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笑顔を無くしたワーママ→家族と幸せな時間を取り戻して新しい働き方になるまで

はじめまして
40代のワーママぴろちゃんです。
家族は超多忙な夫と未就学児2人。
ワンオペでイライラしがちでしたが
今では笑顔を取り戻して家族と楽しく過ごしています。

仕事は好き、でもワーママしんどい2023年

ワーママって想像以上に多方面に気を遣う。
1人で自由に仕事していたときとは勝手が違う。

家の中だけでは得られないやりがいと、
メンバーとの知的なコミュニケーションを取れる仕事は好き。

だから、プロジェクトや期の終わりに
同僚とおつかれさま会をしたいと思ったり
気心の知れた同年代のメンバーと
飲みに行きたいなと思うのだけど
簡単には行くことはできなくて
予定は夫にお伺いを立てて
1ヶ月先のスケジュールを抑える。

あと少しだけ、と残業することができなくて
やりたい気持ちと、やれない自分が
もどかしくなる。

気が重いことは、
保育園から子どもお迎え要請の連絡。
やりかけの仕事の引き継ぎや
同僚に対して申し訳ない思い。

急いで迎えに行って病院へも連れて行き
そしてリモートができる環境だからこそ
看病の合間に仕事をしてしまったり...。

挙げればキリが無いけれど、
なんだか職場で肩身が狭くて
精神的にも体力的にも大変なことが多いですよね。

子ども中心の生活から復職して2年、
年齢的にも責任のあるポジションで
仕事が多くなった2023年は
本当にこのことを実感する日々でした。

私は今でこそ、子ども2人と夫と笑顔で
日々過ごせていますが、
1年前まではこの理想の姿とは程遠い状態でした。



辛かった復職後の仕事


私は一人目の子どもが生後7ヶ月のとき、
二人目の子どもは、生まれて5ヶ月で復職しました。

仕事も職場のメンバーも好きだったので、
会社側に事情が出来て早くに戻って来て欲しい
と言われたとき、
自分が求められているように感じて
嬉しくて復職したのです。

でも現実は
「無理しないでくださいね」
と言ってくれるのに、
人手不足でどんどん仕事は増える一方。

子どもが体調不良で休んでも
私はパソコンに向かうことは当然で、
自分が発熱して休んでいる時でさえも
「これだけはやらないと」と使命感に燃えて
仕事をしていました。

「無理しないで」なんて無理じゃん、
と行き場のない怒りが湧いてくる。

「復職しないで子どもが1歳になるまで
 ゆっくり過ごせば良かった。」と
自分が決めたことなのに思ってしまう。

頼り慕ってくれる後輩や、
期待してくれているメンバーがいるのに
そんなことを思ってしまう自分が
嫌になりました。

私としては、これからも働くことは続けたいし、
子どもたちとの生活も続くわけで、
なんとかしないといけないと
本を読んだりネット検索をしていました。

このモヤモヤを解消しないことには
いつまでもこの状態のままだからです。

しかしついには、夫から
「家で笑顔がないのはなぜ?」
「イライラしてるのはどうして?」
と言われてしまい、
この先このままではまずいなと
危機感を持ちました。



イライラしなくなった現在

そんな危機感を抱いていた私ですが、
あるときから変わろうと決意して
行動に移しました。

現在は、朝も夜も夫や子どもたちに
笑顔で対応することができるようになり、
心から幸せだなと思う日々を過ごせています。

仕事をコントロールできる環境になり、
毎日自分の時間が増えて
しっかり睡眠を取るようになり、
心身ともに健康で笑顔でいられます。

仕事は余白を考えた上で行動し、
またその余裕ができた時間で
いつか書いてみたいと思っていた
電子書籍を書き上げることができました。

平日にジムに通ったり、
会いたい人に会うこともできています。

そして何より、
可愛い子どもたちの成長と
向き合えるようになったことが
私にとって一番良かったと思える変化
だと感じています。

保育園に行くときは
手を繋いでお話しをしながらゆっくり歩き、
保育園のお迎え後は今日の出来事を
子どもたちとお互いに報告し合ったり、
寝るまで落ち着いて和やかに進めることが
多くなりました。

