見出し画像

他人は変えられない

「どうしてこんな人がいるんだろう?」
「あの人のここが嫌い、変わってほしい」
そう思ったことがある人が大半だろう。
私もずっと思っていた。
「何故こんなひどい事を言えるんだろう?」
「なんで変わってくれないの?」


他人を変えるには、まず自分から

昔から「他人を変えるには自分を変える事から」と言われているけれども
「なんで自分を変えたら他人が変わるの?」
「なぜ私だけが変わらないといけないの?」
「私が変わっても、あの人が変わるわけがない」
と思っていた。
だから他人を変えようと必死に説得したり、諭してみたり。でも、結局は上手くはいかなかった。


この世は自己投影の世界

でも、以下の話を聞いてから、長い間、疑問に思っていたこの事が腑に落ちた。


この世は自分の自己投影の世界。
この世界は自分で現実創造している。
周囲に集まる人もすべて自分の投影。


そうか、自己投影なんだ。
だから自分を変えれば、自分の心を投影している「他人」も変わるんだって。

自分の容姿に対して
「太ってる、かわいくない」
と批判してくる人がいる。
それなら自分は自分に対して
「太ってる、かわいくない」と思ってないか?

「どうせ大した仕事をしてないんだから」
と批判をされる。
じゃあ、自分は自分に対して
「大した仕事をしてない」って思っていないのか?

悪態をついてくる他人の放つ言葉は、あなたが自分に対して思っている言葉かもしれない。
心の奥底で自分に対して抱いている言葉。
悪態をついてくる他人は、それを気づかせるために現れただけの人。

そう思うと、自分で自分を批判することをやめれば、自分を受け入れる事が出来れば、きっとその「悪態をつく他人」はあなたから離れる、もしくは変わる。

だって自己投影の世界なんだから。

自分が自分を認めたら、あなたを認めている「他人」しか周りに現れなくなるはず。


真実は理解できないんだよ、きっと

「他人が自分の投影」とは思えないかもしれないけれども、今、私たちが住んでいる世界は3次元。
この世の成り立ちや「自分」や「他人」の本当の意味を理解する事なんてできるわけない。

個体が別だから、といったところで個体って何なのか?粒子ってなに?粒子は個体として確実に存在していると言えるのか。

個体として存在していることが現実に「ある」って思っているけど、個体として存在しないものは「ない」のか。

私達が理解できないだけで、証明できないだけで、見えないものだって「ある」のではないか。
そもそも人間、個体って本当に個別なの?

結局、本当の事なんて私達には、多分、理解できないんだろうな。


魔法のような世界へ

それなら、この世は自己投影、みんな自分、そう考えた方が楽なのでは?
魔法のような世界だけど、真実なんてわからないんだもん、この際、魔法の世界に入り込んでみるのもありなんじゃない?

全ては自己投影の世界。
自分で創造した世界。

そこでは、他人の放つ辛辣な言葉が、他人から発せられたのではなく、自分が自分に発している言葉、気づいていない自分の気持ちの表れ。

その人を恨む気持ちも「どうしてこんな事を言うの?なんで?」と、その他人の気持ちを考え続ける事も無意味だ。(実際、わかるはずもないんだし)

「自分は自分に対してどう思っている?」
と自分の深堀をした方がずっと良い。

その「他人」は、自分の事を見つめ直すきっかけをくれただけで、ただそれだけの存在って事。
その「他人」が悪いんじゃない。

この世の本当の姿なんて、私達に理解できるわけがない。だから「この世は自己投影という魔法の世界」と考えて、

「なんでこんな事をするのか?」
と他人に考えを置くよりも、
「自分のにとっての意味はなにか?」
を考える方がずっと楽に生きていける。

だって、そうやって自分へのメッセージを受け取り学んでさえいけば、その他人は単なる「メッセンジャー」としての役割を終えて自分の目の前から消えて、嫌な思いをしなくてすむんだもん。
そしてそれは、とてもラッキーな事なんだよね。


最後に

この世は「自己投影という魔法の世界」。
だまされたと思って、一度見つめ直してみるのもいいのでは?
きっと、今よりもずっと楽に生きて行けるはず。
だって、嫌な人なんて、ただのメッセンジャーなんだから、役目を終えたら去るか無害な人になるんだし。そうなれば楽しく生きる事ができるはずなんだしね。


「頭の中、お花畑」と言われても上等です。
1度の人生、楽しく過ごしたもん勝ちです。
毎日ニコニコ過ごして、心地よい世界を創造していきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。よろしければサポートお願い致します。いただいたサポートは見聞を広めるための活動費として使わせていただきます(^o^)