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育休を取得したお父さんが育休期間中にするとよいこと

子供が生まれてから、1ヵ月ほど育休を取得しました。その間やってよかったことをランキング形式で5つ共有します。これから育休を取得するお父さんの参考になれば幸いです。

1位: 子供の手続き

やったほうがいいこと、というよりやらないといけないことです。産後で動けない奥さんに代わり、出生届などの手続きを行います。いろいろなサイトで必要な手続きが紹介されているので、育休に入る前にリスト化しておくとよいです。近くの出張所じゃなくて本庁舎に行かないと!というケースがあるので「行く場所」まで調べておくとよいです。

手続きする際に案内がありますが、各自治体で子育て支援の施策があるので1度使っておくといいと思います。うちではリモートによる助産師さんの相談をためしてみましたが、非常に良かったです。

マイナンバーカードの申請、銀行口座の作成など、必要そうなものは育休中にすませておくと後が楽です。マイナンバーカードは子供の写真を撮るのが一苦労なので早めにやっておくといいです。

2位: 家事の効率化

衣食住にいままでより時間が使えなくなるので、抜本的な効率化をしておくとよいです。

  • 衣: 洗濯機の購入/更新など

  • 食: 食料の定期発注、調理家電の購入、食洗器購入など

  • 住: 自動お掃除ロボの購入など

うちはコープデリで食材を発注してます。何を発注すればいいのか悩む時間を減らすため、「和風」「洋風」「中華」ごとに必要な食材(人参N本、小松菜M個など)を決めてリスト化しました。和風が食べたいなら和風の食材リストで発注する、という感じです。また、近くに住んでいる家族にお願いしておかずを定期的に届けてもらうようにしました。

洗濯機の購入・調理家電の購入は話し合いの結果、費用対効果の面から見送っています(ルンバはもとからいた)。食洗器の購入をしたのですがかなり手間だったので、ピックアップして紹介します。

食洗器の購入

育休に入る前から奥さんからも周りからも言われていた「食洗器の購入」。最終的に我が家で購入したのはサンコーのラクアでした。

食器は私が洗っていたのですが、今のところ時短より面倒な食器がすぐ洗える、手が荒れないのが個人的に大きいメリットです。作り置きする関係上タッパーを使うことが多いのですが、油が多いおかずだとぬめりが取れなくて「ウガー!!」となることがままありました。食洗器にいれるときれいに取ってくれます(余談ですが、タッパーのぬめりはちぎったクッキングペーパーと洗剤を入れてシャカシャカするときれいに取れます)。

あと、私は手が荒れやすいのでその点もよかったです。

食洗器の購入には3~4日はかかります。大きさはどれぐらいか、水を引く分岐水栓が可能か、分岐水栓なら工事費は、実物を見てみて騒音はどうか・・・など検討することはかなり多いです。仕事で疲れた週末よりも、育休がとれるならそこで腰を据えて検討するといいでしょう。

食洗器購入までのステップは概ね以下のような形です。

  1. 購入した方が良いかきめる。

  2. 設置可能なスペースを確認する。

  3. 分岐水栓が導入できるか確認する。

  4. 電源/アースの取得位置を確認する。

  5. 実機をチェックする。

  6. 見積を作成する。

  7. 購入する。

ポイントは分岐水栓です。分岐水栓とは、水道の蛇口から食洗器に水を引けるよう分岐させる水栓ことです。例えば以下のような部品です。

値段を見て「オッ、そこそこかかるな」と感づいた方は鋭いです。分岐水栓はそれ自体が結構値が張るもので、取り付けするにもお願いするなら工事費が6,000円ぐらいかかります。そのため、分岐水栓型の食洗器を導入する場合は+1万は見ておく必要があります。

「電源/アースの取得位置を確認する」ですが、食洗器を置く場所の近くに電源がない場合工事が必要です。どんな工事が必要かは幅があるため(2,000~10,000ぐらい)、工事の必要有無を確認しておく必要があります。うちの場合は工事するとかなりの金額だったため、延長コードと漏電保護タップで対応しました。

