最近の読書(現代思想入門、ラカン、土曜の夜の夢)

千葉雅也『現代思想入門』を読んでいます。 


この本は、半年前(2022年3月)に発売と同時に手に入れ、読むのは3回目です。と言うか、2回は挫折です。3回目は割と調子よく読み進んでいますが、どうなることやら。

哲学や思想の新書としてはびっくりするくらいとてもよく売れている本だそうで、Twitterでも「すごくわかりやすい」という感想をよく見るのですが、みんなすごいですね。私にはそんなにわかりやすい本でも難しいです。

昨夜は第4章(ショーペンハウアー、カント、ニーチェ、マルクスのあたり)を読んで、ぴしぴしぴし、と何かがつながり合う感じ(知的興奮)があったので、嬉しくてこんなツイートをしました。

書いてあることの要約もできないし、感想も出てこないし、まだよく理解できているとは言い難い状態です。でも何か言いたかったんですよね。

この言語化できない「なにかいいものが訪れつつある」という感覚は、勉強することの醍醐味かなと思います。

千葉さんの本の中で紹介されていたので、こちらも平行して読んでます。

片岡一竹『疾風怒濤精神分析入門:ジャック・ラカン的生き方のススメ 』

物心ついてからずっと、毎日必ず本を読む生活をしてきたのですが、なんだかここへきて自分の読書スタイルを変えていく必要を感じています。丁寧さというか誠実さというか、そのときそのときの自分の状態に合わせて読み方を調整していくようなことが必要なのかな、と思っています。読み飛ばすことがあってもいいし、途中でやめてしまうことがあってもいいけれど、線を引いたりメモをとったり、こうして記録のようなものを書き残したり、人に話したり、いろいろやっていきたいなと思います。

斎藤環『世界が土曜の夜の夢なら ヤンキーと精神分析』

これもインパクトがあったので何か書きたいと思っています。と言うか、読んだ直後に書き殴った下書きはあるんですけれど。そういうものもどうやって扱っていくのか、ちょっと迷い中です。

この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?