ぴりっぴもりす

夫の転勤に伴い、今年の春から都内在住。 毎日の過ごし方迷子の専業主婦になりました。 仕…

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夫の転勤に伴い、今年の春から都内在住。 毎日の過ごし方迷子の専業主婦になりました。 仕事以外で文章を書くことは初めてですが、思うことを色々綴っていきます。

マガジン

  • 結婚確率2%からの逆転

    35歳を過ぎた女はほぼ結婚不可能なんて言われていますが、そんな不可能を可能にした話です。 婚活している全ての方に。

最近の記事

4着のコート~私が出会った忘れられない人~

12月ー 今年の冬の始まりは暖かく、コートの出番が遅かったけれど、私は毎年この時期になると必ず思い出すおじいさんがいる。 おじいさんが初めてお店に来たのは、寒くなり始めた丁度これくらいの時期だった。 その日いつものように私は家業の衣料品店の店番をしていて、雪がちらついてきたので店外に出てみると、おじいさんが外に陳列してあったコートを手に取って見ていた。 年は80歳くらい。 背が私より少し高くてスラっとしてるんだけど、極寒地帯にいるのかと思うくらいのすごい厚着をしていた。

    • 年の差60歳の友情~私が出会った忘れられない人~

      15歳の時、私は親の離婚や田舎独特の人間関係にうんざりしていた。 絶対こんな町から出て行ってやると意気込んで、地元から離れた高校を受験し、晴れて自由を手に入れた私は、もちろんホームシックにかかるなんてことが1度もないまま、高校での寮生活を終え、さらに地元から遠くの大学へと進学した。 夏休みやお正月に地元に帰っても、おじいちゃんやおばあちゃん、仲のいい友達数人と会えればもう満足。実家でのんびりしたいなんて気持ちになることはない。さっさと自分の家に帰りたいと毎回思っていた。 2

      • ビタミンDの新しい取り入れ方?~私が出会った忘れられない人~

        ビタミンDを体内で生成するため、1日に必要な日光浴時間は時間帯等にもよりますが、夏であれば15分~30分程度と言われています。 しかし、8月に入ってから危険な程に暑い日が続き、外出するのも一苦労。 暑さ対策ゼロで、こんな暑さの中に15~30分も外に居たら場合によっては熱中症になりそうです…。 専業主婦の私的に、唯一この暑さで嬉しいことと言えば洗濯物が良く乾くこと。 ベランダに出るときは日焼け止めと帽子、サングラスを必須アイテムにしながら洗濯物を干しますが、洗濯物を干しながらい

        • うだうだしている間に

          東京に来てあっという間に5か月。 そろそろ就職活動しようかな~と思った矢先に感染者数が増加したりしたこともあり、未だにうだうだと専業主婦生活を送っています。 社会人になってからこんなに仕事していない期間は初めてなので、最近では社会復帰できるんだろうかという不安が募ってきました。 求人を見ていても、 あ~私この経験ないから無理だわ。とか 資格ないしな~。とか 何故か出来ない求人に目が行きがち…。 こうなると履歴書と職務経歴書を作って行けばいくほど、自分がやってきたことに自

        4着のコート~私が出会った忘れられない人~

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        • 結婚確率2%からの逆転
          9本

        記事

          30代は1週間くらいの感覚で終わって行く。

          30歳の誕生日。どんな風に過ごしていたかは時間をとことんかけないと思い出せそうにもないけど、いくつか送られてきた誕生日を祝ってくれる温かいメッセージの中に、絶対に忘れられないメッセージがありました。 メッセージをくれたのは10歳年上の親戚のお姉ちゃん。 お姉ちゃんからのメッセージはこうでした。 「お誕生日おめでとう。30代は感覚的に1週間くらいで終わります。悔いのないよう楽しんで。」 1週間て大げさな…。 その時は本当にそう思っていた。 36歳の誕生日を少し前に迎えた

          30代は1週間くらいの感覚で終わって行く。

          信じる者は救われる…のか?

          顔もいまいち分かっていなかった彼に、ネットを抜け出し、初めて出会ってから数週間後。 過去にビビってばかり居る私と再婚になる彼は とりあえず、先の事は考え過ぎず行きましょうという結論の元、恋人としての関係をスタートしました。 アプリで出会うという性質?上、条件ばかりを並べて出会い、付き合い始めた感じになってしまいましたが、付き合っていくと、夫の人間性や優しさ、人や仕事に対する考え方がとても素晴らしく、どんどん惹かれていき、 できる事ならずっと一緒に居たい。と思うようになるま

          信じる者は救われる…のか?

          この傘はグリーンかブルーかどっち?

          学生の頃、予定に縛られることを変に嫌っていた私。 予定を作るのが嫌いなのは、その予定の日まで楽しみ過ぎて今からわくわくするのが疲れるとか、行きたいような行きたくないようなという気持ちの波を予定の日までコントロールするのが嫌とか、行き当たりばったりで遊ぶほうがもっと楽しめるからとか、そんな子供じみた理由でした。 幸いにも友人たちも同じ感覚だったので、「今日○○しない?」とか「明日空いてる?」とか突然誘い合いながら遊んでいたのですが、この感覚のせいで社会人になりたての頃は戸惑う

          この傘はグリーンかブルーかどっち?

