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33年間”黄色”に惹かれ続けるpizza―色彩心理をかじってみた②―

昨日、赤についての色彩心理を研究したら、わかりやすく今日選んだTシャツが赤だった(普段なら着ない)っていう、pizzaです。

そして、案の定、やりだしたらハマって、今日も本を開いている、、、、、、


「すきな色は?」

と聞かれて、その時期に応じて今まできっと違う色を答えてきた私。

色彩自体がすき。色はなんでもすきで、嫌いな色は特にない(似合う似合わないは関係なく)。

そして、誰しもそうだと思うけれど、そのときハマっている色だってある。

服の色と、小物の色とでは、同じ「すき」でも違う場合だってある。


でも、

なぜか幼少期からずっと、生まれつきではないかと思うくらい惹かれる色は、

黄色


紫、濃いピンク(マゼンタ)、赤、最近は明るい緑にも惹かれるが、

結局、ぱっと広がると感動する色は黄色だったりするし、

似合う服の色も、白黒グレー、カーキなどの無難な色以外だと、断然黄色を選んでいる。

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毎夏お世話になっているユニクロのUVカットパーカ、黄色で完全防備し外に洗濯を干そうとしたらふなっしーと化した、というくだらないお目汚しを一枚。(今年はグレーを買ったのでトトロになれる)



以前も書いたのだが、私は幼少期から絵を描くことがだいすきで、白い紙にいつもなぜか黄色のクレヨンで描くので、目がちかちかして何を描いているのかわからなかった、という感じだったらしい。

私は、その母の話をよく聞いていたので、私は黄色が好きだったんだな、という印象を持っていた。

でも、待てよ?


この療養中の8年、断捨離の機会が何度も何度もあった。その際、実家あるあるだが、過去の自分の園や学校で描いた作品にも何度も対面した。その時の絵は、むしろ、絵がすきだっただけあってたくさんの色を使って描いていて、特に黄色だけにこだわっていた様子はない。

むしろ、私が思いだす黄色の記憶というと、中学、高校のときのノートだ。

授業やテスト勉強のときにまとめるノート、色を付けて目立たせる部分には大抵、みんなペンで線を引いていた。だが私は、中学の頃から無印良品の色鉛筆にハマり、その色鉛筆の黄色で線を引くのがお気に入りだった。発色が、とてもきれいですきだった。当然、分かりやすくなるように色分けはするが、とにかく色鉛筆の黄色がすきだった。黄色の鉛筆ばかりすぐに短くなっていた。


、、、、、、こう、実際に書いてみると、意外と黄色ばかりに支配されているわけでもないな、という感じがしていて、この記事失敗だったかな?と心が折れかけている。


でも!


私が何故このことについて書こうと思ったかというと、

”黄色”を選ぶひとの特徴に、驚くほどに「私じゃん!」という内容を見つけたからである。

全ては当てはまらないのだが、ひとつ、私の性格を的確にとらえている項目があったのだ、、、、、、



”黄色”

というと、どんなイメージがあるだろうか?

明るい、目を引く、希望、賑やか(黄色い歓声っていうよね)、まぶしい、お金(金運)、注意を引く、小さい子ども(幼稚)、、、、、、

あと、個人的に思うのが、”おいしそうな色”ですよね、、、、、、

いも栗かぼちゃ、たまご、チーズ、カステラとか、、、、、、

(脱線中)


私的に、この中で覚えていたのが「幼稚」という言葉。

私って、確かにいつまでたっても子どもだな、なんてネガティブにとらえていた。なかなかひとに心は開かないけれど、実はすきなものに対しての反応は本当に無邪気で、LIVEでも、気づけば「きゃーーーーーーーーーー!」と周りを気にせず声が出ているし、きれいな景色が広がったとき、だいすきなものがたくさん並ぶお店に行ったとき、だいすきな食べ物が目の前に現れたとき、”わーーーーーーーーーーーーーぁ!”という感情を抑えるのに本当に苦労する。(公共の面前なので)

こんな子供のような人間が、8年前まで保育の現場にいたと思うと、世にも恐ろしい話だ。

私には、危険を知らせる意味で、子どもと同じ黄色の帽子とか被せていたほうが世界は安全だろう。


なんて話はさておき、


黄色を好むひとの傾向として、

*ユーモアがありたのしいひと

*知的好奇心旺盛

*フットワークが軽い

*自己中心的になる

、、、、、、などがあげられている。


私を表している、決定的な特徴がこれだ。




*ポジティブとネガティブの落差大





、、、、、、えええええええ!

