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Fearless Journey ワークショップに参加させていただきました!

9/30に開かれた「XP祭り」のオンサイトで開かれた「Fearless Journey〜たった1人からはじめて、アイデアを組織に広めるためのワークショップ〜」に参加させていただきました。

まずもって、この「XP祭り」自体が、協賛によって『無料』で参加できることに驚きを隠せません。今回も大いに学びや出会いを持ち帰れたので、タダ乗りするだけではなく、せめて気持ちよく盛り上がるように行動したいなと思いました。
だって、こんなにコンテンツがあるんですよ!(👇「XP祭り2023」セッションスケジュール



参加した理由(モチベーション)

8月に「ワークショップデザイナー育成プログラム」を修了したばかりの私がワークショップへの関心が爆上がりしていることに加えて、アジャイルな人たちと対面で交流できるオンサイトで行われるワークショップということで、「こりゃ行かなきゃ!」テイストで申し込みました。

さらに、そのなかでも強い関心をもって選ばせていただいたのが「Fearless Journey〜たった1人からはじめて、アイデアを組織に広めるためのワークショップ〜」でした。
なぜなら、私が今、Fearless Journey で使用する戦略の原典である48のパターンが書かれた書籍「Fearless Change」の輪読会に参加していて、学びを得まくっている、自称『”Fearless Change”なやつら』の一員だからです!

この酔狂な同志で RSGT 2024 に共同発表のプロポーザルを出させていただいてたりします👇、もしご興味あれば応援お願いいたします。

Fearless Change アジャイルに効く アイデアを組織に広めるための48のパターン(原著者:Mary Lynn Manns,Linda Rising、監訳:川口 恭伸、翻訳:木村 卓央 ,高江洲 睦,高橋 一貴,中込 大祐,安井 力,山口 鉄平,角 征典、丸善出版

(まだ読んでる途中ですが)これまで読んできたパターンとその使い方を疑似体験できるゲームではないかと、詳細に下調べせずに参加してみたいと思ってエントリーしました。

参加したら、まさに読書会とかしてる方はドンピシャターゲットな参加者だったというお話をお聞きして、ちょっと笑っちゃいました。

Fearless Journey の概要

Fearless Journey のゲーム内容については、このワークショップの詳細にリンクが掲載されているのでご参照いただければと思いますが、ざっくり概要だけお伝えするとこんな感じでした。

スタート前の準備

  • チームが目指すゴールと、チームの出発点(現状)を確認する
    (キーノートの市谷さんの言葉を借りると、To と From を明確化する)

  • メンバーはチームが目標に向かって進むなかで起こり得るトラブルを自らイメージして「障害カード」に書き出す

  • メンバーにはそれぞれ5枚数ずつ「戦略カード」が配られる

  • 「戦略カード」には Fearless Change の 48のパターン が書かれている

ゲームスタート

  • メンバーは順繰りに、「道路カード」を1枚引いて、出発点(From)からゴール(To) に向かって道路をつなげていこうとする
    と同時に(先にシャッフルしておいた)「障害カード」も1枚引く

  • 引いた「障害カード」の内容に対して、メンバー全員それぞれが手持ちの「戦略カード」のパターンを使って解消するアイデアを出し合う

  • そのアイデアなら解消できると合意できるものがあれば、「戦略カード」と対にして「障害カード」を取り除けるが、取り除けなければ道を塞いでしまい、その方向に進めなくなる

  • (果たして時間内にゴールに到達できるのか?)

Fearless Journey をプレイして

そして、実際にプレイして感じたことは次のようなことでした。

Fearless Change とは設定が違う!

  • Fearless Change は「新しいアイデアを組織に広める」人=チームや組織に変化を起こそうと奮闘している個人=向けの目線で書かれていますが、Fearless Journey はチームの目標に向かってチームメンバー全員で障害を乗り越えていく建て付けになっているので、パターンがハマりにくそうな「障害カード」も出てきます。

  • そこから類推してパターンを当てはめていくことにも学びがあるのでしょうけど、48のパターンを読み込んでいる人は違和感を強めに感じるかもしれないなと思っちゃいました。

  • 逆に、スクラムマスターやアジャイルコーチとでは「新しいアイデアを組織に広める」人向けのゲームにアレンジして楽しめる可能性も感じました(内輪で試してみたいな・・・)。

自分では思いつかないパターンの応用方法に気づく!

  • 他のメンバーが出してくれる「戦略カード」とその使い方(障害を解消するアイデア)が想像の範囲を超えてくることが結構起こります。

  • 「なるほどそういう考え方もあるんだ!」という気づきがあったり、違和感を感じたらディスカッションしたり、いずれにせよ、他者視点を知覚したり取り込んだりすることができそうです。

48のパターンを頭の中で反芻することで記憶に定着する!

  • もし本を読んで48のパターンを憶えていても、ゲーム中は、手持ちの5枚の「戦略カード」の中から解決策を出さないといけないというジレンマが生じます。そこで手札にない「あのパターンが使えたら」と思いを巡らせることで、むしろ手札にないパターンが頭に刻み込まれていく感覚がありました。

実際のチームメンバー同士でやると面白そう & 効果が高そう!

  • 今回は別々の職場からやってきた人ばかりの急造チームだったので、日常のチームのコンテキストがバッチリ合うわけではありませんでした(ただ、その点を解消する仕掛けも組み込んでいただけてたので👏、違和感は少なくプレイできたんですが)!

  • 本家のサイトでも「actual team」でやるといいよと明記されてました(👇に引用)。

  • このゲームを一緒にプレイできるチームメンバーがいる時点で、Fearless Change 視点では、けっこう前進している良い状態に達しているようにも思いました(若干複雑な気持ち、読者の方、分かりません?)。

The game works best with an actual team: people who need to work together to reach a clearly defined and commonly held goal.
Where this is weak, or the goal out-of-date, a pre-session for collaborative goal setting can enhance the game outcome.
(以下DeepLでの日本語訳)
このゲームは、実際のチーム、つまり、明確に定義された共通の目標に向かって協力する必要のある人々との間で、最も効果的に機能する。これが弱かったり、目標が古かったりする場合は、共同で目標を設定するための事前セッションを行うことで、ゲームの成果を高めることができる。

https://fearlessjourney.info

ふりかえり

参加者全員での Fun Done Learn ふりかえり

といった感じで・・・「思ってたのと違う」という点も含め、初体験させてもらって、とても勉強になりました。
また、ご一緒させていただいた参加者の皆さんが、やはり Fearless Change  の読者層である「アイデアを組織に広めている」人たちばかりなので、話せてよかったです。

ふりかえりで出た付箋で、3人意見が被ったものがありまして・・・

  • みんな「障害カード」をすらすら書ける

  • 「障害カード」に書かれた(笑)の文字が、悲しく、生々しかった

と、同業者としての共感もしまくった会でした。😂
また、「Fearless Change 視点で」と思ったり書いちゃったりする時点で、自分がスクラムマスター脳に染まっていそうなことにも気づけました。

開催していただいた Yasugahira さん、Kurogi さんにあらためて感謝です。
ありがとうございました!


ワークショップへの関心が爆上がりの勢いで、ワークショップデザインを学んだことの共有をと、単独でも RSGT 2024 に提出しちゃってます。