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漫才コンビ『三拍子』にハマった理由(知ったきっかけ編)

気がついたら三拍子関連のnoteをまとめたマガジンの記事が合計で100を超えていた。
昨年の6月に開催された自宅単独ライブ「漫ROOM vol.1」に始まり、各ライブやイベント(主に配信)の備忘録や動画の感想、三拍子聖地巡礼日記、漫才を見て気がついたこと、朝の配信で早起きが出来るようになったことなどを書いてはこれらのマガジンに入れている。

三拍子を知ってもうすぐまる2年経つ。熱しやすく冷めやすい性格なので、これまで様々なものにハマってはいつの間にか飽きていた。
私の熱は大体アニメ4〜5クール分(1クール=3ヶ月)しか保たない。

そんな私がアニメ8クール分も熱を保つばかりか、熱が上がり続けている三拍子。

一体なぜなのか。
三拍子の単独ライブが1週間前に迫った今、その理由を探って行きたい。なぜなら単独ライブが楽しみ過ぎて何かしていないとソワソワしてしまうから。

…が、その前に。
まずは三拍子を知ったきっかけを次の章に記す。

『三拍子』
今年で結成20周年を迎える漫才コンビ。
サンミュージックプロダクション所属。浅草漫才協会会員。
北海道帯広市出身の高倉陵さん(立ち位置左)はネタ作りとボケ担当、東京都八王子市出身の久保孝真さん(立ち位置右)がツッコミを担当する。
2018年ENGEIグランドスラム「芸人1000人にアンケート!! 売れてないけど本当は面白い芸人ベスト10」の第1位に選ばれるほど、同業者からの評価も高い。
不定期で都内の各種ライブ、毎月前半の水曜日には浅草東洋館の漫才大行進に出演。
YouTube生配信番組「生漫DAY」では毎週月曜日に時事漫才を披露するなど精力的に漫才を作り舞台に立ち続けている。

他にも高倉さんが歌手活動をしたり毎朝6時半から音声配信アプリで生配信をしていたりTikTokに漫才のつかみネタを公開していたりと上には書ききれないほどの活動をしているので興味のある人は下記のlit.link(三拍子の公式SNSリンク)からどうぞ。

三拍子を知ったきっかけ

2019年12月『時事ネタ王』

2019年12月23日(月)22時。たまたまテレビをザッピングしていたらNHKで「時事ネタ王」と言う番組が始まったところだった。

これは2019年に話題となったニュースを芸人たちがネタに落とし込んで披露するバラエティ。ハナコ、EXIT、四千頭身、わらふぢなるお、なすなかにし、三拍子が出場し、この中からナンバー1を決める。

お笑いナタリーより

それまでの数年間はお笑い番組に対する興味が薄れていたが、たまたまM-1決勝戦でミルクボーイやぺこぱを見て「もっとお笑いを見たい。」と思い始めていた頃だったので見ることに。

出演者の中で知っているのはEXITだけだった。当時は四千頭身とハナコの区別がつかないくらいお笑いに疎かった。

中でも三拍子は本当に初めて見た漫才コンビだった。「なんとなく見たことがある気がするけどコンビ名がわからない。」とかではなく、全くの初見。

三拍子ファンはオンバトきっかけの人が多いのだが、私はオンバトを見ていなかった。なぜならその頃は深夜アニメにハマっていたから。

私も見ていた「笑いの金メダル」や「レッドカーペット」にも出演していたらしいのだが、なぜか番組そのものの記憶がない。

だから時事ネタ王で初めて見た。

その時に三拍子が漫才にした時事ネタはGSOMIA。

2019年に何度もテレビやネットや新聞で目にした単語だが、今以上にニュースに対して興味がなかった私はその意味を知らなかった。一度だけググったが説明文を読む気にならなかった。なんか難しそうだったので。

派手なセットに花柄スーツの人と眼鏡の人が現れ、サンパチマイクの前で漫才をし始めた。

お笑いにも疎く、まだこの2人のコンビ名も個人名にも馴染みが無かったのに他のコンビと何かが違うと思ってどんどん惹きつけられた。

「GSOMIA」に関係する国々をドラえもんのキャラクターに例えて説明するその漫才を見ていたら、いつの間にか意味を理解していた。
あの難解そうに見えた説明文はなんだったのかと思うほど、スッと頭の中に言葉の概要が入って来た。しかも笑いながら。
初めての感覚に感動すら覚えた。

