ひとつぶ

何者でもない二児の母。長めのつぶやきみたいなものを綴れたらいいな。

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何者でもない二児の母。長めのつぶやきみたいなものを綴れたらいいな。

最近の記事

この気持ちは僕のもの

好きなバンドへの愛を 個人的な思い出を交えて語る。 アナログフィッシュの皆様。 25周年おめでとうございます。 バンドの歴史25年のうち わたし個人的には17年をともにしてきました。 出会いは2007年、ハタチの頃 大学のサークルで仲良くしていた先輩から アナログフィッシュといういいバンドがいると 教えてもらったのがきっかけ。 「夕暮れ」 「のどかないなかのしずかなもぐら」 の少し奇妙とも言える曲調に心を掴まれ 「白黒ック」 「世界のエンドロール」 「エナジー」 の

    • それが一番大事

      昨日の夕方、保育園から帰宅して いつも通り夜ご飯の用意をしていた時の話。 洗面所に手を洗いに行った娘が なかなかリビングに戻ってこないなぁ と思っていたら 数分後、戻ってきた娘は 着ていた服をずぶ濡れにしていて わたしの顔を見るなり大泣きしだした。 娘も6歳になり 痛いとか悲しいこと以外で 大泣きするなんてもうないから どこかで指や手を挟んでケガでもしたのかと びっくりして 「どした?どっかケガした?痛いん?  なんでこんなびしょ濡れなったん?  どしたどした!?」

      • 親孝行のサポートをするという親孝行

        今年のGWは実家に帰省した。 我が家4人と 1歳の姪っ子連れの弟家族が同時に帰省したので 普段老人2人暮らしの実家は 数日間、合宿所のような雰囲気。 わちゃわちゃで楽しかったです。 その帰省の間に、心に残った出来事。 帰省2日目に父方の祖母にみんなで会いに行った。 施設に住んでいる93歳の祖母。 コロナ禍が過ぎ 面会も以前ほど厳しくはなくなったのに 聞けば、施設まで 車で15分ほどの距離に住んでいるにも関わらず 父も1年ほど会いに行っていないと。 理由は、最後に面

        • 「見えない」って見えるものを「見えない」って嘘をついて。

          夏頃から、リビングに花を飾るようになった。 若い頃はあまり花に興味がなかったし、 花のある生活って良いなと思い始めてからも この忙しさで生花の手入れなんて無理と 諦めてきたけど 夏前の祖父の四十九日法要のときに 祖父が遺したお花道具の中から 小さい花瓶をふたつもらってきたことと たまたまお花をプレゼントしてもらう機会が重なり もらったお花を花瓶に入れてみたら 「生花を飾るなんて、わたしちょっと余裕がでてきたんでないの」 って少し嬉しい気持ちになりまして。 お花を飾る

          夢見た未来ってどんなだっけな

          大学生の頃住んでた 築40年くらいのボロアパートの向かいには 新しくて綺麗で大きな ファミリー向けの分譲マンションがあった。 いつか結婚して 子どもを2人くらい産んで あんなマンションに住みたいな〜 と憧れていた。 けれど当時のわたしといえば 授業にもほとんど行かない バイトも嫌になったら適当にやめる 就職も決まってないのに 寝て食べてYouTube見るしかしない 家庭を持つどころか 自分のことすらままならない大学4回生。 就職する気も大学を卒業できる兆しもない これ

          夢見た未来ってどんなだっけな

          セクハラすらされない

          物心ついたときから痩せていたことなどなかった。 常にぽっちゃり〜肥満体型。 現在36歳。 身長156cmのわたしの体重と体型のヒストリー。 【~中学時代】 中学生の頃までは、まぁ普通だった。 おそらく身長は今とほぼ同じ155cm前後で 体重が50kgにいくかいかないか。 片道2km以上の通学路を毎日往復歩き 体育の授業は軍隊のように厳しく 吹奏楽部で毎日腹筋100回からの練習、合奏。 間食、買い食いは一切なし。 今思えば太る隙のない生活。 【高校時代】 高校に入学する

          セクハラすらされない

          ヘッドフォンガール

          先日、CDの整理をした。 今の分譲マンションに引っ越す時 元バンドマンの夫が実家から持ち込んだCDは おそらく500枚以上。 それらを 思い入れの強いものや サブスクでは聴けないものなどを中心に残して 半分まで減らした。 その中で、特に聴きこんだわけではないけど 手放せないなと思ったのが トップ画にしたLINDBERGのベストアルバム。 夫とわたしの最初の印象のはなし。 社会人1年目。 あまり話したことのない上司。 話しかけると第一声は「あ?」 ちょっと……怖いん

