Tくんはそのままでいいと思う、という話
私がよくここで話題にしている、有名人がYouTubeを始めるための礎を築いた、赤ジャージのとあるYouTuber。
その、動画にも登場する彼の長男、Tくんについて、思うことを書きたい。
検索で探されすぎないようにあえて、今回は登場人物の名前を書かないでおこう。
私の考えを整理したい。
赤ジャージさんのYouTubeチャンネルには、奥様や5人の子どもたちが出演している。
赤ジャージさんの子どもたちは、自主的に、たのしく動画に出ている。子どもたちのことを、動画を観ている視聴者はもちろん知っていて、動画を観る中でにじみ出てくるそれぞれの性格も把握している。
この、5人きょうだいの長男Tくんというのが、とにかく、素直でやさしい子だ。
ご両親の育て方ももちろんだが、天性の、神様から授かったような思いやりを持っている子にも見えるほど、親にもきょうだいにもやさしく、観ていて感動してしまうことが多い。
ただ、あまりにやさしすぎて、他のキャラが立つひょうきんなきょうだいを見守るように、自分はあえて下がっているように見えたり、父親、母親と2人きりだとしっかり甘えて違う顔をを見せたりするので、視聴者のコメントの中に以前、よく書かれていたのが、
Tくんに対しての
「我慢しすぎないでね」
という言葉。
この、赤ジャージさんのYouTubeチャンネルを観れば観るほど、このTくんの、ただものならぬやさしさが伝わってきて、なんだか、無理をしていないのかと、いたたまれない気持ちになるひとが多い様子だった。
でも、ずっとこのチャンネルで家族動画を観ていると、赤ジャージさんや奥様の子育ての様子が本当に考えに考えられたものであることが伝わってくる。赤ジャージさんも、お風呂やドライブなど、子どもと一対一で時間をとって話す時間をとるなど、しっかりとコミュニケーションをとっていることも分かってきて、やさしさや感謝の気持ち、泣いたり笑ったりを、子どもたちが素直に表現できるのは、その両親の子育てのがんばりの賜物だと心から思う。
※詳しくはこの記事を。
何が言いたいかというと、
私は、Tくんのやさしさは素敵な個性であって、他のきょうだいや親に対して我慢しているようには見受けられない。生まれたときから、心に”やさしさ”が搭載されている子なのだ。
と、いう見解だ。
このチャンネルは開設されて2年を越えたが、1年ちょっと見ている私も、開設当初からみている視聴者も、きっと観れば観るほどにこう感じる、、、、、、のでは、ないだろうか、、、、、、
先日、Tくんの誕生日のときの動画があげられた。
2年も経つと、すっかり父との会話や、考え方も大人になってくる。そこにまずびっくりなのだが、本当に仲の良い父と息子。
やさしくて素直な彼の性格を大切にしてこれからもすごしてほしいし、こういう子にはしあわせな未来が待っていてほしいと願う限りだ。
動画があがった当日に観て、コメントをしようと、他のひとのコメントを覗いてみたら、
「我慢しすぎないでね」
の、言葉が、まだ数個あった。
、、、、、、、、、、なんだか、勝手ながら、悲しくなってしまった。
例えば。
自分が普通に、変わらずに過ごしていたのに、暮らしている環境や、自分の性格、好き嫌いなどを
「かわいそう」
と、突然言われたとする。
こういうとき、心から悲しくならない?
びっくりして、
「、、、、、、え? 私、かわいそうなの?」
と、今までの自分の環境や行動などを疑わないといけないのか、という気持ちになる。
※私には経験があるんです
私は、Tくんや赤ジャージさんと関わったこともない単なるイチ視聴者なので、本当のことなんて分かり得ないのだが、
Tくんは、普通に、やさしく過ごしているだけだとしたら、
「え? 自分、我慢してるっけ?」
、、、、、、、、、、
というより、やさしいTくんの場合心配なのが、
「視聴者さんに、自分が我慢していると思わせてしまっている」
と、思ってしまわないかということ。
彼の夢は、父と同じくYouTuberなのだ。
YouTubeを独学でイチから勉強し、有名人がYouTubeを開設しやすい環境を整えた第一人者である父親の、YouTube界を開拓していく背中をずっと見ている。父親のチャンネルの動画は全て観て、コメント欄も読んでいる。
父親が、いちばんの先生でもあるのだ。
”主張の強いきょうだいに譲ったりして、我慢しているのではないか”
”やさしすぎて、親にうまく甘えられないのではないか”
という、視聴者の勝手な憶測が、Tくんを育ててきた赤ジャージさん、奥様、そしてTくん本人を苦しめていないか、、、、、、
と、思うのは私だけだろうか。
赤ジャージさんも実際、度々動画で、その辺について触れることがある。
父親にしか言えないこと、母親にしか言えないこと、それぞれ聞けるようにしていると。
もちろん、他の子どもたちにも。
5人も子どもがいて、そこまでできているなんて、どれだけパーフェクトなんだ、、、、、、と、気が遠くなるほど、家族の時間を大事にしている。
Tくんはもう、反抗期に入ってもいいような年齢になるので、余計に、素直すぎて思うところがあるのはわかるが、かわいそうとか、我慢しないでとか、余計なことは言わないであげていいのではないかと思う。
大丈夫。人間は、育つから。
食べて、眠れていれば、生きていけるから。
何があっても。
命さえ、捨てなければ、どうにかなるから。
私が、保証します。
私のように、我慢しすぎてぶっ倒れて、食べられなくなって痩せて動けなくなるくらい苦しむような思い、
この家族の中にいれば、きっとしなくて済むから。
困ったとき、絶対助けてくれるって信じられる両親がいるのは、ちゃんとTくんは分かってる。
実際、学校に行くのが嫌になったときも、Tくんは助けてもらえてる。
ありのままの、Tくんで生きていってね。
きみは、もっともっと素敵な大人になれる。
きみより21歳上の私は、我慢しすぎて8年以上病気に苦しんでいる。
だれかに助けてって、言えなかった。
きっと、Tくんはこんな思いしなくてすむよ。
自分の味方がたくさんいるってことを、きみは知っているはずだから。
素直なところ、感謝ができるところ、きみから見習いたいくらいです。
きみの未来にさちあれ。
そして、私も、絶対負けない。
誰に何を言われても、自分の未来は明るい、って、信じてこれからも進めますように。
未熟ですががんばっております。治療費にあてさせていただきたいです。よろしくお願いします。