漫才を見終わった後にスマホのメモ帳にコンビ名「三拍子」を書いて保存した。

時事ネタ王はお笑いとニュース解説の両方の面から審査をし優勝者を決める。笑いも解説も三拍子が1位だと思ったが、優勝者は別のコンビだった。

今はあまり言わないようにしているが※、その時の正直な気持ちは「絶対に三拍子の方がおもしろかったのに…。」という不満。

(※「○○より⬜︎⬜︎の方がおもしろい。」は○○当人とそのファンが嫌な思いをするので言わない/書かないように気をつけているが、当時の気持ちを記録しておきたいのでここでは書く。)

更に正直に言えば、その年のM-1よりも時事ネタ王で見た三拍子の漫才の方が私にとっては印象深い。「おもしろい」だけではない感動や楽しさ、「もう一度見たい」と言う欲求がわく中毒性がある。

笑いに加えて感動や楽しさ、中毒性を与えてくれるコンビはあれから2年近くたった今でも三拍子しかいない。

よく「ファンは笑って当たり前」と言う言葉を聞くが、ファン以前に2人のことをよく知らなかった時にこれだけ楽しんでいたので三拍子に関してはファンであろうが無かろうが無条件に笑うのだと思う。

以上が、私が三拍子を知ったきっかけの話。

↑時事ネタ王で披露したGSOMIAも入っている時事漫才 

三拍子の時事漫才再生リスト

「時事漫才の60分」

2021年12月『三拍子 単独LIVE 漫密2021』

きっかけが時事ネタ王なので時事漫才に対しての思い入れが強い。
三拍子は時事漫才以外にもおもしろい漫才を数多く持っており、それらも無論大好きだ。

去年12月開催の単独ライブを始め、この1年間で三拍子が出演するライブを何回か見に行った。
その中で水の上を歩く漫才、山手線漫才、徳川十五代将軍覚え漫才、CM漫才、クッキング漫才などを生で見ることが出来た。
YouTubeで何回も繰り返し見た漫才達だが、生で見るとおもしろさは段違い。
だから生の時事漫才も見られる日を待っていたのだが、なかなかその機会は巡って来なかった。
そんな溜まりに溜まったフラストレーションを一気に解き放てる機会が年末にやって来る。

1部「新作漫才の90分」
2部「時事漫才の60分」

昨年の単独ライブでは新作漫才を90分間見て生まれ変わったかと思うくらい笑い、会場を出た瞬間から次の単独ライブに来られる日を心待ちにする程だった。
今年はそれに加えて時事漫才を60分間。
1年間待った。

笑い壊されたい。圧倒的に笑い壊されたい。

そんな被破壊衝動を胸に抱きつつ、「三拍子の単独ライブ2021」までの日々を過ごしている。

ファンならずとも笑って楽しんで感動する漫才を、より多くの人におすすめしたいと思ってこのnoteを書いた。

遠方に住んでいる人、当日どうしても都合がつかない人にも1週間見られる配信チケットがあるので是非。

配信チケット

来場チケット

どちらも通しチケットの方がお得な上に、来場チケットの方は通しチケットを持つ人から先に席に案内されるそうです。詳しくは上記リンクから。

三拍子のラジオ単独ライブ『聴く漫才』

音声配信アプリRadiotalkで開催された音のみで楽しむ三拍子の単独ライブ。現在期間限定でアーカイブが公開されている。
アプリのダウンロードが必要だが無料で聞くことが出来るので是非この機会に。

第1回目(2021.5/28)

  1. 自己紹介の漫才(12:37〜)

  2. 時事漫才(25:55〜)

  3. 新作漫才(42:10〜)

  4. 略語漫才&動物うんちく漫才&早押しクイズ漫才(1:03:56〜)

  5. リスナー参加型早押しクイズ漫才企画(1:21:17〜)

第2回目(2021.7/8)

  1. 時事漫才(21:15〜)

  2. 新作漫才(42:57〜) 

  3. 私は誰でしょう漫才(56:40〜)

  4. つっこみ間違い漫才(1:19:21〜)

  5. リスナー参加型即興漫才企画(1:29:07〜)





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