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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。

こげぬの旅【※ネタバレ有】

はじめに

クトゥルフ神話TRPG「辜月のN」(大点様作)のネタバレを含みます。
いわゆるげんみ×
自陣愛おしすぎて旅行まとめ
↓OKの方のみ


















2022年4月3日(通過日)
俺の禍「11月にさ、本当にさ、京都旅行行こうよ……」
箱(俺=書き手)「えっ!?いいよ!!!」
ということで、2022年11月26日〜27日で京都旅行に行って参りました。
4月に約束した時はだいぶ先だな〜って思ったのにな……。

概要

旅立つ前にベストシーズンの京都激混みニュースを見て、「あ、できる限りバスには乗らんとこ……」と決めていたので1日乗車券等を買ってお得に済ませようという考えは捨てました。が、行ってみると思ったより混んでなかったので利用しても良かったかも。
時間が足りないとかは全くなかったのですが、我々は1日目:32,818歩2日目:26,260歩ほど歩いております。アホなんか?まあ禍と箱もこれくらい歩いて頑張ったんちゃうかな……と思うと足の痛みも愛しかったです。

1日目:
吉田神社〜(京都大学)〜進々堂〜(下鴨神社)〜金閣寺〜北野天満宮〜京都タワー
2日目:
二条城〜(養源院)〜(三十三間堂)〜清水寺〜八坂神社

桂離宮はそもそも8時頃に整理券を取りにいかなければ拝観できないことが決まっていたので今回はスルーしました。何ヶ月も前にこの旅行の日程決まってたからWeb申し込みすれば良かった…。まあまた次回ということで!

1日目

移動

左:禍 右:箱

京都旅行のためにアクスタを作りましたが作って良かった〜!めちゃかわいい!!!!!見て見て見て〜〜〜!!!
10時くらいに京都着、ホテルに荷物預けて出発。

吉田神社・京都大学

右手に見えるのは京都大学の建物
百万遍交差点
右手に京都大学のある道 このあと左手に進々堂が見える

出町柳駅から歩いて向かいましたが、だんだん京都大学が見えてきて、寮から辜月祭に向かって歩くとこんな感じだったのかな〜って歩いてるだけて楽しかったです。銀杏が綺麗で11月の京都の地を感じた。まあ………うん、滅びてるので厳密には歩いてないけど……禍と錦は歩いたかもしれない…………。京都大学構内にはお邪魔しなかったけど、有名な時計台くらい見ても良かったかもな。
余談ですが途中めっちゃイチゴの匂いする道があって怖かったです。もしかしてこれが辜瞳の効果?

吉田神社(北参道)

全く土地勘がないのでGoogleマップに頼って行ったら、完全裏から入ることになりました(※これをこのあと何度も経験することになるのであった)。

北参道の道

いや山!!!あまりにも山!!!!!!
箱「ここで身を寄せ合って寝たんかな……」
禍「確かにこの茂りようだと鳴滝から見つからないかもしれないもんな……」
100%遠回りしてるんですが、爆発の後吉田神社で寝た自陣の解像度は上がりました。俺たち、もしかしたら北参道から入ったんかもな。

神鹿座像

こんにちは、コヤネさん。
箱「この鹿がコヤネさんの裾をかじってたんか〜」
(この鹿とは言ってない)

石のない隅

今宮社四神石。本当に石がある!!!!!し、石がない………。木が植わってました。本当にここであってるかな?(あってる?)

進々堂

進々堂 京大北門前
錦が淹れてくれたのは缶コーヒー

そのまま歩いて進々堂へ。
禍「缶コーヒーどこかで買ったら?」
箱「天才????????」
そして缶コーヒーを買ったのですが、正面に大きくボヤッキーさんが印刷されておりボヤッキーさんは何も悪くないですが裏を向けた缶コーヒーでの写真になりました。自販機から取り出した瞬間笑ってしまった。錦やってボヤッキーさんの缶コーヒー淹れてくれたかも知れへんやろがい!

