44歳の勉強 ~2次試験 当日について~

中小企業診断士の2次試験を受験されたみなさまおつかれさまでした。
ほんとに疲れました。今、木曜日の早朝でして、ようやくnoteに記そうという気持ちになりました。

さて、2次試験については再現答案を作るというのが、ひとつの儀礼になっているようでして、いろんなSNSやサイトで再現答案を作っていたりします。また、資格の学校ではこぞって、これぞ合格する答案だというものをそれぞれの講師陣の威信をかけて解答が出されています。

これらを総合してみて見ると、自分の記憶も少しずつ思い出されてきて、解答に至った思考プロセスについて、思い出されます。事例1から3にかけて大きくこけてはないという感じがしますが、事例4は設問2を完全に落としました。

とは言え、詳細は覚えていないというのが事実で、問題用紙にもほとんどメモを残せていないし、本文中にも印をほとんど入れられていません。次の口述試験対策のために再現答案は必要と言われますが、再現するのはかなり無理そうです。まあ、何より、口述試験まで進めるかどうかまったく自信がありません。

さて、試験そのものの再現については、他の方や資格学校に任せるとして、僕は試験会場そのものの再現に努めたいと思います。これはまた、来年受験するとしたら、会場に関する知識を持っておく方がやはり有利になるからですし、今後挑戦される方に裨益するところがあれば幸いだという気持ちからです。

さて、私の受験地は大阪会場でした。大阪は会場が一つで、大阪経済大学の大隈キャンパスです。

まず、試験日程は11月7日で、試験会場候補が発表されたのが、10月12日です。この時点で大阪会場は1会場ということでしたので、急いでホテルを押さえました。コロナの影響で宿泊予約が少ないからよいようなものの、インバウンド盛んなりし頃では、1月前では適当な価格帯のホテルは押さえられんでしょうね。だから、1次試験終了して自己採点してオッケーなら会場をある程度予想して、どこかを押さえておく(僕は地方からの受験生なので)必要があると思います。

試験時間は9時40分から始まり、17時20分までの長丁場となります。
会場へは8時40分から入ることができるとなっていますが、今はコロナ対応もあって8時30分から検温が開始され、検温を終了したものから、自分の座席に入ることが認められます。また、建物への入館は時間が決まっていますが、キャンパスへの入場については、もっと前から開いているようでして、僕は8時ジャストに正門に到着しましたが、もうすでにキャンパス内のベンチやテーブル席には受験生がいて、各々最終調整をしています。建物の外で待つ間は建物の影でもあって、寒かったです。半袖Tシャツに、ジャケットのいでたちでしたので、寒くてちょっと失敗かもと思いました。
会場入りする前に、前にあるローソンに立ち寄りましたが、もうすでにレジには受験生が並んでいましたので、会場近くより手前にあるコンビニで欲しいものを買う方が時間のロスが少なくて済みます。

最終調整で、一番多かったのは勉強をしている人です。だいたい3分の2です。残り3分の1は目を閉じて集中力を高めたり、スマホをいじったりしています。スマホをいじっているのは、半分くらいはスタディングのような講義を聴いたり、知識の再確認といった様子でした。
とりわけ、多く感じたのは、自分なりのファイナルペーパーを作ってそれを眺めている人。数枚に自分の知識なり、解法のすべてを書き込んでいるのでしょう。

ちなみに自分はどのように過ごしたのかと言うと、できるだけまわりの人が何をしているのかを見て、それを自分の勉強仲間にメールをしていました。それは、自分としてできるだけ冷静でいられる、いわゆる平常心を保つために客観的な事実を伝えるようにしたのです。そうやって他の受験生に飲み込まれないにしました。

何も持っていなかったのかと言われるとそうではなくて、信頼する中小企業診断士の先生が受験されたときに使われていたテキスト。このテキストは使い込まれていて、先生のメモがそのまま貼られた状態のものです。これは、お守り替わりということでもあって、普段職場に行くときにもバッグにしまいこんでいて、時間があれば読むようにしていました。
それと、単語帳のでかいもの。事例ごとにファイリングしたもので、EBAスクールの一日一答100文字問題の問題と解答を手で書き写したものです。ここには、他の診断士先生から頂いたアドバイスなども書き込んで、それを休憩の合間に読んでいました。文章を書く練習をしたい方は、特にEBAの一日一答に挑戦するのをおススメしますね。ひと月3300円必要ですが、十分なメリットを感じます。

大阪会場では全体で1700人弱の受験生がいらして、僕は申し込みがギリギリでしたので、最後の教室でした。小教室で41人の座席がある部屋で、10人欠席していました。教室には時計はなく、空調は入っていました。椅子は机とセットになっている什器でして、机の前の板を前に降ろして座るタイプのもので、可動域が少ないタイプです。僕は硬い椅子が好きなので、大丈夫でしたが、腰が悪い方は座布団必須だと思われます。

後はトイレですね。男性受験生が9割くらいとなるこの試験においては、圧倒的に男性トイレに長蛇の列をなします。試験間の休憩時間40分間に対して、異常な待ち時間でした。スタッフの方が隣のD館の方がまだスムーズですよと言うので、自分の教室はG館の6階でしたので、階段を急いで降りて、隣のD館に向かいます。そういや、G館を出たところに喫煙所がありまして、そこで煙ってる人もたくさんいました。
D館にたどり着くと、ここも1階は長長蛇の列!会場が大きい分、便器数も多いようなのですが、受験生も多い。それで上へ上へと向かいましたら、ようやく3階のトイレでは待ち人数もなく落ち着いて用を足すことができました。

休憩ごとにやはりトイレはいきたくなるもので、ただ事例2と事例3の間は昼食をとる時間も含めて60分ありますので、ご飯を食べ終えた時間くらいだとそんなに待たずにトイレができました。事例3と事例4の間は気合を入れて辛抱しました。

僕は上記のトイレで階段の昇降をかなりしましたので、汗がびっしょりです。なので、事例2以降は半袖Tシャツ一枚で受験をしました。空調もきいていますから寒くないです。ただ、みなさんは結構服は着こまれていたような印象です。だから、これも寒暖にあわせて脱げるようにしておくことが大事だと思いました。

思い出せる会場内の再現でした。試験受験生のみなさん。ともにがんばりましょう。

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