以前のように急な呼び出しに焦らなくなり
穏やかな気持ちで看護ができるようになりました。

まだまだお手伝いが必要で手がかかる部分と
応援して見守らないといけない子どもたちですが、
牛乳を入れるのに失敗してこぼしても
部屋を遊び散らかしてそのままの状態でも
出発時間ギリギリなときも
どんな時でもイライラすることがなくなりました。

可愛く、個性豊かな二人を産んで
育てることができて
良かったなぁと思います。

これから何年も続く子育てを、
あたたかい眼差しで、笑顔の中、
幸せな気持ちだけで過ごせるのなら
私の人生でこれ以上に最高なことはありません。

この私が感じている変化に夫はすぐに気がつき
「昔より笑顔が増えたね。子どもたちを可愛いと
 言葉にする回数も増えたよね」
と言われました。

大事な家族と健康で笑顔に暮らすことが
私が何よりも優先したいことです。



求められることに酔いしれる復職とイライラ

私は二人目の子どもが生まれて
5ヶ月で復職しました。

想定より約1年早い、復職でした。

生後5ヶ月では上の子と同じ保育園に
預けられない月齢でしたので
復職時は上の子と、下の子別々の保育園でした。

復職自体はとても歓迎され、
またここで仕事をして役立てることを
嬉しく思い、頑張ろうと思いました。
また、会社からも求められているように感じて
とてもワクワクしていました。

ところが、私のやる気と気合だけでは
うまくいかない、葛藤する日々が始まったのです。


イライラが増していく復職後

5ヶ月で2人目の子どもを預けた保育園は、
上の子とは別の保育園でした。

朝は2園にそれぞれ送り、
帰りはそれぞれの園に走ってお迎え。

仕事は日に日に増えて、
自身の目標も高く設定し
なんとかそれを越えようと頑張る日々。

次第に、勤務時間だけではなく
気になることの確認や指示出しを
通勤や夜帰ってきてからの時間に
行うようになりました。

本来ならば保育園から帰ってきた
子どもたちを優先すべきなのに、
仕事が終わらず作業をしてしまう自分が嫌になり
なんでこんなにやってるんだろうと思い始めます。

でも、構って欲しい子どもたちの行動に対しては
作業を進めたいから邪魔をしないで欲しいと
イライラする瞬間が増えていったのです。

子どもが増えたってなんとか自分が頑張れば
これまでと同じく仕事はこなしていけるだろう、
と思っていました。

そして、仕事を辞めるなんてことは
選択肢にありません。

子どもは絶対に2人欲しい
上の子に兄弟を作ってあげたい
家族4人で幸せになりたい

と強く思っていたのに
私が原因で家族がバラバラに
なりかけていることがショックでした。


共有する話題がない

私は保育園から帰ってきて、
ご飯を食べさせたらパソコンに向かいます。

子どもたちはYouTubeを見たり
アプリのゲームをして待っていてくれて、
21時近くなるとバタバタとお風呂に入り
寝る準備をするというのが日課でした。

ワンオペなので、スムーズに
進むなんてことはなく、

ほら!早くお着替えして!
もう遊ばないよ!
歯を磨くよ!
本は今日読めないよ、喧嘩しない!
お布団入るよ、もうおメメつぶって…!

なんて、急がせる原因は私なのに、
21時には寝かせないといけないという焦りで
また語尾がキツくなるような言い方で
寝かしつけ。

深夜に帰ってきた夫に、
今日の子どもたちはどうだった?
と聞かれても
答えられない自分に愕然としました。

特出して共有する話題が無いのです。

一緒に遊んでいたら、
こういう発言があって面白かったよ、とか
こういう行動に成長を感じたよ、なんて
気にかけていれば気付くだろうことの
共有ができていたと思います。

