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自分の弱み(嫌なところ)は、見てみぬ振りでは余計強くなるが、ぶち当たらなくてもいいかも

私は、人から羨ましがられる存在で有りたい、と思うことが多いらしい。
「らしい」と書くのは、自分では普段意識してないし、当たり前だから。
また他人になったことがないので、他の人もそんなものなのか分からないから。

特に同じようなくくり、年齢、分野の人たちと比べられるとき、
自分も凄いんだぞ~と、無意識のうちにアピールしたくなってくる。
けっして表立ってマウントを取りにはいかない。
その人たちよりも優秀だ、とアピールしたいのではない。
「自分が羨ましいと思う相手と、同等だ・仲間だ」と思われるようにしたい。
きっと、地味に、回りくどいアピールを、実際にしていると思われる。

なぜこんなことを書こうと思ったかというと、
最近、このnoteやTwitterでの投稿が増やすことで、この自分の傾向・癖にたびたびうんざりするからだ。

そもそも自分のWebアウトプットの意図
仕事や個人活動の範疇をこれまでより拡げ、
新しい発見や繋がりのきっかけをつくり、
日々の楽しみを増幅させていく土台作りをすること。

まず興味を持ってもらうためにも、
自分が培ってきたものや、現在の自分を魅力的に見せたい。
でも誇張は書きたくない、結果的に嘘になるようなことは避けたい。

すると地味で、突出したスキルや経験のない、自分を再認識する。
結果、
「自分が羨ましいと思う相手と、同等だ・仲間だ」と思われるようにしたい欲望とのギャップができて、目を伏せたくなる。
というより実際、現実から目を背けてしまうときがある。
具体的には、
1度現れた場からちょくちょく消えてみたりする。リセットしたい欲。
自分に自信を無くし、ため息をつきながら、日常の地味な努力を怠ったりする。
これらをすることで「まだ本気を出していない自分」だったから、
というめちゃくちゃ恥ずかしい言い訳そのものを体現するのだ。
これは、ほんとうに自分が自分で嫌悪する傾向・癖だ。

あえてここで、このタイミングでこれを書く。
とても恥ずかしいことだが、前進のために。
自分が能力のある人間で、人の役に立つよとアピールしておきながら、
頼りにならない面をあえて書くことにする。

コーチングを実践し始めて、この自分の質には何度もぶち当たってきた。
克服したい、変えたいという気持ちもあるが、
ここは、うまく付き合っていくことかな、と思っている。
ここで表現することで、まずこんな嫌悪する自分がいることを認めることができるかもしれない。
ぶち当たらず、傾向を理解し、無理をしない。また事前に対策を取っておく。

対抗心や嫉妬は、自分の行動の力になっていることもある。
多くの人の仲間でありたいと思うことは、集団や組織作りを含めた人間関係を構築することに役立っている。
(ストレングスファインダーでは、時期を変えて数回行い、いつも「包含」が強みにランキングされる。)
ここでは弱みは強みだ、ということを強調したいわけではないが、
まあこんな自分だから自分なのだ、今のところ。

これは自分の行動原理(=幸せのタネ)である。
好きとか嫌いではなく、今のところそういうものなのだ。
そしたらその行動原理が満足するような方向に行こう。
ずっと続くかもしれないし、いつかふっとこの行動原理から離れるかもしれない。
現在のところ、自分はそう思っている。

自分で自分自身を嫌悪している、という強い感情があるからこそ、
そこに自分のこだわりがあり、自分の大きな行動原理の一つなのだと思う。
そしたらそこに自分の幸せを感じるポイントがある可能性は比較的に高いのかなあと考える。

自分の前進とともに、
読む人の前進のヒントになれば幸いです。
多分にコーチングで扱うところなので、
よかったら気軽にTwitterやコメントで絡んでくださいませ。




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