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精神科の選び方と休職の進め方

まず医者選びが肝心なのだが、なかなか自分に合う心療内科や精神科を見つけるのは難しい。
医師から休職を勧められてもその後どうしたら良いか分からないことが多いと思う。実際私はどうしたら良いか分からなかった1人だ。私の経験をもとに具体的に書いていく。


1.心療内科•精神科の選び方

もし休職を選択するのならば、自分がどこで療養したいかを考えるのが先だ。療養先での病院か自宅周辺の病院かを決めたら、近所で通える範囲の病院の口コミを見る。しかし口コミは殆ど当てにならないことが多い。なぜかと言うと、口コミに書くのは不快だった時が大半だし、ましてや精神科や心療内科はそういった種類の疾患のせいで攻撃的な性格が出てきてしまうから。

1つでも良い口コミがあるのならそれを参考にするべきだし、病院や医者のスタンスも見えてくる。待ち時間が長いという口コミがあれば親身に相談に乗ってくれる医師だろうし、スピーディーに診療してもらえるということなら薬だけ貰うような感覚で行った方がいい。

最初は医者を信じられないと思うが、とりあえず信じて薬を飲み続けてみてほしい。嘘だと思うだろうが、医者の言っていることは本当に正しい。

2.受診する

もしあなたが病名がつくのが怖いと思っているなら、正直に病院にかかるのが不安だったと医師に告げて大丈夫だ。逆に病名がついて欲しい、休職したいと思っているのならそれも打ち明けて良いと思う。不安であれば、今の症状をメモして行くのも良いと思う。精神面の症状だけでも十分受診する理由になる。

3.医師から休職を勧められたら

受診したその日に休職を勧められてしまった場合、確実にもらった方が良い書類がある。それが「診断書」なのだが、これを発行してもらうにはまあまあお金がかかる。確か5,000円くらい。検査料や初診料、薬代と合わせても現金10,000円以上は持って行った方が良い。
それからもし会社が何か言ってきそうとか上司から責められそうな不安がある場合、診断してもらった医師にその不安を伝え、会社からの電話に対応してもらえるか聞いてみても良い。

私の主治医は「もし何かあったら全部私の責任だ、私のせいにして良い」となんとも頼もしいことを言ってくれたので泣きそうだった。

4.会社に休職を伝える方法

これが1番厄介で気持ち的にも負担が大きいが、頑張って越えられた方法。まずは、受診後の出社日は出社する。(出来ない場合は朝イチの電話でもよいができれば出社して誠意を伝えたいと考えた)もし診断日が休日だった場合も次の出社日まで待つ。
出社後、始業数分前に大事な話をしたい旨を直属の上司(課長やチームリーダー)へ伝え、個別に対面(または電話)で話をする予定を入れさせてもらう。その際は上司へしっかりと病状と医師から言われた事を説明した上、診断書を提出する。
その後は上司の指示に従って、私自身は引き継ぎを行い次の日から休職の手続きをしてもらえるよう手配してもらった。幸いとても理解のある会社だったためスムーズに休職に入ることができた。手続きで必要な書類がある場合は、休養先へ郵送してもらうことにした。

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