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【連載コラム】もっと知りたい障がい者福祉 ~第6回障がい者雇用用とは?~

皆様の中には、日頃障がい者福祉と関わる機会はないけれど、状況や課題を理解したい、どんな支援が自分にできるのか考えたいと思われる方がいらっしゃると思います。こちらのコラムはそのような方に向けて、障がい者福祉を取り巻く状況を知っていただけるような情報をお届けします。


9月は「障害者雇用支援月間」です。
社会全体で雇用の機運を高めることを目的に行政が啓発活動を行っています。


・障害者雇用制度とは
障がいがある人が能力や適性を活かし、特性に応じて働ける社会を目指し、国は企業などに対して障害のある労働者の割合を義務付けています。国からは、障がいのある人を多く雇用する企業に調整金を支給するなどの雇用促進が図られ、企業では働く人の体調やできることに合わせ、負担にならないよう配慮する「合理的配慮」が求められています。


・対象となる人
障害者雇用の対象は「障害者手帳」を持っている人、児童相談所で知的障害があると判定された人などです。障害者雇用の求人しか応募できないわけではなく、一般求人と障害者雇用の求人双方の応募が可能です。


・障害者雇用の課題とこれから
2018年から、障害者雇用に精神障がいを抱える人が対象となりました。雇用は増えているものの、職場でうまく働き続けられないなどのケースもあり、入社1年後の職場定着率は約5割と他の障がい種類と比べて低いことが課題で す。離職理由には、職場環境や賃金面のほか体力や意欲が続かない、症状の悪化など障がい特有の理由も占めます。雇用機会確保と同時に、再発等を繰り返さずスムーズに社会復帰ができる雇用形態や働き方が求められています。



引用・参照元
独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構「障害者雇用支援月間(毎年9月)」https://www.jeed.go.jp/disability/activity/education/index.html
厚生労働省「障害者雇用対策」https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/shougaishakoyou/index.html
LITALICOワークス「障害者雇用で働くとは?障害者雇用と一般雇用の違いやメリット、デメリットはあるのかを解説」https://works.litalico.jp/column/system/001/
マイナビパートナー紹介「障害者手帳をお持ちの方におすすめの仕事の探し方|障がい者雇用枠や受けられる支援・サポートを紹介!」https://mpt-shoukai.mynavi.jp/useful/column/useful-3786




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