Vtuberにとってどんなコラボがチャンネル登録に好影響をもたらすのか??
こんにちは、こんばんは、はじめまして!!
名古屋のデザイン会社で働く「ピクシーー!!!」といいます。
普段は、Webサイトの制作やマーケティング、休日はサッカーや旅行に出かけるアウトドア人間です!
今回は先日ご協力いただいたアンケートをもとに、Vtuberのコラボにおいて、チャンネル登録に好影響をもたらすものはどんなものかを考察してみたいと思います。
この考察をしてみたいと思った背景は、「年末年始の企画配信において、一気に伸びたVtuberが見られた」ためです。
伸びたVtuberはどんな企画配信で伸びていったのでしょうか?その点を考察していきたいと思います。
では、どうぞ!!
結論【コラボはチャンネル登録に好影響を与えるものがある】
もう、これに尽きるのではないでしょうか。
「コラボはチャンネル登録に影響を与えるものがある」
これは、多くのVtuberやリスナーが感じていることだと思います。実際に、「コラボすればチャンネル登録は増える」とまことしやかに囁かれていますよね。
しかし、僕は「与える」ではなく、「与えるものがある」とさせていただきました。なぜなら、全てのコラボがチャンネル登録に好影響を与えるとは必ずしも思えないからです。
好影響を与えるコラボには、いくつかの条件が必要になってくるのではないかと考えているわけです。それを考えていきます。
①企画・配信内容
まずは、企画・配信内容から考えてみます。これは、「トーク系」が大切になると思います。
いわゆる「凸待ち・ゲストトーク」といった内容です。
トーク系のコラボは、「出演者の魅力」がよりリスナー側に伝わってきます。声が良い、見た目が良い、トークが良い、活動内容など、その人独自の魅力(オリジナリティ)が、リスナー側にダイレクトに伝わるのがトーク系の魅力です。
この魅力が伝わったリスナーは、そのVtuberの動画視聴やチャンネル登録に動くという流れが生まれやすくなるのではないでしょうか。
では、ゲームコラボはどうでしょうか。実は、ゲームコラボはあまり好影響をもたらさないと思っています。その理由としては、「ゲーム」という強力なコンテンツがVtuberと同じ位、もしくはそれ以上の存在感を示すためです。
ゲームというコンテンツが入ることで、ゲーム中心のトークになったり、画面占拠もゲーム画面が大半を占めてしまいます。また、リスナー側の意識もVtuberではなくゲームに向けられがちになります。
結果として、その人独自の魅力(オリジナリティ)というものは、リスナーに伝わりづらくなるのではないでしょうか。
②コラボ相手
次に、コラボ相手です。コラボ相手は「層」が違うほど、リスナーとの新しい出会いが増えると思っています。
この層という言葉は、チャンネル登録数やメインの活動内容等を指しています。
分かりやすい例ですが、チャンネル登録数が多い相手とのコラボであれば、より多くのリスナーとの出会いが増えます。また、メインの活動内容が違う相手とのコラボであれば、リスナー層も異なってきます。
このように、コラボ相手の層が異なれば、リスナーとの新しい出会いのチャンスが増えてくるのではないかと考えました。
③ホストorゲスト
次に、ホストとゲストどちらがチャンネル登録に好影響をもたらすのかです。これは、双方にメリットがあることだと思います。「持続力」ではホスト側、瞬発力では「ゲスト」側ということになるでしょう。
ゲストで出演することで、ホスト側はそのゲストを主役として話をしてくれることがほとんどです。また、ゲストで出演することで先にも記載したように、自分のことを知らない新しいリスナーとの出会いも増えていきます。
そうすることで、一気に自身の魅力が伝わり、多くのチャンネル登録を獲得できる可能性が高くなるわけです。
実際に、この配信にゲストとして参加した華月エアリ(@bluemoonairy)さんはこの配信後に、一気にチャンネル登録数を増やしています。
逆にホスト側になると、既に自分を応援してくれるリスナーが多数いるため、新たな出会いというものは少なくなります。しかし、自身のチャンネル内にアーカイブという形でその動画が残るわけです。そのアーカイブを見たリスナーが自身のチャンネル登録するという可能性は、ホスト側の方が高いのではないでしょうか。
④Vtuberリスナーの心理
次にリスナー心理についてです。まず、最初に以前、僕がTwitterで募集したアンケートの結果をお見せします。
このアンケートは、Vtuberリスナーが自分のYoutubeの登録チャンネルの整理しているかどうかを質問したアンケートです。
104票もの回答をいただきました。ありがとうございます。
