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mellowは、「メロウ」と読む。
訳は、「まろやか」とか、「穏やかで柔らかい」とか。
意味も、音も、メロウだなァー。

そんな、題名の映画を観た。

ずっとずっと観たかった映画で、でも、映画館で観に行くタイミングを逃して、コロナがきて、もうダメか…
と思ってたら、テアトル新宿で今泉監督の映画特集…!

今の時期に映画館に行っていいのかな…?大丈夫かな…って思いもあったけど、どうしても、ね。
32歳最後の日、自分で自分への誕生日プレゼントみたいな気持ちで行ってきた。

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久しぶりの映画館。

「あれ?この劇場、mellowので合ってるよね…?」って不安に思うくらい(笑)年齢層バラバラないろーんな方が座席に座っていた。それも、めちゃよかった。

一つの映画を、知らないいろんな人と観る。

いいよなぁ。やっぱ映画館はいいよなぁ…と映画館を噛みしめた。


mellowは、ボロ泣きするでもなく、ぎゃはは!と大笑いするでもなく。
でも、じわ〜っと涙出たり、くすっとしたり。

それがほんとうに心地よかった。

なんともない、ふつうの、そんな中に光る、一人一人のストーリーが、ちゃんと、“ストーリー”になって、映画になっていて、ほんとうにほんとうによかった。


この世に、正解なんてないと思うから、映画や音楽の中に、「答え」は求めてないし、わたしはいらない。
だから、いつまでも、いつまでも、音楽と映画は自由であってほしい。


またきっと、“自由”を求めて、わたしは映画を観るだろう。そう思った。


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