亀井聖矢さんがロンティボー国際ピアノコンクール2022優勝しました💚
このノートはその軌跡です。最初は、公式サイトの概要から、いつもの通りスタートしています。亀井くんがラウンドを進むたびに、ノートは亀井くん色に染まっていきました。
公式サイト
☆コンクールのスピリット
メッセージにそれが表れています(以下、拙訳)
応募者の方へ
ロンティボー国際コンクールには、独自の芸術的価値観があります。
最高のピアノ演奏家、最高のテクニシャンを見出すことはもちろん、それ以上に真の芸術家としての個性との出会いを大切にしています。
コンクールのすべてのステップが、コンテスタント同士が競い合うこと以上に、音楽を共有するここだけの特別な瞬間なのです。
こちらは、理事長のメッセージ動画👇
☆配信はYouTubeで!
☆スケジュール
動画による予備審査
・7月8日までに申し込むこと
・審査の結果32名が本選に出場
・動画審査課題曲:
1.ショパン/ソナタ 変ロ短調 第2番(第1楽章、繰り返しなし、第4楽章)
2.ドビュッシー/トッカータ または
ラヴェル/トッカータ(マルグリット・ロンの戦死した夫に捧げられた作品)
3.プーランク/プレスト 変ロ長調
4.どちらか1作品を自身で選択 クープラン/ティク・トク・ショックまたはラモー/鳥のさえずり
本選出場者と一次演奏順
一次
・日程:11月7日(月)10am~5pm (午後6時~午前1時)
8日(火)11am~7pm (午後7時~午前3時)
9日(水)11am~7pm (↑カッコ内日本時間)
(*時間はチケットセンターの情報)
・場所:エコールノルマル音楽院、サルコルトー
(この名門音楽院、マルセルさんや尾城さんのホームです)
・課題曲
1.動画による予備審査と同じ
2.加えて、任意の10分程度の作品
・10名がセミファイナルに進出
セミファイナル
・日程:11月10日(木)10am~8pm (午後6時~午前4時)
・場所:エコールノルマル音楽院、サルコルトー
・最長45分のリサイタル
・課題曲
1.自由プログラム
2.セット作品規定:ショパン前奏曲第16番
・6名がファイナルに進出
ファイナル
・日程:リハ 11月12日(土)
本番 11月13日(日)
11am~1pm (午後7時~9時)3名
3pm~6pm (午後11時~午前2時)3名
・場所:シャトレ座(1911年に『ペトルーシュカ』が初演された劇場だそう!これまた素敵なところ)
・オケ:The Orchestra of the Republican Guard
・ピアノ:Fazioli、Steinway
・コンチェルト演奏
・課題曲:13曲の候補の中から一曲を選択(ショパン1 シューマン プロコフィエフ2 ブラームス2 モーツァルト20 ベートーヴェン4 ラフマニノフ3 チャイコフスキー1 ラヴェル in G サン=サーンス5 リスト2 マスネ フォーレ/ピアノとオーケストラのためのバラード)
授賞式とガラ
・日程:11月13日 (日)8:30pm~10pm (午前4時半~6時)
・受賞者発表・表彰式の後、優勝者コンサート及びファイナリストによる「ベスト」演奏
☆褒賞
賞金
1位 35千ユーロ
2位 20千ユーロ
3位 12千ユーロ
4位 8千ユーロ
5位 6千ユーロ
6位 4千ユーロ
聴衆賞
ロータリークラブ・パリ賞
特別賞
・ワーナークラシックス・エラート賞 (CDのレコーディング)
・7月14日賞:受賞者1名が7月14日パリ祭の公演に出演、フランス放送局がその模様を数百万人の視聴者に向け放映予定
・10か所以上の音楽祭に受賞者を招待しキャリアスタートを支援する予定:
-アルカデス・フェスティバル
-コート・ド・ナクレ音楽祭
-グシュタード・ニューイヤー・ミュージック・フェスティバル
-フェスティバル・レ・ピアノ・フォリー・デュ・トゥーケ
-ヴェルコール音楽祭
-フェスティバル・デュ・ビガン
-リヨン・ショパン協会
-シフラ財団フェスティバル
-レ・グラン・クリュ・ミュージック
-カーチャ・ポポワ(プレヴェン=ブルガリア)
-ル・ヴァン・シュル・ラルブル フェスティバル
-レ・ピアニッシム
-ビリニュスピアノフェスティバル(リトアニア)
・ユーリー・ブーコフ賞
・マダムアグネス・ユベール・エヴェスクRevelation賞
(受賞者が26歳未満の場合)
☆審査員
ブルーノ・レオナルド・ゲルバー(Bruno Leonardo Gelber):
オーストリア系アルゼンチンのピアニスト。スカラムッツァ(アルゲリッチやバレンボイムの師)に師事。マルグリット・ロンの愛弟子。ロンティボー受賞者
フィリップ・アントルモン(Phillippe Entremont):
フランスのピアニスト・指揮者。マルグリット・ロンに師事、エリザベートやロンティボー入賞
Plamena Mangova:
ブルガリアのピアニスト。サンタンデールやエリザベート入賞
Pavel Gillov:
ドネツク出身。ソ連亡命しドイツに。ピアニスト。ショパンコンクールなど受賞歴。ボンのベートーヴェンコンクール創設者
審査員長レナ・シェレシェフスカヤ(Rena Shreshevskaya):
ロシア出身のピアニスト。エコールノルマル音楽院教授で、ドゥバルグ、カントロフ、マルセル田所など有名ピアニスト多数輩出
Marc Laforet:
フランスのピアニスト。85年ショパンコンクール2位、マズルカ賞及び聴衆賞。シフラ国際メダリスト
エリック・ハイドシェック(Eric Heidsieck):
フランスのピアニスト。コルトーに師事
フランソワ=ルネ・デュシャーブル(Francois-Rene Duchable):
フランスのピアニスト。エリザベート入選。03年に演奏活動から退く
児玉桃(Momo Kodama):
フランス在住日本出身のピアニスト。ミュンヘン国際など多数受賞歴
Janos Balazs:
ハンガリーのピアニスト。リスト国際(ハンガリー)優勝ほか多数受賞歴
Jorge Luis Prats:
スペイン在住キューバ出身のピアニスト。77年ロンティボー優勝
☆過去の入賞者、例えば…
・第一回優勝者はサンソン・フランソワ
・海老彰子さんが1975年の大会で2位
・清水和音さんが1981年の大会で優勝
・ブーニンが1983年の覇者
・田村響さんが2007年優勝
・直近2019年優勝が三浦謙治さん
・務川慧悟さんが2位
☆ここからは、勝手な思いを書いていますので、あまり意味を持ちません