このアンケートがの得票数で有効値になるとは考えていませんが、目安にはなると思います。ここで注目したいのが、「約半数のリスナーが登録したチャンネルを整理していない」という結果です。
実は、この結果が、Vtuberリスナー独特の行動を暗に示しているのではないかと考えているわけです。
一般的にYoutubeのチャンネル登録の流れは、
①Youtube検索やtwitterなどから、面白そうな動画を見る
②面白ければ、チャンネル登録。もしくは、チャンネルに移動して他の動画を見てから、チャンネル登録。
だと思われます。
しかし、Vtuberのコラボをキッカケとしたリスナーのチャンネル登録は2つの流れがあるのではないかと思ったわけです。
チャンネル登録整理をするリスナーの多く
①コラボで新しいVtuberを知る
②コラボから知ったVtuberのチャンネルや配信を見てみる
③面白そうだったら登録する
こちらの流れは、一般的なYoutubeチャンネルの登録の流れと近しいものがあります。違いがあるとしたら、①のコラボがYoutube検索で動画にたどり着くというくらいではないでしょうか。
チャンネル登録整理をしていないリスナーの多く
①コラボで新しいVtuberを知る
②コラボから知ったVtuberのチャンネルを直ぐに登録する
この流れはまさにVtuber界隈の独自の流れのような気がします。実際に配信中のコメントや配信後のtwitter等で登録したと報告しているリスナーは多数確認できます。
では、どのような理由でこのような流れになるのでしょうか。その理由は3つあると考えています。
①チャンネル登録が増えることをデメリットに感じていないリスナーが多い
Youtubeのトップ画面ではオススメ動画が視聴履歴から表示される。また、リマインダー設定をすれば推しのVtuberの配信を見逃すことがない。
②リスナーはチャンネル登録1000人で収益化することを知っている
Vtuberリスナーの多くは、チャンネル登録1000人で収益化することを知っている。そのため、登録することで応援になるということを既に知っているリスナーが多い。
③推しのVtuberにチャンネル登録をお願いしますと頼まれた
デメリットが無い分、推しに頼まれると登録しておくという流れになりやすい?
このことより、コラボによってチャンネル登録数に好影響が与えられると思うわけです。
特にチャンネル登録整理をしていないリスナーにとっては、チャンネル登録が増えることに抵抗が無い方も多いのではないでしょうか。
⑤個々の活動
実は、ここが一番大切な要素だと思っています。
年末年始で一気に伸びたVtuberの多くが「これまでの活動をしっかりやってきた・自分の武器を知っている」という2つの特徴を持っていると感じました。
外から見ていると、運が良いと思われている方々かもしれませんが、そこまでの過程をしっかりやってきた人達だからこそ、得たチャンスだったのだろうと思います。
また、その企画に参加しようと決めて、動いた結果なのだろうと思います。
たしかに、大型企画に参加できた・爆発的に伸びたというのは、運があったのかもしれません。しかし、そのチャンスをつかみ取ったのは、間違いなくその人達の実力だと断言できます。
⑥まとめ
今回は、どんなコラボがチャンネル登録数に好影響を与えるのかを考えてみました。
特に、年末年始の企画配信では、上記の内容に該当するコラボが複数有り、そこに参加したVtuberのチャンネル登録数に好影響を与えたと思います。簡単にまとめると次のとおりです。
●トーク主体の企画は参加者の魅力がダイレクトにリスナーに伝わる
●自分とは層の違うコラボ相手と共演することで、新しい出会いが生まれる
●ホストは持続力、ゲストは瞬発力が生まれる
●Vtuberリスナーの多くはチャンネル登録を増やすことに抵抗が無い人も多い
●個々のしっかりとした活動ができている
いかがでしょうか?これらの条件が揃ったコラボは、チャンネル登録数に好影響を与えているように感じるわけです。
しかし、これらの条件がそろった配信・企画というものは、そうそう実施されているわけではありません。そのために、Vtuberの世界にアンテナを張り、情報を見逃さないことも大切なのではないでしょうか?
また、こういった企画は有名なVtuberが主催することが多くあります。そのため、参加できたこと・共演者への感謝、参加できなくても企画を考えてくれたことへの感謝だけは忘れて欲しくないなと思います。
思った結果にならなかった、参加できなかった等で悪態をつくことだけはやめて欲しいです。
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