話を聞いてもらいたい人

最近、私は人に思ったことを話せないでいた。聞くことばかりで、話すタイミングを完全に見失っていた。
聞かされてばかりで、って思うくらいには聞くことにうんざりしかけていたなと思う。

そんな時に出会ったある男性から、たくさん質問されて(主に恋愛とか)わたわたしながら答える自分にどこか不甲斐なさと安堵を覚えていた。初めは、というか今もなんとなく胡散臭い人だな〜と思いながらも食事に誘ってしまうのは彼が質問してくれるからだと気づいた。しかも長めに答えたくなるような、踏み込まれて一瞬考えてしまうような質問が多くて、焦る。焦って言葉が出てこなくて、考えて、解散してからわたわた1人で自分がいった言葉を反芻して、これでよかったかな...とか反省しつつも聞いてもらえたことが嬉しかったりした。
今まで付き合ってきた人との会話の主導権、割と私が握ってしまっていた気がする。自分が話すというより相手に話をさせるスキルだけを発動してしまって、それで好かれてもねぇ...みたいな日々だったように思っている。私だって聞いてほしいけど自分からは言い出しづらいことだってあるのに。
だから前に付き合ってた人も肝心なところを踏み込んでくれなかったことに私はイライラしていた。自分から踏み込むのって骨が折れるし、やっぱり面倒くさいことだと思うから。
それをあえて聞いてくれる人って今は捉えてるんだと思う。話をさせてくれることに私はかなり感謝している。まぁ単に調査されてるだけかもだけど。
じゃあこの人と恋愛したいかってきかれるとよくわからない。でも始まりが友人ではないから、ふたりで始まってしまったから、もっと話がしたいって気持ちは恋愛なんだろうか...。単に私が弱ってるだけなのかな...。でもこの人との関係性の単位はふたり、だと思う。そうじゃないとホントの話、その人としたい話ができない。私の話をいつまできいてくれるかな...。
でも最近、誘うの私ばっかりになっちゃってることを気にし始めている...これはドツボにはまるやつかも....でもハマってみてもいいかもしれないと思うくらいには傾いている。

あ〜〜やっぱりチョロいな〜私。

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