士の関係性も必見です。

・始、隼、志季、柊羽というリーダーでの組み合わせ
・春、海、英知といった〝参謀〟ポジション

後続ユニットのキャラクター性や、楽曲を知らない人でも。8幕を見ると、彼らとグラビ&プロセラの関係性だったり、「この人はこういう性格なんだ」というのがザックリ理解できるストーリーになっています。
そんな8名に助けられながら、年長4人は物語の心髄へと突き進んでいくことになります。



8幕を見る時に浮上しそうな疑問点

なにせ壮大な8幕なので、初めて『スターウ〇―ズ』最新作を見た時レベルで疑問点『?』がいっぱい浮上します。


(恐らく頭の言い方はスッキリ理解できたのですが、いかんせん私の脳内処理は一度見ただけでは追いつきませんでした)

・『彼ら』とは何なのか
・この世界の始さんの出生
・隼、という存在の矛盾
・世界とは?


主にこの4つが出てくるのではないでしょうか?(古畑ボイス)この疑問に関しては、皆さんが色々なご感想や考察を書かれてらっしゃるので、ぜひそちらを参考にしていただきたい!

そして畏れ多くも、私自身Twitterのモーメントに8幕の考察をまとめさせていただきました。
https://twitter.com/i/events/1108713968774713344?s=21
複雑すぎて頭が痛いです(笑)。


結局その後どうなったの?

なんと、この『ツキステ。』8幕の後日談が!


あるんです!!!
先にご紹介したSQS(スケアステージ)にて。


SQS EP4『TSUKINO EMPIRE~Beginning of the World~』というタイトルで、8幕の3年後、が描かれております!!!!やったー!!!!

そしてそして……


このSQS EP4には......

・Six Gravity
・Procellarum
・SolidS
・QUELL
・SOARA
・Growth

が参戦します!増えてるやん!
ツキプロの名だたるユニットが全員集合の夢の舞台です!嬉しいー!(落ち着け)
どのユニットもとても素敵なので、気になった方はツキプロ公式HPをぜひご参照ください。
https://tsukino-pro.com/
(※バズロックやinfinit0は、ツキノ帝国発表当時まだデビューしていないため登場はありません)


まとめ

今作8幕のキャッチコピーでもある『そして、世界は形を変える』……世界はどのように変化したのか。
そして始さんや隼さん、みんながこの帝国に存在している理由とは、『彼ら』に与えられらた真の目的と黒幕とは?!
純粋に物語を楽しむこともでき、仲間やユニット同士の絆を確認することもできる。そしてアイドルと、そうではない「If」の彼らの輝きを2度味わうこともできる。


改めて、ツキステは素敵な作品だなぁと。8幕を通して感じました。

P.S いつも一緒に観劇してくれる友人さんへ。8幕の際も本当にお付き合いありがとうございます!


今回で、2.5次元舞台『ツキステ。』の話をします、は終了になります。
ここまでお読みいただき、貴重なお時間を割いていただき本当にありがとうございました。コロナ禍の3月に書き始めた記事なので、近い未来『ああそんな頃もあったなぁ』と笑い返せる日常が戻ることを祈っております。
みなさまも、お身体等々にお気をつけて。楽しい推し活ライフを満喫してください!

Sufay-スファイ-


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