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海外MBAランキングの意義

アビアントー。
昨日、英Financial Timesによる海外MBAランキングが発表されTwitterでも結構話題になっていました。

毎年ランキングなんてーとか言いながら、結構在学生、卒業生の皆さんは母校のことを気にしていて、その雰囲気が何となく好きです笑 お祭りのような感じですかね。

良い機会なので海外MBAランキングに関して自分が受験時代に考えていたことをまとめます。少しでも誰かの役に立てば嬉しいです。

海外MBAランキングとは

読んで字の如く、海外MBAプログラムをランキング化したものです。色々なランキングサイトがあるのですが、以下の3つが三大MBAランキングと位置付けられているようです。

① QS(Global MBA Rankings)
イギリスの大学評価機関「クアクアレリ•シモンズ」によるランキング。最新版はこちら

② Financial Times(Business school rankings)
今回発表されたランキング。イギリスの高級新聞紙「フィナンシャルタイムズ」紙によるランキング。FTランキングとも言う。最新版はこちら

で、もう一つはエコノミストのランキングと書きたかったのですが、MBAランキングの発行を止めた?みたいです。せっかくなので三大ではないですが、有名なBloombergを仮に。

③Bloomberg(Best B-School)
アメリカの金融情報誌「ブルームバーグ」によるランキング。最新版はこちら

その他にもForbesとかなんとか色々あります。とまぁ色々あるんですが結構各媒体でランキングはバラつきます。
例えば私の進学先は、①では4位、②では17位、③不参加、去年のエコノミストでは7位となっています。

なんでこんなに違うのかというと、各媒体が差別化しようとそれぞれ色んな指標を毎年生み出しているからです。
今年はFTランキングの主要な指標にカーボンフットプリントが入ってきていて、ビジネススクールのランキングとは?という感じです。

それはそれとして、個人的に一番分かりやすかった各媒体での指標の分析は以下のTwitterのツリーです。興味がある方はこちらをご参考下さい。

ランキングって意味あるの?

こんな媒体によってバラバラで、ランキングって意味あるんでしょうか?最近は大学側がランキングをボイコットしたりして物議をかもしてもいます。また、社会人が行くMBAにあって、まだ偏差値脳なの?みたいなことを言う人もいます。

色々な意見があるのは承知していますが、私はまぁまぁ意味があると思っていますし、実際受験校を選ぶ1つの指標にしました。主な理由は以下の通りです。

①優秀な人が集まりやすい
色々な人に会った肌感覚として上位の学校程、「凄いな!」と思う人がいました。逆にそうでない学校の場合、失礼ですが社会人としての基礎がなっていないのでは?という動きをする人もいました。

ランキングは、基本的には卒業生に対する世間の評価を積み上げて作られているものだと思います。だからこそランキングが高い大学には、その人たちに憧れた人たちが集まる良いサイクルができやすいのではないかと勝手に思っています。

私自身の個人的な経験としても、私は地方の中堅高校から都内の難関大学に進学しました。その時にこれまで出会えなかった人に出会い、挫折し、刺激を受けた経験は私の大きな財産になっています。
なので、MBAでもできるだけ背伸びをして、色んな人に会って、また違う世界を見たいと思いました。

②キャリアの選択肢が広がる
また、卒業後のキャリアもランキングによって機会が異なってきます。
有名なのはこちらのサムスンのMBA採用の例ですが、ランキング上位の学校を採用対象校に絞っている会社もあります。

なにはともあれ

とまぁ色々書きましたが、こういう理由で私はランキングに否定的ではありません。(否定的な方の意見もよく理解しますが)。学校選びの一つの大事な要素になり得ると思います。

自分の場合はランキングが高い学校で厳しい競争を勝ち抜いてきた人たちに揉まれることと、卒業後のキャリアの選択肢を広く持つことを望んだ結果、ランキングが重要な指標の一つになりました。

何でこんなにしつこく言うかというと、ランキングを悪かのように言って回る人を見かけたからです。気持ちは分かりますが、それもバランスに欠けるなと私は思いました。

まぁそもそも自分はそんなに高いランキングの学校に行くわけではないのですが。。。笑
でも自分の中では十分背伸びしている感覚はあるので、それで良いと思っています。
留学がとても楽しみです。

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