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もっとみんなで個人勢Vtuberを推していこう‼️

こんにちは、こんばんは、はじめまして!!

名古屋のデザイン会社で働く「ピクシーー!!!」といいます。
普段は、Webサイトの制作やマーケティング、休日はサッカーや旅行に出かけるアウトドア人間です!

今回は、Vtuberさんの分析をしながら感じた個人勢Vtuberさんを推していって欲しいリアルな現実についてを書きました。

結構、重たい内容になってしまいますが、分析をした結果なので、客観的に読んでもらえればと思います。

データとしては、先日、書いた今から約1年前(2019年10月版)の分析結果と今から約半年前(2020年4月版)の分析を行った結果から報告をしたいと思います。
データ元はVtuber新人発掘さんの紹介データを参考にさせていただきました。

では、どうぞ!!


1.アクティブと引退・活動休止

最初はアクティブと引退・活動休止についてです。下の表をご覧ください。

ここでいう、引退・活動休止とは3ヶ月間Youtube上に動画投稿が無い方をさしています。

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うん、少しわかりづらいので、確率表示にしたいと思います。


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この結果からは、デビュー半年までに3人に1人が引退・活動休止、1年で2人に1人が引退・活動休止しているといえます。

一方で、6ヶ月から1年の間は15%上昇していますが、デビューから6ヶ月までの間よりも数字の伸びが緩やかになっているといえます。

このことより、最初の6ヶ月で引退・活動休止される人の割合が実は多いと推察できます。


2.動画本数

次に動画本数を見てみます。ここでは、上記のデータのうち、現在アクティブで活動されている方を対象としています。

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日数から計算すると、どちらも平均で3日に1本のペースで動画がアップされていることになります。

ここでの動画には、配信のアーカイブも含まれるため、純粋な編集済みの動画のみのデータではありません。

このように、アクティブなVtuberは週2回Youtube上での活動が行われていると考えられます。


3.チャンネル登録数

次にチャンネル登録数です。チャンネル登録数については、アクティブかつチャンネル登録数が表示されている方を対象にしています。

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これだけ見ると、「1年で1,000行けそう!!」と思いがちですが、先回の記事でも書いたように、どちらのデータにも「外れ値」が存在しています。

外れ値とはデータ内で極端に多い数値を持つデータのことです。このデータがあると、平均値に大きく影響を及ぼします。また、中央値とは該当データの丁度真ん中の値を指します。

そのため、それぞれのデータの「外れ値」に該当するVtuberを外して、改めて計測してみます。

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この表を見てもらうと、1年でチャンネル登録500や1000に到達することがどれだけ困難な道なのか予想できると思います。

また、このデータからは、1日1チャンネル登録ペースであることが見えます。つまりは、Youtubeの収益化に必要なチャンネル登録1,000を達成するためには、3年かかるとも推察できます。


4.チャンネル1,000以上達成割合

次にチャンネル1,000以上を達成した人は、現在アクティブの中でどれくらいなのかを調査してみます。

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どちらも10%前後ということで、現在活動しているVtuberさんの10人に1人という割合になります。次にデビュー時期で比べてみます。


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こちらは、どちらも5〜6%前後、つまりは、デビュー時の20人に1人という割合です。1年間で1,000を達成した人がどれだけ凄いかがよく分かります。

また、デビュー時期がずれていても割合がずれていないため、現状はこの割合で推移しているということも推察できます。


5.チャンネル登録分布

では、どのあたりに一番チャンネル登録分布が多いのかを調査してみます。どちらもチャンネル登録1,000未満でヒストグラム(分布図)で見てみます。

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横軸がチャンネル登録数、縦軸が該当するVtuberの数です。
どちらも〜300人に固まっていることが分かります。つまり、個人Vtuberの場合、ファンを獲得する、認知を広めるということころに、苦労しているということが予想できます。


6.チャンネル1,000登録達成の外見

最後に、チャンネル登録1,000達成の外見を見てみます。

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圧倒的に女性の見た目が強いです。この辺りは、先日分析したにじさんじさんの結果と多少異なる印象を受けます。

逆にいうと、「個人Vtuberを見ているリスナーは女性Vtuberをよく見ている」という仮説が成り立つかもしれません。また、「男性Vtuberを見たいリスナーの多くは、企業の男性Vtuberを見ている」という仮説も考えられます。


7.最後に

分析した結果、個人Vtuberで活動する場合、差別化が出来ていないとチャンネル登録数という結果はついてきづらいという事が想定できます。

もし、収益化を意識した活動を念頭に置く場合は、下記のことがテーマになりそうな予感です。

・根気よく続ける
・認知を広げる活動をデビュー前後も取り組む
・繋がりを広げる活動が大切
・コストを掛ける(外見やマイクなどの機材周り、配信画面など)

とにかく、個人Vtuberの場合、認知を広げることが非常に困難な印象を受けました。Vtuberの数が増えすぎたために、需要と供給のバランスが崩れている様子も感じられます。

一方で、にじさんじやホロライブなどの箱の強さというのもより顕著に感じられています。これらのオーディションに合格すれば、まずチャンネル登録1,000に悩むということは、ほぼほぼ無いと思います。一方で企業に属するということで、違った課題というものは、現れるかと思います。
(今話題のことについては、触れません。。。)

もし個人勢vtuberさんで好きな人ができたら、みんな推していきましょう‼️本当に厳しい現実で戦っていると思うので‼️

今後もこのような分析が出来るときにしていきたいなと思います。
もし、何か分析の希望があれば、twitterのDM等で御連絡ください。出来る範囲で頑張ってみます!

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