          怖いものばかりの30代

          1990年代後半、当時の私はギャルに憧れてまくっていた田舎の中学生でした。 愛読雑誌はもちろんegg。ちょっとでも雑誌に載ってるモデルに近づきたくて、メイクを練習したり、写真を撮るポーズを真似たり。 修学旅行先の東京では、クラスメイトが東京タワーや国会議事堂を巡っている中、SHIBUYA109でひたすら買い物… そんな小っ恥ずかしい自分を思い出したのは、先日、Amazonプライムで篠原涼子さん主演の「SUNNY 強い気持ち・強い愛」という映画を初めて観たから。 この映画の時

          怖いものばかりの30代

          理想の人を引き寄せる方法?

          突然ですが皆さま、”引き寄せの法則”はご存じですか? 十数年前、ロンダ・バーン著書の「ザ・シークレット」という本が、引き寄せの法則を一躍有名しましたが、簡単に言うと、その本には願いを叶える為に「自分が欲しいものは何か」を明らかにし、「願望がすでに叶っている」と信じ、あとはそれを受けとるだけと書かれていました。 20代の頃、その本を読んだ私には理解しきれず、 「こうゆう考え方もあるんだ。」くらいにしか思っていませんでした。 スピリチュアル的な世界に興味がないわけではないし

          理想の人を引き寄せる方法?

          覚悟が足りない!!

          記憶が曖昧ですが、私がマッチングアプリでメッセージのやり取りへ至った人数、所謂マッチングした人は7~8人くらいでした。 これが多いのか少ないのかは分かりませんが、実際にメッセージのやり取りが始まると、メッセージを送りあう時間帯が合わない人もいるし、 マッチングして「初めまして~」のやり取り以降、ラリーが続かなくなったり、マッチングしたとたん会おうとしてくる人だったりして一人減り、二人減り… 今思えば、私のマッチングアプリの使い方が間違っていたのかもしれません。 ア

          覚悟が足りない!!

          マッチングアプリはせっかちな女と高相性

          3歳年下の妹に 「お姉ちゃんの掃除って、いつも8割くらいのところで終わるね。」 と言われたことがあります。 私の場合、はじめに張り切り過ぎて、後半余力が残っていない為、 「まあこれくらいでいいか」となるのです。 今回のマッチングアプリについても登録する時のプロフィールや写真の選定に時間をかけ、マッチングアプリの使い方を理解した時点で、早くも力を使っていました。 その結果、変な達成感から登録した、婚活を始めたというところで満足しつつあったのです。 マッチングアプリで私が一番

          マッチングアプリはせっかちな女と高相性

          マッチングアプリという未知の領域

          昨年10月、NTT ドコモが2026年3月にiモードのサービスを終了するというニュースを耳にしました。 私が高校生になった頃には携帯を持っているのは当たり前になっていたので、iモードは青春の一つ。なので、このニュースを聞いた時には一つの時代が過ぎていく感じがしました。 携帯を持ち始めたばかりの頃は友達とメールするのが楽しくて、メールが受信されると嬉しくなったのを覚えています。 携帯に使いなれたくらいから、友達の中で、「まだ会ったことはないけど、中学の友達の紹介でメールしてる

          マッチングアプリという未知の領域

          死ぬ気で婚活!

          小学生の頃、「Mybirthday」という雑誌で初めて占いを知った私は、何か壁にぶつかったり、悩んだりするとつい占いを見てしまいます。 拗らせていた時は、当たると有名な占い師に見てもらうため、朝3時から行列に並んだこともありましたが、占ってもらっても言われたことは直ぐに忘れちゃうし、占ってもらっただけで満足してしまうので、これまでに占ってもらった結果は全くといっていいほど覚えていません。 そんな私に何故かその占い師のおばちゃんの言葉は深く刺さり、「このアドバイスは聞いといた

          死ぬ気で婚活!

          結婚できなかった私が結婚できた話

          自粛生活でストレスが溜まっているのでしょうか。 夫が毎週末、パーティを開きたがります。 パーティといっても勿論、人を呼べるわけもなく、夫と私と2人で家でちょっとした贅沢な食事をする…といったものです。 そんな夫と結婚したのは2019年の秋。 夫45歳で2度目、私は35歳で初めての結婚でした。 結婚した時に何人かの人に言われたのが、 「結婚したくないんだと思ってた」 でした。 何だそれ。 したくなかったんじゃないよ。 できなかったんだよ。 ずっとバリバリ仕事して

          結婚できなかった私が結婚できた話

          はじめまして。

          夫が最近、何故か私のことを「フィリップモリス」と呼びます。 ちなみに私は禁煙者です。 そんな謎のあだ名をもとにニックネームを付けました、 「ぴりっぴもりす」です。 自己紹介私のことについて少し自己紹介します。 今年の春から、都内在住の36歳。 これまで、名古屋で高齢者福祉関連の仕事をしていました。おじいちゃん・おばあちゃん子だったからでしょうか。大変な仕事でしたが、利用者さんと接するのが大好きで、楽しく可笑しく仕事してきました。しかし管理職5年目を目前に、夫の転勤が決

          はじめまして。