「今日は、特に問題なかったかな…」
と言葉を濁すものの、
「ごめん、ちゃんと見てあげられなかったかも…」
と伝える私。

夫は「忙しいのだから仕方がないよ」
と言ってくれました。

でも、素直にその言葉を受け取れず
なんだか責められているように
感じてしまったのも事実です。


寝かしつけの後に起きて仕事をする

仕事が大体終わらないので、
寝かしつけの後に起き出して
仕事をすることもしばしばでした。

プロジェクトマネージャーとして
いくつかの案件を同時に進めていたので、
日中にスムーズに進むように
そして保育園から子どもが呼び出されるのを
予測した上で、いろいろ前倒しに動いていました。

子どもがなんとなく調子が悪そうだったり、
保育園で感染力の強い病気が流行っていると
大体この時期に発熱するなとかお休みになるなと
予測がついたりするんですよね。

あるとき、夜中の2時まで
仕事をしていたところ
「こんな時間までやっているの!?」
と夫に驚かれました。

「でもみんなも残業して頑張っているし、
 私も同じ時間残業しているようなものだし、
 やるから大丈夫だよー」なんて言いながらも
なんだか虚しくなってきて笑い顔なのに
涙が止まらなかった日もありました。

フルタイムで働いていた頃、
忙しさでトイレを我慢して
お手洗いには一日1回しか行かない日々を
繰り返したら膀胱炎になった(しかも2回も)
ことがあります。

そんな私のことを
夫は「真面目すぎるほど真面目」だと
笑いながらもっと自分を労わりなよと
言ってくれるのですが
このときは、連日睡眠不足になることが
どれくらい体に良くないことかと説き
本気で心配をしてくれていました。

ソファで一息ついたら…

ある日子どもたちを迎えにいくために、
重い荷物を置きにいったん家に戻りました。
17時30分頃でした。

5分だけちょっと休もうと
ソファに座ったのが最後、
ハッとして次に目に入ったのは
保育園からの鬼電の跡でした。

手に持っていた携帯には
たくさんの着信が入っていたのです。

時計の針は18時20分を過ぎていました。

5ヶ月の息子が入った保育園は
低年齢児のみを受け入れする保育園で
18時以降の延長保育はやっていないところでした。
お迎えが18時を超えてはいけないのです。

ソファに座った直後、
私は座った体勢のまま寝てしまったのでした。

保育施設2園からと、
そして私に繋がらないから
会社・夫に連絡が行き
夫や会社、そしてその2園の計4箇所から
着信があるのに気が付かず、
目覚めてパニックになりました。

しどろもどろになりながら
保育園に電話し駆けつけ
保育士さんにひたすら謝り、
小さな我が子にごめんね、ごめんねと
何度も伝えて抱きしめました。

これまでに経験がなく、
自分としても非常にショックな出来事でした。


体調不良中の仕事のミス

属人化している仕事内容だったので、
休んでしまうと迷惑がかかると感じていました。

他部署にまたがるようなことも
横断して対応していたので
そもそもお願いする相手を選定するのも
難しい状況です。

子供の病気が私に移ってしまい、
自身が発熱し会社はお休みをしたのですが
これだけは対応しなくてはと、
財務関連の資料を作成して提出しました。

するとTOPよりミスを直接指摘されました。
通常通りの対応をすればミスではなかったのに、
指摘された内容がTOPから降りてきていなかったのです。

「熱が出て作業されて、その上ミスするなら迷惑だ」
と言われ非常に悔しい思いになりました。

「だったらもうやらない!」
「次は絶対に休んでやる!」

ととっさに思うものの
きっと次もやらざるを得ないんだよな…
とすぐに悲しくなりました。


保育園で涙がとまらない

朝、保育園に送ると
お母さんと離れたくないと子どもに泣かれる。

夕方、18時にお迎えに行くと、
なんで遅いんだよ!と子どもに泣かれる。

仲の良い保育園のママ友と
お迎え時間に玄関でたまたま会い
「なんのために仕事ってしてるんだろうと
 思っちゃって…」
と話していたら涙がポロポロ出てきて
止められませんでした。

仕事優先が続き、
子どもを二の次にしてしまう自分が嫌だ。
なのに今日もまだ仕事が終わっていない
という焦り。
その焦りは子どもに伝わり、
余計な子どもたちのイヤイヤにつながるなど
うまくコトが運ばず、また私がイライラ。

帰って仕事をしている中で
子どもを叱ったりすると、
自己嫌悪が倍増。

仕事している自分が全部悪いのではと
考え始めてしまうのです。

ママ友は優しく背中を撫でてくれました。


仕事辞めれば?

