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この気持ちは僕のもの

好きなバンドへの愛を
個人的な思い出を交えて語る。

アナログフィッシュの皆様。
25周年おめでとうございます。


バンドの歴史25年のうち
わたし個人的には17年をともにしてきました。

出会いは2007年、ハタチの頃
大学のサークルで仲良くしていた先輩から
アナログフィッシュといういいバンドがいると
教えてもらったのがきっかけ。

「夕暮れ」
「のどかないなかのしずかなもぐら」
の少し奇妙とも言える曲調に心を掴まれ

「白黒ック」
「世界のエンドロール」
「エナジー」
の疾走感に心踊らされ

「公平なWorld」
「世界は幻」
の壮大さに感銘を受け

すぐにどハマりしました。

それから17年、いろんなことがありました。

初めてライブを見にいこうとしていた
2008年の京都磔磔は
州さんの体調不良で急遽形態を変えた公演になり
その後一時脱退が決まったことで
もっと早くバンドを知っていれば
もっと早くライブに行っていれば
と深く後悔しました。

でも、きっといつかはと願いながら
その夏にリリースされたアルバム
Fish My Lifeを聴き倒してました。

2009年に州さんが復帰されてからは
関西圏のライブは可能な限り参加。

アナログフィッシュきっかけで
仲良くなって付き合った
と言っても過言ではない当時の彼氏と
東京に何度かライブ遠征もしました。
貧乏学生なので、夜行バスで。
九段会館、日比谷野音、その他。
楽しかったな〜。

彼(ギター)と、最初にアナログフィッシュを勧めてくれた先輩(ベース)と、わたし(ドラム)の3人で
コピーバンドも2回しました。
これも楽しかった〜。

今考えると超しょうもないけど
夕暮れの「キャロットタワーがオレンジになった」
の部分を、彼が間違えて
「オレンジタワーがキャロットになった」
って歌ってしまって窒息しそうなほど笑った。
文字に書き起こすとやっぱり死ぬほどしょうもないな。
でも残しておく。


その後、就職し上記の彼氏とは別れ
別の人と結婚し、妊娠出産を2回経ても
アナログフィッシュの音楽とライブは
ずっとわたしのそばにありました。

元彼と別れて一人でライブに行ったら
新しい彼女を連れた元彼を見つけてしまい
見つからないようにこっそり見ていたJANUSも

フラワーカンパニーズの対バンを見たくて
仕事のストレスから逃げるように
定時ダッシュで転がり込んだ神戸VARITも

妊娠7ヶ月で泣く泣く諦めたOTODAMA2015も

産後3ヶ月、久しぶりに一人で夜に出かけて
母乳でパーカーがびしょびしょになった
KYOTO to TOKYOも

いつからかまた
一人でライブに来るようになった元彼と
再会して数年越しで一緒にライブを見た磔磔も

20歳からのわたしを支え続けてくれた
アナログフィッシュの音楽には
感謝してもしきれません。

今後、今決まっているいくつかのライブを終えたら
ライブ活動を休止する、というお知らせを読んだ時
バンド自体の休止ではないにしても
ライブを愛してやまないわたしには
衝撃が大きかったです。

しかも、大きな区切りとなる25周年公演は東京。

夫が家事育児もでき
わたしの音楽愛にも理解がある人なので
関西圏のライブは、子どもが産まれてからも
行きたいように行かせてもらってきたけど
東京は流石に無理…と諦めていたところ

なんとその前日に、大学時代の友達が
東京で結婚パーティをするとのことで
来て欲しいとのお誘いをいただきました。

そんな奇跡あるーーーーー!!???!!!!

もう、行かんわけにいかんでしょう。
結婚パーティにプラス1泊させて欲しい、
どうしてもアナログフィッシュのライブが見たい。
と夫に頼みチケットを取るに至りました。

ね、世の中なるようになってるんですよ。
大袈裟で自分勝手だけど、本気でそう思います。
願えばかなう。こともある。

ということで
アナログフィッシュ25周年ライブ ”So Far"
楽しみにしております。

こんな熱烈な思いを持って
偶然にも参加出来ることになった人がいること
どっかで伝えたいなぁと思って
とりあえず文章にしてみたnoteでした。

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