ブランチセット

※進々堂さんは店内のお写真禁止です。食事の写真のみOK。
内装もとっても素敵だったので実際にいらしてみてください。大学近くにあるその立地の通り学生さん優先のお店で、メニューも学生料金有り、時間指定で学生自習用優先席有りで、素敵だな〜と思いました。
路面にある席が学生優先だったので、禍と錦はそこがお気に入りだったのかもね。とか、奥の席で自習したかもね。とか、考えるの楽しかった〜。
写真:お皿左奥の、甘いバターロールに卵が挟まったパンがすごい美味しかった………。

下鴨神社

かもみそじんじゃ(※間違いです)

進々堂から出町柳駅に戻り、鴨川を横目に歩いて下鴨神社へ。これはシナリオから逸れた寄り道です。
禍・箱「人がいる………!!!」
ここにきて京都王道の観光地に寄ったので、人がいることに感動しました。新幹線めちゃめちゃ混んでたのに人消えた…?って思ってた。
禍「人がいないから本当に京都滅びたかと思った……」
箱「縁起でもない」
神社らしい静かで神聖な参道で「人がいる」とは言ったものの混みすぎず空気が美味しかったです。11月の京都の空気、美味しい。

水みくじ

下鴨神社内を静かに流れるみたらし川におみくじを浸すと、結果が浮き出てくる、という水みくじ。え、エモ〜〜〜!
上が禍、下が箱。
箱「(恋愛:相手にうわき心ありを見て)…………禍…?」
(※別にそういう関係ではない)
普通に経験として楽しかったので観光スポットとしてオススメです。

建勲神社

建勲神社

下鴨神社内の目星に成功してバス停があることを発見し(出町柳まで戻ろうとしていた)、下鴨神社〜建勲神社でバス移動。建勲神社までは電車は行かれんそうなので、ここでのバス乗車は必須だと思ってました。金閣寺等の方面だったので、結構混んでて降りれんかと思うくらいの混みくらいでした(降りれました)。

手水舎と拝殿 本殿はもっと奥

紅葉が…綺麗!!!描写があるわけではないですが、探索者たちもこの紅葉の景色を……辜瞳の効果によって見てたかもしれない。
建勲神社も吉田神社と同じく、ちょっとの山登りをしなければならないのですがそれが現実と離れる感じがして神社へのアプローチとしてとても好き。特に建勲神社からの眺めは綺麗です。何度も言うけど空気も美味しい。

鹿苑寺

金閣寺

再び建勲神社〜金閣寺でバス移動。
禍・箱「人がいる………!!!」
マジで人がいっぱいいました。人って……いたんだ。外国の方の旅行グループというものを久しぶりに見た。人がいたので京都滅んでなくて安心しました。西日がちょうど金閣寺に差し込んで金色がより一層キラキラしており、今回の旅のルート結構適当に決めたのですが、俺たちって天才…?と思いました。
写真はないですが、途中にお金をお椀に投げ入れようゲームセンター(ゲーセンって言うな)が数カ所ありお金を投げ入れさせていただき楽しみました。
禍「エイムがゴミ」
箱「ノーコン」

お茶菓子を戴く

和三盆にあんこと塩気のある小豆は入っているお菓子。表には金閣寺と鳳凰が書かれていて金箔が散らしてあります。美味しいお菓子で休憩できてとても癒し。
禍「ちゃんとしたお抹茶初めて飲んだけど美味しいね」
箱「マジで!?!?!?」
美味しいもの共有できて嬉しかったです。箱も霞食べてても禍が美味しそうに楽しそうにしてたから辜月祭の時も嬉しかった。

不動堂前の香炉

香炉をスルーして不動堂へお賽銭に向かう俺たち。
箱「なんか…………この香炉に香木をくべた気がするな!?」
禍「そうだった…!」
無事思い出したので暗黒の喪失を習得できました。風下の列に並んだので香炉の煙めっちゃいただいた。
お賽銭の時の鐘鳴らすの下手で、二人でゴーンてしようとして、スン……って音しかしなくて笑った。こんなに音鳴らんことある?