だんだんと私は時間がないことに
イライラし始めてしまいます。

朝、夫はいるのに
自分の出社に間に合う時間まで寝ている。

子どもたちのご飯を作るのは私。
保育園の準備をするのも、
後片付けをするのも、
ゴミ出しの準備も全部私。
出社前には洗濯物も干したい。

夫はシャワーを浴びて自分の身支度だけ。
私も仕事しているんだけど…と思ってしまう。

保育園からのお迎え後も
一人で2人のご飯を用意。
ちょっとひと息つくともう
寝かしつけの21時になっている。

寝かしつけ終わって仕事をまた始める。
そしてまた朝の繰り返し。
笑わなくなり態度も悪くなってしまいました。

私としてはイライラしているつもりはないのです。
次のプロジェクトをどう進めよう、
あの部署とあの人に割り振って、
こう依頼して…等々
頭の中では常に仕事モードなのです。

でも、言葉がきつい、声に抑揚がない、
笑っていない…、それって相手からしたら
不機嫌なのだと思われてしまいますよね。
いやいや、イライラしているじゃん!と。

そういう私を見かねた夫から
「家事代行を呼ぼう」
「ベビーシッターを雇おう」と提案されました。

ただ、私からすると、
その人たちの対応をするのは
やっぱり自分ではないか、
その時間は結局私も家にいないと
いけないじゃないか、と
全く気乗りしませんでした。

少し補足をすると、
夫に家事や育児をお願いするという選択肢は
ありませんでした。

そこに夫の時間を費やすことが、
家庭にとってプラスではないということを
理解し納得していたからです。

「こんなに提案しているのに、
 なぜ頑なに自分でやる、というのが
 わからないよ。仕事がしたいならば、
 家事や育児を他でお願いすれば
 よりできるのに。

 それをしないで
 不機嫌になっているのはおかしいよ。
 プライドが高すぎるんじゃないの?
 もう仕事を辞めるしかないじゃない」

と夫に言われました。

「絶対に辞めない!
 そんなことを言わないでほしい!」

今思うと私のための提案なのに
一部分の言葉に反応してと感情的に言い張り、
悲しくなっていました。

でも、泣いている子どもを預けて
働くことが後ろめたく感じても
自分が夢中になって、やりがいのある
実り多い仕事に打ち込むことだけが、
その選択の正しさを自分に納得させてくれる。

私の中で働くことによって
満たされているものもある。
それなのにそんなことを言うなんて…。

「子どもを産まなければ
 良かったと思っているの?」

ということも言われて

「そんな訳ないでしょう!」

とさらに感情的になるのでした。

イライラの限界

ベビーシッターが来るときは
家を綺麗にしないといけないし、
夜やっとひと息つけるのに
他人が部屋にいたら私も疲れる。
家事をイライラしない程度になんとか
ちゃんとやるし、私が我慢するから。
もう大丈夫だから。

と日々の生活に戻りました。

そんな中で子どもの発熱。
もちろん、私は仕事をしていました。

子どもが、
ねぇ、おかあさん、ねぇねぇおかあさん、
と呼んでいます。

パソコンで作業をしている私は、
画面を見ながらうん、うん、と生返事。

次に、ねぇねぇおかあさん... 
と呼ばれたときには、

「ちょっと待っててよ!!
 いま仕事してるでしょ!!!!」

と腕に置かれた子どもの手を払いのけ
言い放っていました。

びっくりした子どもが叫びながら

「おかあさん!
 おしごと、おわってよぉぉぉ!!」

と泣いています。

ハッとして手を止め、冷静になり、
ひどい自己嫌悪に陥りました。

「子どもが身体が辛いときに、仕事を休まない私ってなんなんだろう...」
「子どもが訴えかけているのに聞かないなんて最悪だ...」
「手を払いのけられたとき、子どもはどんな気持ちだっただろう...」

