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続・ホロライブデバイスについて、読んでみた感想


 前回の続編が来たので書いていこうと思います。今回から本文の英訳が最後についてます(前回の記事にはつけないんですかね)。ではAIくんに記事要約を手伝ってもらいます。

記事要約

①デビュー前の準備
タレントのデビュー準備と共に、MV制作や公式チャンネルのコンテンツに取り組み、ReGLOSSの成功とファンの支持を得るために努力してきた。

②hololive DEV_ISのテーマ:挑戦と成長
ユニット単位で特化した挑戦を通じて成長を目指し、特に「歌とダンス」に焦点を当てた活動を展開している。

③歌とダンスのコンテンツ提供
"歌"に関しては既存のコンテンツを継続し、特に11月には全員や特定のペアでの歌唱コンテンツを投稿予定。"ダンス"については、3D制作を検討中で、メンバーは準備を進めながらダンスの基礎練習を行っている。成長を続ける彼らをサポートする。

感想

 飛び抜けた情報はなく、こんなもんかなという内容です。音楽を主体にするというのは初報のPRに掲載されていましたが、歌とダンスという文言が公式ソースで明言されたのは大きいでしょうか。なんでデビューで大きく打ち出さない?

 前回と違い具体的な話が出ていてそこは好印象です。「挑戦」「成長」も各3,4回程度に収まっています。順に追っていきましょうか。

 ①、デビュー前に準備や制作を重ねつつ、「ReGLOSSがデビュー後にしっかりと輝けるよう、また皆様に受け入れていただけるよう試行錯誤を積み重ねて」いたらしく新鮮な驚きがありました。

 個人的には既存ファンの理解よりやりたいことをやる、プロデュースチームの独自センスを押し出していく感じだと思っていました。謎の予告と正式告知以降のデバイス・リグロスの立ち位置、活動形態、方針の不明瞭さはスムーズな受け入れを目指した様に見えなかったので。ただ6期生との5:5コラボ企画はフォローとして良かったと思います。

 あとあんまり言うと野暮かもしれませんが、専門のプロデュースチームがデビュー後の動きを練っていたなら具体的にどの行動が指示されてたんでしょうね。まぁ流石に配信内はタレントの領分でしょうが、私気になります。

 ②、ついにリグロスのテーマが明かされたわけですね。自分は5人全員を追ってはないので単純に聞いてないだけの可能性もありますが、前回記事の後のネットの流れを見ても歌とダンスというテーマが既知のものであるという雰囲気はなかったのでほぼ初出しでしょう。
 
 歌とダンス、というとkpopが思い浮かびますが、あそこまで芸術的じゃなくても日本のアイドルにとって歌とダンスというのは何十年来保たれてきた基礎的なイメージです。

 音楽アーティストユニットという触れ込みから、正統派アイドルのようなテーマを持ってきたということになるわけで、イマイチ既存「ホロライブ」との差は見えてきません。ホロライブもアイドルを一つの柱にしていて歌とダンスを内包したタレント集団ですからね。
 
 ③、歌とダンスについて具体的な流れとして11月にユニットやペアでの歌ってみた動画を上げるということですが、これは挑戦なんですかね?

 唯一無二のオリジナル以外は挑戦ではないと言うつもりはないんですが、既存のホロライブタレントのほぼ全員が歌ってみた動画は上げていますし、公式非公式問わずユニット、ペアでの歌ってみたも珍しくありません。新しい箱を作った理由の、既存の「ホロライブ」ではやりづらくなったことをやるためという話とは少しズレを感じます。シングルを出していくのは多少独自感ありますが。

 ダンスについては3D制作中ということで、まぁそれは仕方ないというか待つしかないですね。特に轟はじめのダンスには純粋に期待してます。ただ現状の差別化できないリグロスを見てるとファン心には3Dデビューしていきなりダンスを見せつける、くらいしても良かった気もしますがそこはプロデュースの世界なので専門のチームにお任せしましょう。

終わりに

 遅かったものの明確なテーマが公表されたのは良かったです。ただデバイスという箱を新しく作った目的が既存のホロライブで出来ないことをやるためだったはずなのに「結局何がしたいの?」には答えられていないのが微妙なところでしょうか。

 歌とダンス、はいいんですがそれで何をなすのか、目標ややりたい事が見えない状態です。ホロライブでできないことを掲げて始まった箱なのでやるべきこと、やりたいことは明確にあるはずなんですけどね。ないならホロライブでデビューすればいいですから。仮に別の理由で立ち上げた箱ならホロライブではやりづらくなったことがあるとか書く必要もないですし。

 こっちが何かしらを汲み取ったり要件をあれこれ組み合わせてこういうことか?とやってしまうのもそれはそれでオタクらしいのですけど、それはどこまでいっても妄想に過ぎないわけで新しく箱まで作って生み出したユニットの目標、目的をファン任せにするというのも締まらないでしょう。

 現状はホロライブ7期生としてデビューしていても困らなそうなことしかしてませんし、7期生としてデビューしていた方が注目も認知も上がり、より輝いていた…とまでいうと想像になりますが。もし今は雌伏の時でじっくり根付かせてから緩急をつけて突然独自性を出す、という戦略なのだとしたらファンは一度安心した後に驚かされるような感覚になるのでそれも波乱を呼びそうです。

 前回も書いたかもしれませんがメンバー自体は割りといい感じな気がしているので今後に期待してます。既存ホロメンとの絡みが増えていくと色々意外な味も出てくるのかなと。かなラミあたりも途中から(いい意味で)変貌しましたしね。


 ……そういや清楚枠いない?

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