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加減速をコントロールする(後編)

Writer

望月航介

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加減速をコントロールする(後編)

今回は複雑に考えていきますが、

その前にもっと簡単な素走りで加減速を考えます。

サッカーのピリオダイゼーション(オランダ)ではスプリントトレーニング(加速走、最大レストのスプリント、最小レストのスプリント)とゲーム形式(11v11、6v6、3v3など)が毎週コンディショニングゲームの日として設定されています。スプリントトレーニングで過負荷の状態を作ってから、ゲーム形式でも強度を維持できるようにトレーニングします。

スプリントトレーニングやゲーム形式のトレーニングはゲーム時間やレスト時間、本数などマニュアル化されています。

ということは、厳密に考えると、過負荷の状態を作り出すはずのスプリントトレーニングの質が悪ければ、ゲーム形式のトレーニング効果も薄まってしまいます。

では、まずスプリントトレーニングの質って何?となったときにまずはスプリントになっているか。スプリントトレーニングですから。次に加減速。加速してスピードに乗って、ゴールラインを通過して減速します。

動きで言うと、スタートラインに止まって、走り出して、全力で走って、ゴールラインは全力で通過して、減速します。

凄く当たり前のことのように聞こえるかもしれませんが、実は出来ていない選手は多いです。これが出来ないことによって、スプリント数、加減速数に大きな違いが出てきます。

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