「実機をチェックする」のも結構重要です。普段使っている食器って結構家によってばらばらだと思うので、入れたい食器がちゃんと入りそうか確認するとよいです。また、騒音は実機確認の時ならではですね。ダイニングキッチンの場合食洗器と食卓の距離が近く、食洗器を回しているとうるさくて「ウキー!」となる可能性があるので確認しておくとよいです。

サンコーのラクアを確認している様

うちの場合、最終的な見積は以下のようになりました。電源は延長コード、アースの工事はえらいことになるため漏電保護タップでカバー、また食洗器を置く台を購入しています。

食洗器購入見積

食洗器を置く台も実は値が張ります。Panasonicの食洗器ではオフィシャルの台があったりしますが、以下のようなお値段です。見積りに入れるのをお忘れなく。

3位: 育児家事代行

育児と家事は代行しましょう。3位というか、常にやることなのでこの位置にしています。奥さんが回復してくるのは1カ月後、元の体調に戻るには3ヵ月~1年かかるといわれています。実際、奥さんはほとんど1日寝ていました。

育児は日々の記録をつけることが重要です。助産師さんとの面談でもミルクの量やウンチの回数など聞かれます。こちらのアプリは後輩から紹介してもらったのですが、ものすごく重宝しています。便利!!日々の成長を実感するのにもよいです。

育児をはじめるまえに、母子手帳を最初から最後まで3回ぐらい読んでおいた方がいいです。母子手帳には育児に必要なことが詰まっているので、母子手帳を読んでわからないところを検索したり書籍を読んでみたりすると理解が深まります(私はそうしました)。さらっと「こういう時はすぐに病院に連絡してください」と書かれていたりします。

家事はご飯の準備、洗濯、掃除、育児はおむつ替え、ミルク、お風呂が代表的なお仕事です。やっているといつの間にか一日終わっている日々でした。「育休って期間が長いからこの時間でなにか勉強とかしようかな」は実現できない可能性が高いです。

おむつはグーン・パンパース・ムーニー・メリーズと4つ試しましたがメリーズ、パンパース、グーンの順におむつ替えがしやすかったです。ただ、ここは個人差があると思います。おむつメーカーごとにポイントがたまったりするので、子供に合うものを選んでおくといいです。AmazonだとAmazon Familyでお得に買うことができます。

おむつはドラッグストアとかに意外とおいてなかったりするので(大人用はある)、切らさないよう発注するのは重要です。

ミルクは保育園に入れる場合保育園でつかっているミルクの種類があったりするのでそれと併せておくとよいです。哺乳瓶もそうですね。

沐浴はお父さんの出番、というか男性でないと難しいのではないか(必要な力的に)と思うので、積極的にやっていきましょう。最初は夫婦二人がかりの方がいいと思います。私は動画で予習しましたが、動画で見た通りにできることはなかったです。

4位: 子供の体調不良への備え

子供が病気になることは十分あり得る話です。緊急時に手当てする方法、また近くの病院は連絡先を調べておくとよいです。私はチャイルドケア講習を受けてみました。

講師の方のお話で、「産後の入院中に自分の子供が息をしていないのに気付き、ナースコールしたけれど誰も来なかったので習ったレスキュー呼吸をしたら無事息をするようになりました」という体験談を聞いてヒエッと思いました。何事も備えておいた方が安心です。

5位: 今後のイベントの整理

育休が終わった後も子育ては続きます。1ヵ月検診、2カ月からは予防接種など。両親に顔を見せに行くタイミング、保育園の見学など、なんとなくあり得そうなイベントは大まかにスケジュールを把握しておくといいと思います。イベントを整理するには母子手帳、また育児本が役立ちます。こちらの書籍の未来予想図などは参考になりました。1歳当たりで今より夜ぐずるようになるのか・・・?と思うと気が重いところもありましたが。

育休明け、仕事となりますが「今まで通りの自分のキャパシティー」で仕事のボリュームを見積らないよう注意したいです。本当に見る間に大きくなるので、成長を見守るために仕事に追われないようにしたいです。

そんなこんなで育休中にやってよかったことでした。誰かの参考になれば幸いです!

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