北野天満宮

三光門

金閣寺から北野天満宮まで徒歩15分程度。Googleマップ先生に従い、一の鳥居からではなく北門から入りましたが、吉田神社よりは困らなかったです。
三光門で「日・月・星」を探しましたが、全ッ然わからんかった……目星と知識と歴史に失敗している。北極星見てみるのも失念してたけど、ずっと光ってる星があるな〜と思っていたあれが北極星だったのだろうか。
宝物殿はちょうど閉まった頃に到着したので、拝観せず。

もみじ苑

箱「もみじ苑入ってみる?」
禍「時間あるし入ろうか」
宝物殿に入らなかった代わりと言ってはなんですが、軽い気持ちで入ってみたもみじ苑がめっっっっっちゃ素敵で本当に来て良かった……と思いました。

月を虧く

箕面とかもみじだけを見に来たならまだしも、北野天満宮でこれだけのもみじを見れると思ってなかったのでびっくりした。どうしても梅のイメージ
があるからね。もみじのライトアップって初めて見たかも。この時期に行かれるのであればマジでオススメです。
禍「マジで綺麗」
箱「マジで綺麗」
ずっとこれしか言ってなかった。

京都タワー

ろうそく

北野天満宮〜円町駅まで20分歩き(この時間のこの歩きが一番キツかった!)、そこから電車で京都駅へ。
そのあと京都タワーに登りました。
箱「あの時滅んでいた京都を一望しよう」

Photo by禍

箱「こわい。むりかも。むり。」
禍「wwwwwwwwww」
高所恐怖症です。
いける高所といけない高所があるんですが、いけない高所だった。だって……思ったより通路が狭かったんだもん…………。禍がずっと腕組んでてくれなかったら死んでた。
禍「震えてるよw」
箱「震えてる……!?」(震えてる自覚がない)
あっちが京都大学だね〜とか、金閣寺だね〜とかタワー内をぐるっと一周してもらいましたが、普通にこわかったです。なんで登りたいって言った?ハスターこれより大きかったんだ〜とか考える余裕全くなし。係の人が撮ってくれた記念写真、マジで固い笑顔をしている(それはそれでおもろい)。
禍「いつもの箱じゃない感じがおもしろかった」
登りたいって言ったのに滞在時間短くてごめんネ………。

1日目終わり

ざるそばと湯葉あんかけ丼
おはぎプリン

地上に帰ってきて心底安心し、夕飯をいただき宿でおやつをいただき、0時には就寝してたと思います。
箱「えっ!?まだ23時やけど寝るのん!?!?!?」
禍「寝るよ?」
箱「じゃあ寝かしつけてよ!!!」(?????)
禍「うるせ〜〜〜www」
ここから40分くらい粘ったと思う(粘るな)。
朝は禍の方が早起きでした。シナリオ通りです。

2日目

朝ごはん

はちみつチーズトースト

特にシナリオ関係ないですが、美味しい朝ごはん見てください。

二条城

二条城正門

二条城一口城主募金で200円寄付して記念のバッジをもらおう!!!
禍・箱「虎のバッチください!」
虎のバッチで盛り上がる2人組、なんやねんやろな……。心なしか虎のバッジだけ在庫少なめに見えたので同じような旅をしている禍と箱がいると思っています。

こいのエサ

箱「これ外身は最中やから人でも食べれんのかなって思ったら、外に注意書きしてあった……俺のようなやつがおるから………」
仲良く半分こしてお堀の鯉と鴨と鳩にエサやりをしました。俺たちがエサをやる場所にみんな集まってきて楽しい。人間のエゴだ〜〜〜!

こいのエサの写真はあるのに、天守閣跡の写真がありませんが登らせていただきました。二条城の天守台から空を見た。この2日間ずっと天気が良く、旅行していて気持ちが良かったです。

余談ですが、二条城の鳴き床(うぐいす張り)、めっっっちゃ好き。きゅっきゅ。

養源院・三十三間堂

養源院正門

養源院さん、11月23日より臨時休業されておりました。ということで正門前のみ。
普通に行きたかったのでまたチャレンジしたい。

ということで、こげぬで回ったところは以上で終了!
ここからは本当に普通の京都観光になります。
まあ2人とも京都に住んどってんから行ったことないってことはないやろうなぁ、という気持ちでずっと楽しんでおりました。

