章回小説と詩 -13
 今回からは筆者のお気に入りになった詩に焦点を当てていきます。まずは、紅楼梦から。物語序盤で、甄士隱が、旅の僧からひとり娘の英蓮が悪い運を背負っているので保護のため貰い受けたいと言われ、思わず断った時に、僧がその様子を見て高笑いしながら口にした詩です。
章回小説と詩_紅楼夢_親馬鹿への警告の詩