こんなお母さんでごめん...。
私も泣きながらこどもを抱きしめました。

その日は、何度も子どもに
今日はお母さんが悪いことをしたと思っていて、
ごめんねと言う気持ちがあること
どうにか変えていきたいと思っていること、
そしてあなたたちはお母さんの宝物だからね、
大好きだからねと
いつものように伝えて寝かしつけました。

二人の寝顔を見ながら、
涙が止まりませんでした。

自分が全部やるから、
大丈夫だからと言ったのに
すぐに子どもたちにイライラして怒鳴ったり
自己嫌悪で泣いたりすることなんて、
全く望んでいない。

幸せのひとつが仕事だから私は働いているのに
それが家族を不幸にしている。

このままではダメだと思いました。
この当時、夫も強くそう思っていたと思います。

子どもたちに伝えたように、
どうにかこの状況を変えようと、
イライラや憂鬱の原因と向き合い
ひとつひとつ解決していくことに取り組もうと
私は心に決めました。


変わりたいけれど変われない

この状況を変えたいと決意したものの、
家事代行やベビーシッターに関しては
やっぱりお願いする気になれず
自分一人でこなしている状況でした。

FACEBOOKのCOO、シェリル・サンドバーグが
彼女の著書「LEAN IN(リーン・イン)」の中で
彼女自身「出産後何年も睡眠時間を切り詰めて
『時間がない』という問題に
対処しようとしていた」と書いていました。

その本には、働く女性が現場で感じている
課題や、たくさんの思い込み弱さなどを
詳細に記載してくれていて、
本の中で激励してくれているのですが
感銘を受けるも実際にどう動いて良いのか
私には分かりませんでした。

また、私は妊娠出産以前より
時間術や手帳術などの本を読んで実践をし
メンターからも丁寧に指導を受けていたので
比較的、仕事をどのように効率的に
進めていくかに関しては理解している方だと
思っていました。

ただ、その時は
スタートアップで働いているということもあり
誰よりも働くべきだと言う考えが
根強く根底にあったのです。

起業したワーママとの出会い

そんな考えででいたので
相変わらず仕事は少なくならないし
目標設定も高く、
そしてそれを達成したいから
通勤電車の中もランチも
子どものお迎え時間中も
寝かしつけの後も
仕事をしている状況でした。

そんな中で、小田桐あさぎさんを知りました。

最初はYouTubeのおすすめに
出てきたと思うのですが、
子どもが2人いて本も出版している
女性起業家です。

私はベンチャーに勤めているということもあり、
ベンチャー界隈の方たちの考え方を
よく本で読んだり、発信しているのを
聞いたりすることが多いのですが、
あさぎさんについてもその1人でした。

小気味良い内容で、面白く聞いていました。
とても言語化が上手な人です。

突き抜けた言い方でものごとを説明したり
それは常識ではダメでしょ
と言いたくなるようなこともありました。

その中で、え!と思ったのが

正社員でもなく、パートでもなく、
第三の選択肢として起業を考えてみてはどうか

という言葉です。

私は起業ってそんなに簡単じゃない
という頭でいました。

出資してもらうために、
ベンチャーキャピタルに事業をプレゼンしたり
キャッシュが回らなくて辛い思いをしたりと
間近で会社の生き死にを見てきたので
そんな簡単にできるわけがない
と思っていました。

また、

子どもに対して、夫に対して
ほとんどイライラしたことがない

とも言っていました。

それは無いでしょ、と思いつつも
もし、この人の言っていることができたとしたら...と
思い始めました。

私は現状をどうにかして変えたい。

仕事をすることで、笑顔がなくなったり
自信がなくなって泣いたり、
子どもにイライラしたりすることなんて嫌だ。

やりがいを持って仕事をして
家族との時間は楽しく
笑顔で過ごしたいだけです。

ですので、私はあさぎさんから
教えてもらったことを
少しずつ実践していきました。

あさぎさんの伝えてくれる内容は、
私の母親が聞いたらアウトとなりそうなこと、
ワーママが「こうあるべき」と
考えてしまいそうなこととは
全く違っていたのです。

本当にこれでいいのかなと
思うこともありましたが
その反面、真をついていることばかり
言っているとも思いました。

常識的に考えてダメでも
それができたら人生変われるなと
私では考えつきもしないような内容でした。



みんなの笑顔が戻ってきた!


