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コネはこう使ったら有効かもしれない・・・

現地IT企業に就職して、1ヶ月。

ニュージーランドらしいのんびりとフレンドリーな職場がとっても居心地良く、就活がんばって良かったなぁと感じているこの頃です。

就職して、まだトライアル(90日間はトライアル、お給料は通常通り)が終わってないので、少しビクビクはしていたのですが、会社のホームページにはDeveloperとして写真を載せてもらってるし、クリスマスの予定なども聞かれているので、余程会社にとってマイナス因子でなければ首になることはなさそうなので、引き続き楽しく働いていけそうです。

さて、就職が内定してから2ヶ月経ちますが、2つほどコネに関して思うところがありました。

1:空きポジションの可能性

先日、ディプロマ時代の特に仲の良かったわけではない友人(わたしよりも前に、GDIT7を卒業した子)から

「就職おめでとう。あなたの会社に空きポジションある?ITでポジション探してるんだけど」

と連絡が来ました。

そんなに仲良くもない人でもコネを利用しようとする姿勢に正直あまりいい印象を受けなかったのですが、わたしのロシア人の彼からしてみたら、「ただ空きポジション聞いてるだけじゃん、普通だよ」と言われました。

で、

「ありがとう。今のところ、わたし含めて3人新しくディベロッパー雇ったから空きポジションはないよ。就活がんばってね」

と返信したら、

「問題ないわ。空きポジションでたら連絡してね」

と来て会話終わり。

彼女とのやりとりへの印象がいいか悪いかは置いといて、誰かが入社したばかりの会社でさらに空きポジションはあるのかどうか。

ないでしょって個人的には思っていたんですが、可能性としてはある場合もあるなと思うようになりました。

まず、入社した人(この場合わたし)が一般的な求人広告で仕事を得た場合、空きポジションはないことが多いと思います。なぜなら、他の記事でも挙げた通り、ニュージーランドの求人広告からの応募は狭き門です。特にIT業界は1つの求人に数十人の応募があるので、もし同じような条件の空きポジションが2人分であれば、その選考のプロセスの中で2人選びます。採用活動にもお金がかかっているので、そうしないメリットはあまりありません。

では、空きポジションがある場合はと言うと、入社した人がコネで入社した場合なんじゃないかなと思います。表に求人を出す前の空きポジションが、その入社した人の分以外にもまだあるかもしれません。あとは、入社した人とは違うポジションの場合もあり得ますが、会社側も人を雇うなら同じタイミングにした方がトレーニングコスト(会社説明など一般的な教育は共通化できるので)を削減できるので、どうでしょうね。そのため、ゼロではないでしょうけど、入社したばかりの人がいる会社に空きポジションがあることって稀なんじゃないかなと感じています。

なので、「空きポジションが出たら教えてね」、と言うメッセージは未来への伏線にはなると思いますが、そんなにすぐには出ないだろうという感じもします。

2:直接的なコネじゃないけど情報がもらえる

就活を終えた時点で、求人サイトのアラートをOFFにしたり、Facebookグループをミュートにしたりして、毎日大量に入ってくる情報を減らしたのですが、それでも一度広げたアンテナはまだ回収仕切れておらず情報が日々入ってきます

ああ、まだ就活していたら応募していただろうな、というようないい求人情報とかも結構あるわけです。

個人的な意見にはなりますが、仕事が決まった人=ちゃんと情報収集をできていた人、の元には割とその人の集めていたレベルの情報がまだある可能性が高いんじゃないかなと感じています。

紹介ではないので、そんな情報ならいらないと思う人もいるかもしれないですが、例えばあるプライベートなITグループ内でシェアされてた求人情報や、LinkedInでの企業からの直接的な仕事のお誘いなどもあります。最近あった良さげな情報は、バックエンドエンジニアを急ぎで探しているという企業の採用担当からのダイレクトメッセージ、IT業界向けのグループではアプリケーションサポートやいろんなレベルのMoible Developer探しているよ、という投稿など。

ふさわしい人がいたらわたしは積極的に情報を流すタイプなんですが、みんな就活状況って意外とシェアしたがらないんで情報を渡せそうな相手がいないんです。

どんなポジションを探しているのか、どんなレベルのことならできるのか、就活状況は今どんな感じなのか、簡単にまとめて教えてくれてたらいいのにと思うんですが、「ITの求人なら何でもOK」みたいに言われても、情報にマッチしているかわからなければ情報のシェアのしようがない。

ITの求人といっても、ウェブディベロッパー・ソフトウェアディベロッパー・ITサポート・ビジネスアナリスト・ネットワークエンジニアなどなど色々あります。使えるプログラミング言語も違いますし、Graduate・Junior・Intermediate・Seniorなどレベルもあります。

とりあえずある情報を何でもこちらからメッセージでシェアする程、他の人の就活に熱心になる理由はないので、こういう情報あったらシェアしてね、と言ってくれればいいのにと思ったりしています。

ただし、こういう「いい情報あったらシェアしてね」すら言われて面倒に感じる人はいると思うので、大事なのは、その人との日頃からのコミュニケーションであることは言うまでもないです。

まとめ

・就職が決まったばかりの友人の会社に空き求人があることは稀だけど、友人がコネ入社の場合はありうるかも。

・就職が決まったばかりの友人には、いい就職情報がまだ継続して入ってきてる可能性がある。

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