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どうやって視察先の学校見つけたの?オランダ編

こんにちは。
エストニア・オランダで学校視察留学をしてきました、ともぴろです。

留学の内容は、留学大図鑑にざっくりと書いています!↓

今回の記事は 、オランダ  にて私がどう視察先の学校を見つけ、アポを取ったかの経緯をまとめていきます。

サクサクと事が進んだエストニアとは違い、オランダの視察はトラブルも多々ありました、、、どうか私のもがきがどなたかの参考になりますように。

どれくらいの期間で、どれくらい学校を見たの?

オランダは、2ヶ月の滞在でした。

その間に小学校7校中等教育施設1校専門学校1校の視察をさせていただき、母校の千葉大学つながりでライデン大学の日本人教授の授業にもお邪魔していました。

ちなみに在籍証明は、その教授にいただいてましたよー!

特に小学校は、日本におけるオルタナティブスクールと位置付けられるところを中心に見て回りました。

留学前に国内で行ったこと

まず箇条書きでざっくり書くと、

・オランダのコミュニティに入れてもらい、つながりを作る
・エージェントにお願いする

この2つを中心に動きました。

オランダのコミュニティ探し

私はまず、「オランダの友好協会に入れてもらおう。そこで情報収集をしよう。」という作戦を立てました。その中でも、自分と関連性が高いところが良いだろう。ということで、

「オランダ 千葉 友好協会」

でググってみます。

すると、千葉の佐倉に母体を置く協会がヒットしました。しかも、隔年でオランダの小学校視察をしてるとのこと!さらに、その時期が私の留学と被っている奇跡!

早速メールを出したところ、協会の方に経緯や留学の目的を説明する機会をいただきました。そして、ツアーへの1日同行の了承を得ることができました。

そのつながりでオランダ友好協会のイベントに参加し、そこでオランダ在住の日本人の方もご紹介いただきました。

エージェントにお願いする

私の場合、短期滞在だったのでできればお金は現地で使いたい、、、ということで現地の邦人個人エージェントに視察先探しをお願いしました。

例えば、小学校で長期インターンシップをしたい!という場合は、しっかりとエージェント会社を挟むことをオススメします。

個人エージェントは、どうしても約束としてお願いする形に近いです。期間が長ければ長いほど、それだけ滞在先を見つけるのも難しくなります。しっかりエージェント会社と契約をして、滞在の保証を得られるに越したことはありません。

出国、そして現地で焦る

渡航前に視察が決まっていたのは、ツアー同行の1校。あとは現地のエージェントさんと一緒に探そう〜ということでアポがほとんどない状態で出国です。

最初の1週間はライデン大学の教授に挨拶をし、個人エージェントさんと顔合わせをし、怒涛のように過ぎて行きます。

視察先探しはエージェントさんにお願いしつつも、万が一を避けるため、メールアポ・テレアポを自分でも行なっていました。

最初のテレアポで1校承諾を得ましたが、その後は10校ほどかけても「今責任者がいないから、あとでかけてね!」の連続です。ちなみに、メールは1通も返ってきません。

また、オランダは学校選択制のため、オープンスクールデイがあります。そこに混ぜてもらう作戦も決行しましたが、3校問い合わせをして全て断られました。

2週間目には、だんだん個人エージェントと連絡がつかなくなり始め、楽天家の私も流石に「おや、、、?」となってきます。

人に頼りまくる作戦に変更

外部の1個人ができることに限界を感じ、ようやくここで「視察先探しが上手くいってないです。助けてください!」と正直に言い始めました。

ライデン大学の教授、大学で知り合った大学生、ツアーで同行視察をさせてもらった学校の校長、オランダ友好協会の方などにご連絡したところ、教授から2校、校長から1校、友好協会の方の友人経由で1校視察する機会をいただきました。

ちなみに現地の方の紹介経由でメールと送ると、しっかり返ってきます。

見学予定日にストライキ発生

エージェントの方から久しぶりに連絡が入り、

「1校アポが取れたよ!」

とのことだったので、ウキウキでその学校について下調べをしていました。

しかし、3日前に全国的な学校ストライキがまさかのちょうど視察日に行われることが決まりました。

リスケの連絡は、いつかけても「今責任者がいないの。」との返答だったのでその学校への視察は諦めることに、、、

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ここからはグレーゾーンに突入する気がするので、こういうこともあるよ!程度の小話としてお納めください。

【宗教勧誘のために話しかけてきた人づてに、視察先を紹介してもらった話】

留学してから2週間目くらいの時期に、少しお家から離れたとこまでお買い物に行きました。とんでもなく土砂降りの日だったことを覚えています。

(ちなみに住居は、Airbnbでプライベートルームを借りてました。ハーグで確か、家賃月7万円くらいです。)

その雨の中、傘もささずに歩道の真ん中に立ち、私に声をかけてきた女性がいました。一緒にお茶しようとのことです。

その日は次の予定があったので自分の電話番号を渡し、さよならしました。

そしてメッセージのやりとりが始まり、気づいたら別日にお茶をすることに。私の滞在目的をお話ししたところ、教育学部に通っていた友達を紹介するよ!とのことで、若干の怪しさは感じつつも、オランダの教育について聞きたい!という好奇心が勝りました。

そのお茶会にて、本当に彼女経由で2校視察先につなげてもらうことができました。

ちなみに新興宗教の勧誘もされましたが、「特定の宗教は信仰しないんだ。」とお伝えしたところ、「それは個人の自由だからね。」ということでしつこく勧誘され続けるということはありませんでした。

教育学部の彼女とは、今も教育について情報交換をし合うお友達です。

※とはいえ留学中は、リスクを回避して安全に学ぶことが第一だと思います。

安全はお金で買えるという面もあるので、エージェントや自身のつながりを通して視察先を見つけるのが最善ではないでしょうか。

さいごに

現地に行くことで、教育関係者だけでなく多様な方に教育についてインタビューできたり、その国の教育に対する空気を肌で感じる事ができたりします。その経験は間違いなく私の教育観にも大きな影響がありました。

皆さんの、「海外の教育を見たい!」という想いを私も陰ながら応援しています。

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