あんなに頑なに拒んでいた家事代行ですが、
食事を作ってもらうことにしました。

本当はやりたくないこと
やらなくて良いならラッキーと思うことを
手放そう
というものを実践したのです。

私にとってそれが「料理」でした。

でもこれを認めるのはしんどいものでした。
なぜなら料理自体は不得意ではないし
子どもには母親の手料理を
栄養も考えて出すのが親の務めというものだ
と頭にあったたからです。

とはいえど、正直なところでは昔から
ご飯を用意する時間があるなら
本でも読んでいたいと思っている人間でした。

なので料理は「やらなきゃいけない」もので
面倒だけど「母親として我慢してやる」
ことになっていたのです。

ワンオペは基本、
よっぽどキャパがある人以外無理。
あとは育児のこうあるべきを手放そう。
「ご飯ちゃんと食べないと栄養が!
 体調悪くなる!」とか思い込みだよ!

あさぎさんにこんなふうに言われ
「やれないんだったら家事代行しようぜ」
という夫側の意見ではなく
「手放すことで得られるものがある」という
女性のあさぎさんの言葉が後押しになり
思い切って家事代行サービスに登録。

今では、食品会社に勤めていた
栄養士の資格を持ち
保育園の栄養指導も任されるような方が
家族の料理を作ってくれています。

私なんかが考えるよりも
栄養について詳しい方の食事を
子どもたちは食べているのです。

まずこれでだいぶ私の時間ができました。

18時前に保育園へ迎えに行っても
子どもたちがなかなかまっすぐ帰ってくれず、
家に着くのが 19時近くなって
うんざりすることもよくありましたが、
作り置きサービスのおかげで
家に帰ったら料理が既にある状態が続きます。

私はそれだけでご機嫌なんです。
献立を考えなくていい。
作らなくていい。
支度も後片付けも簡単。

今までかかっていた時間で
子どもたちと遊ぶ時間を作ることができました。

せっかく作ったのに!と残されることに
イライラしなくなリました。

私がイライラしなくなると
あれだけ構って!構って!と言っていた
子どもたちが落ち着き
寝る時間までがスムーズに
進むようになったのです。

子どもたちがあきらかに
笑顔でいる時間が長くなっているのを
感じることができて
私の笑顔も増えていきました。




仕事で初めてヘルプを出した

私は会社の目指す未来を
一緒に見ていたからこそ
オーバーワークになっていない?と
聞かれても
「今のところは大丈夫ですね」と
答えていました。

私がギブアップしてしまったら
会社や同僚に迷惑がかかると
思っていたからです。

業務量を減らす。
仮に今いるメンバーが全員退職して、
今いるメンバーほど頑張れない人たちが
入ってきたら?って考えてみるといいよ。
そしたらその会社は倒産〜。
とかならないでしょ?
なんとかなるでしょ?
難しいと思ってもできないことは
絶対にないから
周りの人も巻き込みながら頑張って!

このあさぎさんの言葉を胸に
初めて上司に
「ちょっと家庭に笑顔がなくなりかけてて」と
苦笑いしながら業務過多になっていることを
伝えました。

すると上司はすっと真顔になり
今から仕事の棚卸しをしようと
面談の時間を延長して
話を聞いてくれたのです。

私がびっくりしたのは
あれもこれも社員である私が
やらなければいけないと思っていた内容を
これもそれも、外に出していこうと
上司が判断をしていったことです。

この行動の速さに感謝したと同時に
やらなきゃ!と思っていたのは私だけで
会社を存続させるためには
むしろ私がいなくても回る仕組みを作らないと
いけないんだなと理解しました。

私はこのタイミングで
苦手だけれどやっていた業務や
部署を超えて持っていた業務、
自分でなくてもできる業務は全て
手放すことができました。

そして、午前様になっていた仕事がなくなり
徐々に寝かしつけの後の仕事から解放されて
夕食後はパソコンに向かうのではなく
子どもたちに向かい
一緒にトランプをしたり将棋をしたり
ゆっくりとお風呂に浸かる時間に
変わっていったのです!

