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シネマレビュー: 愛するひとに伝える言葉

今回は、私のホームでもある、緩和ケアもかかわる映画をご紹介、というか勧められて観にいってきました。
 

 あらすじとしては、不治のがんを告知された主人公が、過干渉の母、20年ほど前に生き別れた息子、恋慕の情をを寄せる生徒、想いを抱く医療者など、さまざまな人間関係の中で、自分の人生の整理をしていく、という内容。ざっくりと言えば、終活に関する映画。 でもそんな言葉で言い表せるようなものではありません。ヒト一人がこの世を去るのには、もちろんその人の人生分の重さがあります。そして、フランス映画独特の「におい」「リアリティ」現場にいる私から見ても、ドキュメンタリーと見まごうぐらいの臨場感。私たち医療者や、最近若い人たちに行われる「がん教育」の一環として、(ちょびっとセクシーなので中高生向きかな)教材としても十分な映画だと思います。逆に、現在治療を受けているような患者さんには、少し辛いところがあるかも知れません。それでも、一つの生き方のモデルとして参考になると思います。 実はもうすぐ終了( ノД`)シクシク… だって、ミニシアター系でしかやっていないし、ムビチケ購入したら、県内じゃ使えなかったんですもん…それでも、というかたは
https://hark3.com/aisuruhito/ 


こちらを見て探してみてください。さすが名優、カトリーヌ・ドヌーブです。ではー。