マガジンのカバー画像

お助け屋と初恋王子

12
便利屋「お助け屋」を営む八月朔日哲(ほずみ あきら)は仲介役のコンラートの依頼で慎也と神奈を伴い神戸にやってきた。依頼人はなんと、哲の幼馴染で現在はミレアナ王国の王太子となってい…
このマガジンをご購入いただくと、連載作品が一話ずつ買うよりもお買い得になります。
¥2,500
運営しているクリエイター

記事一覧

お助け屋と初恋王子 第六章 後編①

    【6】  哲は決して寝起きの良い方ではない。だが、そのことに晃志郎が気付かな…

200
北瀬 遼
9か月前

お助け屋と初恋王子 第六章 後編②

   【9】  襲撃に適した時間帯は深夜が基本パターンであるが、真っ昼間にそれをやっ…

200
北瀬 遼
9か月前
2

お助け屋と初恋王子 第六章 前編②

   【4】  「で、なんでお前がそこにいるんだ?」 一階の昼間はカフェである店のカ…

150
北瀬 遼
9か月前
4

お助け屋と初恋王子 第六章 前編①

   【1】  (スマートフォンってぇやつは本当に便利な機械だぜ) 哲は文明の利器と…

150
北瀬 遼
9か月前

お助け屋と初恋王子 第五章 後編

   【4】  少し時間は遡る。  哲が晃志郎を連れてファミリーレストランを出て行っ…

200
北瀬 遼
9か月前

お助け屋と初恋王子 第五章 前編

    【1】  九条麟という女性はトラブルシューターという稼業を生業としている割に…

200
北瀬 遼
9か月前

お助け屋と初恋王子 第四章 後編

     【3】  カイルがミレアナ王国大使館に到着した。  侍従長のイシャナはカイルが王政廃止反対派の人間であることを知らない。カイルは用心深く、反対派の人間とは水面下で繋がっており、表向きは現国王の側近として政務を取り仕切り、反対派に情報を流していた。暗殺の首謀者自身が反対派のスパイをしているのだが、このことは監察のザイードにも知られていない。カイルは用心深く反対派との繋がりを隠していた。 「これはこれは大臣殿。お忙しいところご足労頂きまして申し訳ございま

¥200

お助け屋と初恋王子 第四章 前編

   第四章    【1】  ソーマにとって、この世で一番大切な存在――。  そ…

150
北瀬 遼
10か月前

お助け屋と初恋王子 第三章 後編

   【3】  神戸という街は全体の八割が山と言っていい。海のイメージが強いのは、古…

200
北瀬 遼
1年前
2

お助け屋と初恋王子 第三章 前編

  【1】  東京のとあるバーで、ミレアナ王国大臣、カイル・リクロスは、一人の日本人…

150
北瀬 遼
1年前

お助け屋と初恋王子 第二章

   【1】  東京、ミレアナ王国大使館――。 「イシャナ侍従長、王太子殿下がっ!」…

200
北瀬 遼
1年前
1

お助け屋と初恋王子 プロローグ/第一章

 プロローグ  「正気ですかい、あんた」 ソーマの呆れた表情に小国の王太子は生真面目…

200
北瀬 遼
1年前
7