ぼーっと見る「忍風戦隊ハリケンジャー」感想 巻之十〜十二

東映特撮チャンネル、ハリケンは日曜更新組なんだけど土曜更新のフォーゼが終わったらしくウィザードが始まったみたい。タイミングいいしこっちも見ようかな。

巻之十「雷神と滅びの谷」

バリサンダー&ゴウライジンお披露目会。再び滅びの谷に赴いたハリケンジャー。ゴウライジャーの二人が滅びの谷に滞在していたのは、これらの調節のためであった(=迅雷流の本拠地だからとかではなかった)。

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ここ製作者の趣味が見える見える…

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空飛ぶハリケンウィンガーに対して、地を征くバリサンダー。覚えてなかったな…(当時の自分はギルスのバイクのラジコンで遊んでいたぞ。)あんまりヒーロー側はやれない(そんなこともないか)ひき逃げアタックは相変わらずエグい強さだよなぁ…。黒金のシックなベースにそれぞれのカラー、かっこ悪いわけがないよね。トゲトゲだし。

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そしてシノビマシンのゴウライビートルとゴウライスタッグが合体したゴウライシン。トリコロール(水色のおかげでかなり明るい印象)のセンプウジンと比べると、バリサンダー共々中二病をくすぐるというか…男の子だよね(は?)。合体前が戦車/装甲車じみているのもあって全体的に殺意を感じるデザインだよな、改めて見ると。DX版のおもちゃではビートルの方がやや扱いづらかったような思い出がある(スタッグは素直)けど、重量感と質感で大満足だったなあ。

そしてついに敗北するハリケンジャー。もう用はないと言い残し谷を去るゴウライジャー。それぞれが手を取り合うことはもうないのか…?(まあ確か後々に取り合うはずなんだけども)…。

巻之十一「夢喰いと再出発」

昏睡状態のハリケンジャーをよそに、子供達に夢を見せるカラクリ忍者現る。幸せな夢を見続けるのは本当に幸せか?という内容はリュウソウジャー最終盤でもあった(アスナかっこよかったよね)けど、結構難しいところなんだよな…。今回は愛犬を失った少女がピックアップされてたけど、それはもうしんどいので夢に逃げると言うのも致し方ないと思うよ…

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子供達の夢に転送されるハリケンジャーのシーン。赤ん坊の鳴き声からのこのカット、普通にトラウマものだと思う。ここで「キハーダかな?」って感想が出たらサイコサイコ…

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でもめっちゃドックヤードガーデン(みなとみらい)なんだよね。がっつりランドマークタワー映るし。地元なのでちょっと笑っちゃった。

普段の仕事が子供と関わっているのもあってか、吼太が真っ先に「夢」だと気づく。ここ素直にいいとこもらったな〜。基本3人で浮かれてるハリケンジャーだけど、ここぞと言う時に吼太が冷静なのは序盤から描写されているところだからね。

メカニック枠って特撮に限らず必要不可欠なものだけど、おぼろさんマジで大活躍だな…

巻之十二「テッコツと父娘」

ここまでおぼろさんの技術力に助けられてきたハリケンジャー。ゴウライジンの解析や「アレ」の正体を突き止めるなど、作業が中々進まない彼女と館長との間の溝。以前鷹介とぶつかった時も描写されてきたけど、館長はだいぶ素直じゃないキャラ付けなんだよね、今の見た目がハムスターだからと言ってもいい歳だし。それはそれとしておぼろさん過労死しないで…と言う気持ちは強いな…。

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ここイケメンポイント。おぼろ役の高田聖子さん、劇団☆新感線の方だったんだね。この作品だとほぼ後方支援だからアクションシーンは(ここまでは)あんまりないんだけど、チャリから降りる時の身のこなしが華麗ですごいよかった。

ゴウライジンとの再戦。今回は相手の時間稼ぎに乗らず、無事テッコツメーバを撃退…ということで決着は付かなかったんだけどもこれからどうなるか。2クール目はまたおぼろさんが活躍することでしょう(アレの正体を突き止めるとかね)。

画像出典
忍風戦隊ハリケンジャー
©︎テレビ朝日、東映、東映エージェンシー


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