難しいと思っていたことが
勇気を出して一歩踏み出すだけで
周りを巻き込み変化することができるのだと
よくわかった出来事でした。


「やるべき」を辞めたら2期連続で表彰された

こうやって、家事だけではなく仕事でも
あさぎさんのやり方や考え方を取り入れて
どんどん余裕ができたのを実感しました。

仕事ではやるべきことに集中していたので
少し無理な目標を立ててそれに向かって
邁進していました。

私のいた会社では四半期ごとに
社員を表彰する制度があるのですが
社員メンバーが選ぶ
会社のMVVを体現している社員に
私が選ばれたのです!

「ワーママなのに大きなことに挑んでいる」
という受賞理由を聞いた時には
見てくれている人がいたんだ、と
胸が熱くなりました。

そして次の期には
経営陣が選ぶ優秀賞として
私が選ばれました。
少し高望みした目標を達成したことが
評価されたのです。
これが仕事をやっていて
楽しいものなんだよなと
喜びを噛み締めた瞬間でした。

業務量は減ったのに
評価が下がるどころか
二期連続で表彰されて
まさかこんなに変化が訪れるなんて
思ってもいませんでした。

やりたいこと欲しいものを言葉にする

仕事と家事育児で1日が埋まっているので
私は特にこれをやりたいというものが
ありませんでした。

だって、できないという事実に
悲しくなるだけだからです。

逆にやりたくないことを
やりたくない、と言いませんでした。

言ったら何て思われるだろうと
怖かったからです。

そしてお願いするときとは
大いに悩んで勇気を出して伝えるものでした。

しかし私は、夫に素直に
友人と遊びに行きたいと伝えてみました。
会社メンバーにこの業務は苦手だから
あなたにお願いしたいと聞いてみました。
今までのように思い悩むことをやめて
まずは言葉にするように変わったのです。

これもあさぎさんの講義の中で
何度も出てくるアドラー心理学を学んだからです。

どう思われるか、は私の問題ではない
こうあるべきは、幻想


これが私に根付きました。
そして、考え方がシンプルになり
対人関係がとても楽になりました。

堀江貴文さんが、
「自分が40年かかってたどり着いた思考の枠組みを
 百年も前にアドラーはそこに辿り着いてんだよ。
 オレ、車輪の再発明してたよ」
と言わしめた考え方です。
私ももっと早く知りたかったですし
もっと周りの人が知るべき内容だと思います。


我慢とイライラはとてもエネルギー使う

ワーママは、育児にとられる時間を
過剰に埋め合わせようとして
オーバーワークになったりすることは
当たり前だと思っていました。
それをみんなが乗り越えているのだと。

子どもに泣かれても、
1番遅くに保育園にお迎えにいくことも
会社で肩身が狭い思いをしたり
どのように明日のお休みを伝えようか、
どう引き継ぎをお願いしようかと
連絡するメールの内容に思い悩むことは
先輩ママたちが経験していることで、
自分もやらなければいけないと思っていました。

子どもにイライラするのは
親なら当たり前のことだと思っていたのです。

実際に、保育園のママ友や
高校時代の母親になった友達が
私と同じような悩みを抱えていました。

急に休みを取ったり抜けたりすることで
職場で煙たがられているように感じてしまい
カバーに入ってくれる同僚に必要以上に
気を遣ってしまうそうです。

我慢とイライラは
めちゃくちゃエネルギーを使います。

それだと大切な子どもとの時間や
やりたい仕事、自分の時間に使う
エネルギーが残っていないのです。

こういったワーママは多いのでは
ないかと思います。
Xを見ていても、我慢をして
違う方向にエネルギーを使っている人は
とても多いと私は感じていて
そんなワーママにはあさぎさんの
講座内容を知ってもらえたら良いのになと
考えるようになりました。

