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メディカルサポート体制の構築 ~高校サッカーでの経験~

Writer

安江大輔

安江さん1-1


①筆者プロフィール

 普段は栃木県の病院で理学療法士として整形外科・スポーツを中心に、現場のコーチとドクターとの連携を取りながらスポーツ現場復帰を目指しリハビリを行っています。外部活動として佐野日本大学高等学校サッカー部(母校)のフィジオ(理学療法士)トレーナーをしております。個人として「かけっこ教室」・「フィジカルトレーニング」指導を行っております。高校サッカーや身体のことについての情報を主に発信できればと思います。

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②高校サッカーメディカルサポート体制

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 2019年度栃木県と埼玉県の高校サッカー選手権の都道府県予選パンフレットより作図(予選敗退のチームのトレーナーの数は不明)しました。この数字が多いか?少ないか?は分かりませんがチーム数に対してメディカルスタッフの割合が少ないことが分かります。県ベスト8以上の強豪チームにはメディカルスタッフがいるチームが多いようです。

安江さん1-3.

高体連と比べJクラブユースには必ず1人以上のメディカルスタッフがいることが多く、病院と業務提携してサポートしているチームがほとんどです。

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浦和レッズと業務提携しているJIN整形外科スポーツクリニック

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鹿島アントラーズスポーツクリニック

理想のシステムがこのような形だと思います。メリットとしてはケガをしてからの迅速な医師の診断→病院でのメディカルリハビリテーション→競技復帰に向けたアスレチックリハビリテーション→現場でのフィジカルトレーニングがチームスタッフとの連携を取りながら可能で、選手のトータルサポートが可能です。下記の図のようなイメージです。

安江さん1-6

皆様のチームのメディカルサポート体制はどうですか?

成長期は心や身体の変化が大きく、ケガが多い時期と言われています。

子供達がケガがなく大好きなサッカーができる環境は整っていますか?

親が少しでも安心して子供をあずけられるようなメディカルサポート体制は整っていますか?

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 今回の記事では私がチームについてからどのようにしてメディカルサポート体制構築に向けて、行動してきた内容をまとめてみました。あくまでも経験した主観的な意見が多いので賛否両論あると思いますがよろしくお願いいたします。この記事を通じて様々な地域の人とのより良いサポート体制の構築ができればと考えております。


③メディカルサポート体制構築へ向けて

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