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【レシピ】ハンガリー風ロールキャベツ(Töltött káposzta)

ハンガリー料理は大体何でも好きですが、特に好きで、時々無性に食べたくなるハンガリー料理の一つがロールキャベツ(Töltött káposzta)でした。
日本のものとは何が違うかというと、ハンガリーではキャベツ丸ごとのザワークラウトがあり、その酸っぱいキャベツの丸々の葉で具を包むところにあります。また他のハンガリー料理と同じく、パプリカ粉も入れます。パプリカ粉の甘みとザワークラウトの酸味が美味しいレシピです。
日本はキャベツ丸々のザワークラウトなんてないので、作れないと思っていたのですが、ザワークラウトと一緒に煮込めばいいのだと最近気がつきました。
今回はクリスマスのイベントでのレシピなので、量が多いですが、適宜調整していただければと思います。
こちらのレシピ(ハンガリー語)を参考にしました。

・材料(約12〜16個分※タネの大きさに応じて)
・キャベツ…大きな葉16枚
(中身)
・豚ひき肉…1kg
・米…100g
・玉ねぎ…中1個
・にんにく…4片
・パプリカ粉…大さじ2
・塩…大さじ1
・こしょう(粉)…適量
(煮込む際の具材)
・ザワークラウト…680g
・ブロックベーコン…250g
(仕上げのルー)
・小麦粉…大さじ2
・サラダ油…大さじ1
・パプリカ粉…大さじ2
・ヨーグルト…200g

・作り方
1. 玉ねぎとにんにくを全てみじん切りにする。米は洗っておく。キャベツは包む分だけ葉をはがし、茹でるか電子レンジで加熱して柔らかくしておく。ブロックベーコンは1センチ幅程度に切り分けておく。

2. 中身の具を全て混ぜて捏ねる。

3. 具を整形し、キャベツで包む。
※ロールキャベツの巻き方には特にルールはありません。色んなサイトに上手な巻き方が掲載されているので、そちらも参考にしてください。

4. 大きめの鍋にザワークラウトを敷き、その上にベーコンを入れる。さらにそこにキャベツで包んだタネを敷き詰め、被る程度まで水を入れる。タネの上に大きめのキャベツの葉を被せる。弱火で1時間煮込む。
※落し蓋がわりになります。適当なキャベツがなければ普通の落し蓋でも可。

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5. 仕上げのルーを作る。フライパンでサラダ油を熱し、小麦粉を炒める。きつね色になる前に火を止め、パプリカ粉を混ぜる。ルーができたらヨーグルトでルーを伸ばす。
※火にかけたままだとパプリカ粉が焦げやすいです。

6. 1時間煮込んだ後、ルーを入れて煮立たせて完成。
※先にロールキャベツを取り出して、スープだけにしてからルーを足した方が、スープとルーが均一に混ざります。

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ザワークラウト680gは富澤商店や成城石井あたりに大瓶で売っている量です。かなり大量にできるので、半量や4分の1で作ってもいいかもしれません。寒くなるこれからの季節にもぴったりの一品だと思います。

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