ワーママの中には自分も子どもも仕事も
犠牲にしてやっていると感じて
自分に厳しくしていることに気が付かずに
頑張っている人も少なくないからです。

子どもとの時間には限りがある

ある先輩ママに言われました。
4月から6年生になる子どもがいる
高校時代の友人です。

「子どもとの時間には限りがあって
 その年齢のその時は一回しか来ないから
 目一杯楽しんでほしい」

あまりに目まぐるしくて
2人目の1,2歳の可愛い時期を
私はほとんど記憶がありません。
たくさん抱っこしていたのだろうか。
話しかけをしながら寄り添って
寝られたのだろうか。

あの時期の子どもはあの時期だけ。
とても後悔しています。

でも後悔しても時間は戻せません。

ですので、今後はそうならないと
私は決めています。もし過去の自分に
戻れたとしたら、今すぐ行動を変えなさいと
伝えたいです。

ここまで読んでくださった方の中には
心当たりがあるの方も
いるのではないかと思います。

我慢すること、大変なのは当然で
仕方のないこととイライラをそのままに
しているかもしれません。

真面目なワーママほど、仕事より家庭を
優先していると思われるのではないか、と
心配していたりします。

子どもを持つ女性としては、
仕事に対する熱意が男の人より劣るとか
独身の女性に劣るとか思われたくない
という人もいるのではないかと思います。

その分、子どもの病気で休む時には
申し訳なさでいっぱいで苦しくなり
できるところまで自分とやろうとしてしまう。

色々な本をたくさん読んで参考にしてきた人も
もっと根本のところから今を変えたい場合には
ぜひあさぎさんの考え方に触れてほしいなと思います。

ワーママが大変は当たり前の世の中から
ワーママが我慢せずもっと笑って自分らしく
過ごせるように変わっていってほしいです。



『魅力タイプ診断』で自分のタイプを知る

私はずっと会社員人生を送ってきましたが
今はそれを辞めてあさぎさんの言っていた
第三の選択肢の一歩を踏み出しています。

そうなったことで、さらに私には
時間的な余裕ができて自分がやりたいことが
できるようになりました。

大きなことではありません。
子どもたちを急かすことなく一緒に過ごせる時間
イライラせずに家族と笑い合える時間
仕事をしながらもそれができるということが
今はとても幸せです。

私が幸せに感じていると
夫も子どもたちも幸せなんだと思います。
笑顔が明らかに増えていることでそう感じます。

私は仕事を見直すにあったて、
小田桐あさぎさんの講座で人気の
『魅力タイプ診断』がとても参考になりました。

私はオリジナリティを出して
ものごとを創出していくことが出来ないことに
劣等感や罪悪感すら抱いていましたが
それよりも
既にあるものを拡大したり改善したりするのが
得意というのが、私のタイプの特徴なのだと
言われたのです。

適材適所。
私はオリジナリティ無しの罪悪感を
持つことをやめました。

こうやって、自分のタイプを
言語化することができ
これまでの行動や
これからの行動について参考になり、
一歩踏み出すきっかけにもなると思います。

私は皆さんにも、この体験をしてもらいたく
ワーママ向けに『魅力タイプ診断』をまとめ
自分のタイプが診断できるツールを
用意しました!

30秒で診断ができるように
PDFにまとめています。
診断結果も自動で送られて来ます。

きっと皆さんがやってきた、
自己分析やストレングスファインダーなどとも
違ったフィードバックがあるかもしれません。

あなたも、自分の魅力タイプを理解して
イライラやモヤモヤしていることを解消して
仕事もプライベートも家族との時間も
100%の笑顔で過ごして欲しいと思います。

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1人の人にでも頑張っているワーママに
私の経験談がお役に立てたら嬉しいです。

私が変わるきっかけになった
小田桐あさぎさんに興味がある方へ(追記4/10)


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長文にお付き合いいただき
ありがとうございました。


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