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2019年12月デビュー組のVtuberチャンネル登録数を調べてみた

こんにちは、こんばんは、はじめまして!!

名古屋のデザイン会社で働く「ピクシーー!!!」といいます。
普段は、Webサイトの制作やマーケティング、休日はサッカーや旅行に出かけるアウトドア人間です!

今回は久しぶりの統計分析記事。デビューから1年を迎えた2019年12月デビュー組の現在を調査して見ました。

以前の分析や統計記事は下記のマガジンにまとめてありますので、興味のある方はご覧ください。

今回の記事は、生々しいものですので、私は数字に興味ないんだ!!って方はご注意ください。

では、どうぞ!!


調査の前提条件

今回の調査は下記の点を前提条件としています。

・Vtuber新人発掘(@Vtuber_Hakkutsu)さんにて紹介されたVtuber
・自己紹介動画を2019年12月にアップしているVtuber
・最も古い動画投稿が2019年12月のもの。つまり、以前のアカウント引き継ぎは除外

上記の条件の結果、全部で279名のVtuberを調査対象としました。


①アクティブと引退・活動休止率

最初に、アクティブ(現在も活動中)かどうかを調査しました。引退・活動休止率の条件として、動画投稿が3ヶ月止まっているかどうかを基準としています。その結果が、次のとおりです。

アクティブ:54.5%(152名)
引退・活動休止:45.5%(127名)

つまり、1年間の間に約半数のVtuberが引退・活動休止になっているというわけです。以前書いた記事でもほぼ同率の数値が出ているので、このデビュー1年で半数というのは、一つの基準として考えられるかもしれません。


②チャンネル登録数の平均値と中央値

次にチャンネル登録数を調査していきます。チャンネル登録数を調査する際は、次の点を条件にしました。

●現在アクティブのVtuberを対象
●チャンネル登録数を非公開にしているVtuberは除外
●チャンネル登録数は12月29日に調査

上記の条件から、147名のVtuberを対象に調査しました。まずは、平均値と中央値です。

平均値:1614.2
中央値:266.0
※ 中央値とは調査対象のちょうど半分にあたる数値のことを指します。調査対象が100件の場合、51件目が中央値と言われます。

平均値が1000人を超えているので、「あっ、結構いけるんだ」と思う方がいるかもしれませんが、注意が必要です。上記の結果は、平均値と中央値との差が大きいことが見て取れます。つまりは、信頼性が乏しい数値とも言えるのです。

極端な例ですが、年収900万の人と年収100万の人の平均は500万になるわけです。この平均値って信頼できますか??

実際のデータでは、1年でチャンネル登録数10,000以上を達成した人が3名います。その方達が平均を引き上げているわけなので、この3名を除外し、改めて平均値と中央値を算出します。

平均値:479.7
中央値:263.0

一気に数字が近くなり、信頼性が高くなったように見えますね。この数値、皆さんには、どのように感じますか?

多いですか?少ないですか?


③チャンネル登録数1,000超えの割合

次に、チャンネル登録数1,000を超えたVtuberの割合を調査してみます。多くのVtuberが収益化の条件になるチャンネル登録1,000を目標として掲げているためです。

今回の調査は引退・活動休止中を含めた279名を対象に割合を算出しました。結果としては、下記のとおりです。

チャンネル登録数1,000超えのVtuber:6.5%(18名)

先回の統計記事では、7.4%という数字が出ています。やはり、1,000に到達するのは1年でも大変だということです。

では、500人ではどうでしょうか?少し気になりませんか??こちらも同じように調査してみました。その結果は次の通りです。

チャンネル登録数500超えのVtuber:14.0%(39名)

この結果、みなさんはどのように感じますか?Youtubeの場合、どうしてもチャンネル登録数1,000に目がいきがちですが、500もかなり上位層であることがわかる結果ではないでしょうか?


④上位層のモデル・活動内容

最後に上位層に入っているモデルや活動内容を調査してみました。まず、モデルです。

●モデルは女性・男性と分類。
●バ美肉も女性に分類

調査結果は次のとおりです。

チャンネル登録1,000人超え:女性 17名、男性 1名
チャンネル登録500〜1,000人未満:女性16名、男性5名

こちらの結果からは、以前から言われているように、男性Vtuberは伸びにくいということが示されていると思われます。しかし、モデルだけが原因でしょうか?

そこで、ここに該当している男性Vtuberのメインの活動内容を調査してみました。主な活動内容は次のとおりです。

ゲーム実況:2名 歌:2名 TRPG:1名

ほとんどのVtuberがメインでやっているゲーム実況で、上位層に食い込んでいるのは、実は2名だけです。他の3名は歌・TRPGと「オリジナリティ」を打ち出しているわけです。

また、女性Vtuberでもゲーム実況ばかりが伸びているわけではありません。豆知識や歌、ASMR、ゲーム攻略などそれぞれの「オリジナリティ」を打ち出しています。

このように見てみると、モデルも影響は出るだろうが、活動内容も十二分に影響を与えていると考えられます。

⑤まとめ

今回の調査結果からは、次のようなことが考えられるのではないでしょうか?

●デビュー1年で、約半数のVtuberは引退・活動休止になる
●活動期間1年でもチャンネル登録1,000人は高いハードル
●実は、チャンネル登録500名も十分に高いハードルという事実
●チャンネルの伸びにモデルは影響を与えている
●一方で、活動内容に「オリジナリティ」があれば十分に伸びる要素がある

いかがでしょうか?他にも何かしら意見があれば、教えていただけると助かります!!


⑥ 調査中に気になったVtuber

最後に、今回の調査中に特に気になった「チャンネル登録1000名未満のVtuber」を紹介していきます。(敬称略)僕の主観なので、あしからず!

月灯るの(@tsukitou_runo)
歌動画や配信を中心に活動しているVtuber。たまーにゲームもやっているようですが、95%は歌関連。Vtuberの歌枠が好きな方にはおすすめです!!


けだま(@kedama_vch)
何だろう笑。その姿、配信画面、内容まで全てが「もふもふ」を感じられるVtuber。「けだまちゃんのはぁぁんもふもふ」は聞いて損はないですよ!


てるあ(@10terua)
プロセカ(プロジェクトセカイ)の攻略動画をアップしているVtuber。ここ2ヶ月ほどはこのゲームの攻略動画をアップしてくれているので、プレイしている方は参考にしてみては??


エニグマ伯爵(@Earl_Enigma)
つい先日行われた「Vtuberを発掘せよ」にも出演されたイイ声をお持ちのVtuber。最近では、「Battle of V」というゲームも制作されたマルチな才能を持った方。声真似だけじゃないんだよ 笑。


バケツさん(@Baketsu_san)
TRPG動画をメインとしたGM系Vtuber。TRPG を知りたいという方には、特におすすめ。TRPGに対する思いが伝わってくるのでは??あと、自己紹介動画は本当におすすめ!!

いかがですか??まだまだ、個性的なVtuberってたくさんいるんですよね。もし、お時間とかがあれば、一度Vtuberを探す旅をしてみては??


今後もこのような感想や紹介、たまに分析・考察記事を書いていきますので、宜しかったらnoteやtwitterのフォローをお願いします!フォローしてくれるとモチベーションが上がります!!

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