          ヘッドフォンガール

          生命力

          もうすぐお盆休み。 毎年この時期に思い出すことがある。 *** 6年前。 息子が1歳8ヶ月の頃に、2人目を妊娠した。 子宮内膜症の治療のために 薬を飲み始めたところだったけど やっぱりそろそろ2人目が欲しいということで 早々に投薬治療をやめて1ヶ月。 お盆休みに入る前の日、 妊活1クール目でまさかの妊娠検査薬陽性が出た。 まだ体調の変化はさほど感じなかったけど その頃息子がやたらと「あかちゃん」 という言葉を発するようになったのが気になって もしかして、という期待

          wanna be 暗中模索

          人生で2回だけ、占いに行ったことがある。 いずれも社会人1~2年目の2011年のこと。 1度目は2011年2月。 大学2回生のおわりから3年付き合っていた 当時の彼氏との将来が見えなくて でも好きだから別れる決心もつかなくて 仕事の職位も上がって忙しくて余裕がなくて とにかくいろんな意味でしんどかった時期。 久しぶりに会った高校時代の友達が よくあたると有名な占い師さんにみてもらった という話を聞いて影響されたのがきっかけ。 わたしが行ったのはそんな有名なところとか

          wanna be 暗中模索

          三つ子の魂百まで、というならば。

          5月に母方の祖父が亡くなった。 享年92歳の大往生。 祖父のこと。 元気なころの祖父は士業を営んでいて そのうえ茶道と華道の先生もしていて 休みの日には登山やマラソンをするような 正直、子どもだったから何とも思っていなかったけど 今思えばすごくバイタリティ溢れる人だった。 祖父にとってわたしは初孫。 近所に住んでいたし 産休後すぐに仕事復帰した母に代わって 日中は祖母がわたしの面倒を見てくれていたので ほぼ祖父母の子といっても過言ではないくらい 3歳で幼稚園に入るまでは

          三つ子の魂百まで、というならば。

          衝撃の百日紅

          木登り上手な猿でも滑り落ちてしまいそうなほど 木の幹がツルッとしてるから 「さるすべり」っていうんだ と祖父に教えられたのは子どもの頃。 先々月92歳で亡くなった祖父から 子どもの頃に教えてもらったたくさんのこと そのほとんどは忘れてしまったのに これだけはなんだか印象深くてずっと覚えていた。 (祖父の話はまた別で書きたい) 時はすぎて2019年。 大好きなYUKIのアルバム「forme」が発売された。 11曲目。百日紅。 読めなかった。 歌詞もメロディも好きな曲だなぁ

          衝撃の百日紅

          202208171830

          なんのとりとめもない、今日の18時半付近のこと。 ほんとになんのオチもないけど書き記したいこと。 18時15分頃、学童から帰ってきた息子を家に置いて娘の保育園までお迎えに出た。 マンション下に降りると小雨が降っていたけど傘は持っていなかった。 取りに戻るか迷ったものの、近いしまぁいいかと小走りでお迎えに向かう。 点滅し始めた信号を走って渡るか次を待つか悩んでいると、先を歩いていた足の悪いお婆さんが信号を渡り切る直前で転んだ。 そして起き上がらない。 向こう側の歩道には

          職務経歴書のサイドストーリー

          職務経歴書の裏話的な話をする。 だらだらと「人生の夏休み」として大学生活を過ごした私大文系の私。 2010年3月卒。 やりたいことも、冒険心も、特にない。 どこでもいいからとりあえず会社員やって、 自分が生きていくためのお金が稼げればそれでいい。 と思っていたのだけれど。 就活開始直前に起きたリーマンショックで就活は思った以上に難航した。 やりたいことが何もないながらも 唯一「これなら」と思った志望業界は リーマンショックの煽りをもろに受けて 新卒採用はかなり縮小され

          職務経歴書のサイドストーリー

          運命のシャンプー

          ここ10年ほど、ずっと同じシャンプーを使っている。 キツすぎず 甘すぎず爽やかすぎず 絶妙な香りがとても好みで、 美容室の専売品だから もちろん洗い心地も良くて 10年も使ってるのに今でもふと 「はぁ〜いい匂い〜」とうっとりしている。 ずっと使ってるからたまに飽きちゃって 他のシャンプーを試したりするけど 結局合わなくてこれに戻ってくる。 これ以上のシャンプーに出会えることはそうそうないだろうし 他に乗り換えることもないと思う。 一生使い続けるつもり。 結婚相手もそ

          運命のシャンプー

          わたしとコーヒー

          33歳、二児の母。 いい大人であるにも関わらず、いまだにブラックコーヒーが好きではない。 飲めなくはない。 好んで飲むかと聞かれれば「ノー」なだけ。 他の選択肢があるなら他を選びたいだけ。 それでもコーヒーにはだいぶ歩み寄ってきたほう。 20代前半の頃はコーヒーに全く魅力を感じず、スタバでも抹茶フラペチーノしか頼まないような女だった。 それが28歳。 1人目の子どもを出産して4ヶ月で育休から仕事復帰したとき。 まだ夜間の頻回授乳で寝不足フラフラのまま復帰した為、仕事

          わたしとコーヒー