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【おっさんの戯言】楽しみの果て…

『毎日を楽しく生きる』

なんて言ってると…

「そんなこと出来るわけないじゃん」
「それじゃ駄目な人間になるんじゃね?」
「楽しいだけじゃ成長出来ないでしょ」
「そもそもそんなに楽しめることなんてある?」

などと、否定的なことも言われがちだが…

『楽しさ』なんてものは人それぞれで、
そのハードルも人それぞれなので、
それらのような否定的な意見に対しては、

「俺はね…」

なんて程度で、流してしまうのだったが…

 私は、少なくともここ十年間くらいはこの

『楽しむ』

ということを自身のモットーと位置付け、
特に強く意識して生きてきた。

日々、行う『選択』は常にそのモットーに従い、
より楽しめそうな選択肢を選んで行動してきた。

[より楽しめそうな方を…より楽しむために…]

その結果がどうであったかというと…

日々、楽しみだけを追求し
ただただ、愉快に暮らすなかで、
堕落しきってしまって、
その生活スタイルは
ついに破綻をむかえたのだった…

と言うふうには、ならなかった。

 ここ十年間ほどでの私の人生は、
その変化をより大きなものとして、
理想として思い描いていた自身の
人生観の実現への距離を
大幅に縮める方向へと躍進した。

楽しむためにとる行動の先には
さらなる楽しみを発見することができる。
そして、その楽しみを得るために進む
道のりでは、更に、数多くの楽しみを
体験することができる…ことを知った。

その期間での出来事を振り返ると、
今まで生きてきたなかでも、
特に濃密で、変化も成長の度合いも
飛躍的に大きくなった期間であった
ことがうかがえる。

 以前所属していた鉄道関連の会社には
最終的には19年ほど在籍したことになる。
その間で、この『楽しむ』という意識を
覚醒させたのだが、その後、その会社を
退職するまでの7年余りの期間のなかで、
30名はゆうに超えるほどの先輩や
同僚や後輩達と仲良くなることができ、
今でもそこの繋がりは継続できている。

また、その頃は私生活でも積極的に
様々な活動に参加し始め、
交友関係も大幅に拡がっていった。

『楽しむ』

ということを強く意識していたら、
会社でも私生活においても、
思いっきり楽しめるコミュニティを
数多く得ることができた。

しかし、楽しみを追及する私は、
これでよしとはいかなかった。

楽しいのは社内や周りの人々との
人間関係でのことであって、
その頃には既に、私が従事する
仕事そのものからは、まるで楽しみを
得られなくなってしまっていたからだ。

実生活においての仕事に費やす時間を
1日10時間ほどと考えると、
生涯現役を希望する私の場合、
そこから先の人生で、
概ね10万時間ほどの時間を
退屈に過ごすことになるのだった。
そう考えたとき、その事実を私は
受け入れることが出来なかった。

そんな私は、

自分が本当にしたいこととは何か?
自分が本当に輝ける場所はどこなのか?
自分がココロから楽しめる仕事とは?

などと自問自答し、
そこで出した答えに向けて
始動することとなる。

その半年後には建築系の会社へ
転職をすませ、その転職先では、
人間関係も仕事そのものも、
両方を楽しめる日々を過ごせ、
はや3年が過ぎようとしている。

そして、
来年にはさらなる楽しみの飛躍を狙い、
新たな挑戦を目論みながら、
今現在、マイペースで奮闘中の
日々を過ごしている。

こんな調子で行動してきた私は
苦労とか、我慢とか、悩みとか、
頑張りさえも感じることなく
ただただ好きに、夢中に楽しんできた。

という意識しかない。

しかしながら、その結果残した
自分の人生に於ける功績は
多大に価値のあるものであったと
自己評価している。

そして、今後も変わることなく、
このスタンスで生きて行くその先には
きっと…もっと楽しく、当然にして幸せな
毎日が続いて行くのだろうと予測している。

人生を終えるその瞬間まで途切れなく…

そして、それこそが私の理想とする

『幸福な人生』

そのものもなのである。☝️🥳👌


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