、、、、、、私のことみてた!?



黄色から、なかなかこれは想像がつきにくい。

光に最も近い色彩(byゲーテ)とされる黄色。光が強ければ、その分生み出す闇も深い、、、、、、どうやら、そういうことらしいのだ。


以前、私は”0か100かの人間”だということを書いたと思うのだが、まさにそういうこと。

プラスの状態のときには、明るくポジティブに、自己主張もしていけるのに、一旦マイナスの状態に陥ると、ネガティブ思考や恐怖が止まらず、また、考え方も自己中心的になりやすい。神経質に考え込んでしまう、、、、、、

、、、、、、って、まさに、私のことで、鳥肌が立つ。


感情も、考え方も、テンションも、本当に0か100。

私は、まさに”黄色”のひとなのかもしれない、、、、、、

ユーモアのかけらもないけれど、、、、、、


また、幼いころ黄色で絵を描いていたことに関しては、私が1歳半のときに妹が誕生していることにも関係するのかもしれないし、今もその傾向はあるかもしれないのだが、、、、、、

短大の頃「色について」という卒論的なものを描いた私は知っていた知識だったが、黄色は ”甘えたいときの色” という一面も持つ。

妹が生まれたとき、すでに絵を描いていたであろう私。もともと、大人にべったりくっつくような子どもではなく、親から見えないところまで走っていなくなる大迷惑な子どもだったのだが、どこか、母親に甘えたい、けど甘える術が分からない、という状態だったのかな?

ちなみに今も、ひとに甘えたり、助けを求めたりすることは大の苦手で、そのせいで逆に失態をおかし迷惑をかけて「言ってくれれば手伝ったのに」、なんて言われる人生を送っている。

ちなみに、妹は父の実家なんかでよく祖父の膝にちょこんと座ったりするタイプだったが、私にはそういう、大人に ”甘える” ”かわいがられる”という概念がなかった。大人には ”怒られない” ”いい子でいる” ”評価されたい” ”否定されたくない” という考えはあったが、かわいがられるなんて術も知らないし、そういうタイプの人間になれないと思っていたかもしれない。


、、、、、、うーん、やっぱり自分は黄色の人間のような気がしてきたぞ、、、、、、



こうやって、無理やり自分を何かのタイプに当てはめるなんて違うよ、という否定的な意見の方もたくさんおられると思う。

でも、「だから私は○○だったのか!」と思うことで、安心材料になったりすること、ありませんか?


例えば、占いもそう。

例えば、私で言うと、”鬱病”という病名をもらったときもそうだった。

”自分のせいじゃなくて、病気のせいだったのか” と思ったら、つかえていた心はかなり楽になった記憶がある。


これから、黄色をやっぱり味方につけていかなくては!


黄色は、自分に素直になれる色なので、手や指で黄色の絵の具などを紙に塗り広げていくと、言葉にできない思いを表現でき、気持ちが軽くなるとのことだ。

私は、絵の具ではないがパステルで、この闘病中にこのフィンガーペインティングをよくした。黄色はもちろん、イライラしているときは黒や赤など。塗っているうちに他の色も混ぜたくなって、最終的にきれいな色を生み出すことの方に気持ちがいって、気分を落ち着かせ、転換することができた。イライラがひどいときはとにかくクレヨンで殴り書きするだけでもすっきりするのでおススメだ。

(どうしても、私は絵の具が苦手だ、、、、、、うまくいかない。)

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最後に、黄色いキャラクターは元気が出るので並べておこう。

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うん、やっぱり、黄色は、明るくなる!

物心ついたときからすきなものは、やっぱりすき。

きっと、この先も。

希望の色だし、光の色。大切にしよう。


ところで、サイトを忘れてしまったけれど、私の誕生花がたまたま、黄色で、しかも花言葉もぴったりだった!

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勝手な自己分析にお付き合いいただき、ありがとうございます。


みなさん、何色がすきですか?

すきな色が、どうかご自身の味方になりますように。


【参考文献】

色の心理学 (佐々木仁美 監修、枻出版社) ※枻=えい

色彩心理のすべてがわかる本 (山脇惠子 著、ナツメ社)

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未熟ですががんばっております。治療費にあてさせていただきたいです。よろしくお願いします。