ぼーっと見る「忍風戦隊ハリケンジャー」巻之十六〜十八

ピクシー

2020年6月12日 16:50

巻之十六「霧と予言装置」

　前回本物のシノビニウムの奪取に成功したゴウライジャー。それを使って予言装置を起動すると、「勇者が勇者を倒す時”アレ”は現れる」と言ったような内容が。これはハリケンジャー打倒を差すとして、彼らを敵として意識する2人であった。

　その一方で、こちらもゴウライジャーに勝ちたい気持ちに燃えるハリケンジャーの3人。現れたジャカンジャと戦っているとゴウライジャー2人も現れ、戦いに。

　思ったよりガン逃げするハリケンジャー。ゴウライジャー2人+ジャカンジャ(キリキリマイ師)が相手なので数は互角なんだけど、ゴウライジャー2人相手でもまあまあ苦戦するので仕方ないか。

　ただ、ガン逃げしたことでゴウライジャーとキリキリマイ師を引き離すことに成功。回れば何とかなるやろ戦術もとい、3人背中合わせで回転して霧を払うことで一転攻勢。絵面が最高に好き。やっぱ…回転は…強いな！

　撃破後、当然の権利の如く巨大化するキリキリマイ師に、旋風神で対抗。それぞれワイプで抜かれてるの、ちょっと新鮮味があっていいね…多分歴代で見ると珍しいシーンでもないと思うんだけど。

　ここでもちろんゴウライジャーもシノビマシンで出てきてハリケンジャーを倒そうとするわけだけど、なぜか三つ巴に。そして兄者はジャカンジャ首領タウ・ザンドが何かを企んでいることを察し始める…

　まあまあ久しぶりの旋風神ハリアーくん。

　ここで決着はつかず、見知らぬ島にそれぞれ飛ばされてしまうハリケンジャーとゴウライジャー。次回予告も不穏…というか、勇者(カブトライジャー)が勇者(クワガライジャー)を倒そうとしているんだよね。おっとこれは…？

巻之十七「暗闇と死闘の島」

　キリキリマイ師の集めたマイナスエネルギーで世界が破滅に向かう中で、勇者たちに用意された決戦の地(めっちゃ見覚えはある)。ハリケンジャーとゴウライジャーの戦いは、あまり集中力のなさそうなカブトライジャーのおかげかハリケンジャーの勝利に…
だがそこにチュウズーボが現れ、カブトライジャーに真の目的を果たせと迫る。同時に現れたマゲラッパ軍団とギリギリガイ師の対応に追われるハリケンジャーを他所に、彼は弟を攻撃し始めた！！

　今までも割と世界がやばい状態になりがちだったこの世界も、20話を迎える前にかなり滅亡寸前へ。ウルトラマン80かな…？(名前だけ)

　次回予告の時点である程度の察しはついてたんだけど、予言の内容は「同じ闇から生まれた勇者が同士討ちする時、アレ＝忍者の最終奥義が生まれる」というもの。それを理解した一甲が、肉親である一鍬より使命を取った形になる。そしてこの予言のホログラムに出てくる人物こそが、ゴウライジャー＝霞兄弟の父であった。
(この父親を演じるのは団時朗さん。まあ帰ってきたウルトラマンだよね。結構特撮作品に出てくれるイメージある。リュウソウとか。)

　信頼できるのは自分自身と兄者だけっぽかった一鍬。訳もわからず兄に襲われ、ロクに抵抗もできていなかった。ここつらいなあ…

　戦いの途中で、一甲は理性を捨てるために島のガスを吸う。腐ったヘルメットとゾンビじみた動き、そして吸う時の迫真の演技が今見ても結構怖いっすね…。
果たしてゴウライジャーの運命や如何に…？(ハリケンジャーはまあまあ本筋に絡めてないんだけど、こういうのって主役側だとやりにくそうだとも思うしあんまり気にしてない)

　これ本当に今更なんだけど、鬼押出しも城ヶ崎海岸も行ったことあるのでめっちゃ見覚えあってちょっと楽しくなっちゃった。それだけです、はい。

巻之十八「父と兄弟の絆」

　迅雷流の中でも、その残酷さから孤立していた霞兄弟の父、一鬼。そして彼の背中を追い続けてきた兄弟…。
(いや団時朗さん本当にかっこいいな…)

　ハリケンジャーに全てを話した一鍬。もう父は死んだ、今の兄は父と同じである。だから自分の手で止める、と意気込む彼に待ったをかけたのは鷹介。理性を失っている今は一鍬だけを狙って襲うことはできないはず。ではなぜガスを吸ったのか？それは一鍬に遠慮なく自分を討たせるためじゃないか？と。
それを聞き、ハリケンジャーと手を組むことを認めるのであった…兄を救うために。

　あ〜〜〜(手を組むのは)こういう流れだったのか〜〜全然覚えてなかった。ハリケンジャー側は忍者を世襲したわけでもないからまあまあ不躾なこと言ってたりするんだけど、そこそこ納得する理由だったなあ。

　一甲を探す4人の前に、ギリギリガイ師が立ち塞がる。