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爪が剥がれた話

なんてことのない話です。

10月に、エアコンのフィルター掃除をしてたんです。そのエアコンがまあまあ古くて、現在の最新のエアコンよりも分解して洗えるところが多かったんですね。なので、取り外せる部分はそれぞれ洗浄し、ピカピカに。2000年代製のものだけど、洗えば綺麗。
ここまでは良かったのです。

そして乾燥させたのちに、部品を合体させる過程で「ソレ」は起きました。部品をはめようとしても、ガチガチに固くてはめられない。さっき分解した時は簡単に取り外せたのに!
全体重をかけて思いっきりはめ込んだその時、指に違和感が。
あれ…?嫌な予感がしておそるおそる見たら、親指の爪が半分剥がれしまってました。見るまでは感じなかったのに、視認してからがすっごい痛かった。止血して水で冷やしてるのに痛みがじんじん増してくる。

痛い話は私も苦手なのでこれ以上描写しませんが、ほんっとうに痛かった!
でも、爪って根本さえ剥がれていなければ、また皮膚に付着するみたい。爪の半分以上がカパカパしてたので信じがたい情報でしたが、その後はぐるぐる包帯で巻いて、自然治癒を信じ待ち続けました。

また、爪が剥がれると、指に力が入りづらくなります。ヨガでも「カップハンズ」という、指先だけで地面に着き、体を支える方法があるんですが、それが怪我した親指に負担がかかるので大変だった。

そうして2ヶ月経過。
びっくり!爪がくっつきました!パチパチ!
一度剥がれたため、色はピンクではなく伸びた爪のように白いですが、今では指先用の絆創膏で保護していけば、問題なく使えるようになりました。


爪、本当に大切。
爪を怪我したことで気づいたことは、親指が日々の生活においてかなり重要な役割を担っていたということ。
最も、爪は指の形を整えたり力を入れるときも頑張ってくれてます。だけど私が言いたいのは、それよりももっと身近な生活においてです。印象的だったことを挙げてみます。

・スマホを打てない&他の指だと打ち間違える
・髪を洗う時に、親指がないと頭が揺れまくる
・読書の時にページを固定できない
・名刺交換を人差し指と中指で持つから奇妙な格好になる

コンタクトレンズも着け外しに苦労したし、食器洗いするときのゴム手袋は包帯巻きの親指が入らない。私は左利き寄りの両利きですが、それでも常に親指に気を使いつづけなければいけなかったので、不便な生活を送りました。いやあ〜大変でした。

完治するまであと3ヶ月はかかるだろうか。
普段は気分が上がるように、2週間ごとに好きなマニキュアを塗りかえているんですが、親指はまだしばらくお休みになりそうです。きっとマニキュアを塗る染料や、剥がす際の除光液で爪を弱らせてしまっていたんだろうな。


それでも懲りずに、親指以外は今日も淡いイエローの指先で過ごしてます。気をつけてれば、いいよね!


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