三十三間堂のお庭

お向かいの三十三間堂へ。こう言ってはなんですが、興味のない人でも単純にすごいな〜って楽しめるところがあるし、側からみるとシュールだしで普通に面白くて好き。写真撮影もちろん禁止なので自分の目でぜひ見て欲しいところです……。
三十三間堂ってあんまりメジャーじゃないのかと勝手に思っていたのですが、めっちゃ人いた。人がいると安心します。

清水寺

紅葉verのチケット初めてもらった

三十三間堂前〜清水道までバス移動。さすがにここのバスが一番混んでた!すぐ来るので3〜4本バス見送ってみたけど乗車率変わらず。う〜ん、やっぱ清水寺は王道ですよね。

お茶菓子を戴く

前日3万歩歩いており、筋肉痛バキバキな我々にとって茶わん坂はつらかった……。ので登り切って即休憩。
コロナ禍ギリかかるくらいに清水寺に来た際、ひとっこひとりおらんで、それこそマジで京都滅びたんか…というくらいだったのですが、人が
たくさんいていろんな意味で安心しました。
かわいい子たちがかわいいお着物で散策されているのを見ると、いいな〜って気持ちになる。

清水の舞台

禍「落とさないようにね」
箱「なぜフラグを……?」
今回の京都旅行の中で、この写真が一番好き。清水寺なんて、絶対来てるもんね。禍が東京出身で、箱が大阪出身の旅行ガイド志望だったから、こうやって観光地を案内したかもしれないねって観光していた。まあそこに京都はないんですけど………………。

八坂神社

二寧坂を降りて、祇園四条駅へ向かう途中に………行くか迷ったけどせっかくだし、八坂神社へ。
と軽い気持ちで寄ったら!!!
なんと!!!
屋台が出てて!!!

たこ焼き マヨ増し増し

たこ焼き食べれた〜〜〜!!!!!これが……辜月祭で食べたたこ焼きの味だったかもしれない……!!!
KPの「1d10でマヨの多さ決めていいよ」という一言で>10<を出してマヨかけまくってどうしても味を感じたかった箱だったのですが、
【屋台の張り紙:マヨネーズはセルフサービスです】
禍・箱「マジで〜〜〜!?!?!?」
で、たくさんかけさせてもらいました………。
禍「マヨかけて」
箱「わかった!……これくらい?」
禍「もうちょっと」

本当に何気なく寄り道したところでこんな……たこ焼き食べれると思ってなかったよ。八坂神社って出店出てるような神社だったっけ…?わからん。どちらにせよ寄ってよかった。カリーヴルストはさすがになかった。ありがとう八坂さん……。

2日目終わり

帰路につく禍

ということでこげぬの旅終了になりました。楽しかったー!!!
自分が愚かにも他の予定をくっつけたので、禍を見送ることになり……。
箱「なんで帰るのん…?」
禍「お前が帰らないって言うから…!!!」
となりました。
大阪出身の箱が東京に帰る禍を京都で見送る時って、こんな気持ちになるんだなぁ、と身を以て感じました。まあたぶん自陣になったら見送らずに当然一緒に東京に行くんですが………。

まとめ

もっとハイペースで時間の足りない観光になるかと思ったけど、いっぱい休憩もしたし、なんなら余裕もありでたいへん満足できた旅になりました。

探索者たちが行った場所に訪れる、ということが目的でしたが「ふたりそろって京都の地にいる」ということがもうすでに楽しく、京都に到着した時点で勝ってました。本当に歩いてるだけで楽しかったし、自分も歩くのが苦にならないタイプだけど、禍もそうだったがゆえに一緒にたくさん歩けてそれだけのことがかけがえのない思い出になったなぁ、という感じです。
何年経ってもこの旅行のことを思い出すでしょう。

左:禍 右:箱

自探コーデ!かわいいね!
私の振り回しに付き合ってくれる俺の禍ゆきとさん、いつもありがとう!!!
こげぬを回してくれたKPニナさん!見守ってくれたましろさん、ありがとう!

最高に楽しい11月でした!!!