見出し画像

だっていつも僕らは繋がってるんだ。

はい、今回もこれが何の歌詞が分かったあなた。同世代です。


先日、嬉しいニュースが届いた。
私のGoProが、ついにアフリカに再上陸したのです!!!!!!

※私は日本国内の彼の住所にGoProを送り、そこからマダガスカルに発送されたので、写真に映っているふりかけ等の素敵なギフトは私ではありません。

引き取ってくれた同期とは訓練前からSNS上でやりとりをしていたので、私の中では古株の同期である。

協力隊が原因で失恋した〜!とつぶやけば、世界には35億人いるから大丈夫!と励ましてくれて、

訓練所にソーダストリームを持ち込むと意気込んでつぶやけば、そういうアホ嫌いじゃないですと言ってくれる。

訓練所では講堂の席が斜めで、休日に外出するとなぜかほぼ毎回ばったり会う。

駒ヶ根にいた友達が、彼と他のプログラムで一緒だったからオフラインでも会いたい!ということで、マダガスカルの出発日には成田までお見送りに行かせてもらった。

何かと縁のある人、そしていい人です。

そんな彼は毎日noteを更新している。三日坊主の天才である私なので、彼の継続力は本当にすごいと思って日々読んでいる。
どうぞ、皆様もぜひ。


同期。私が協力隊として得た一番の大きなものは、人との縁だと言い切れる。

私は人一倍、同期が多い。
いや、誰よりも多い自信がある。

もちろん2022-1次隊。二本松だけじゃくて、駒ヶ根にも定期的に連絡を取り合っている同期が数人いる。
そのうちの1人なんて、2017年からの付き合いだ。移動教室の下見で、バスの席が隣になった人が同期なるなんて、当時は思いもしなかった。
(しかもコロナがなければ、派遣国まで同じだった)

そして遅れて出発したから、2022-2次隊だって私にとって大切な同期。出発時も研修中も、彼らの存在に励まされ、楽しい時間を過ごさせてもらった。
不思議なことにこの隊次、自分の任国以外でも連絡を取り合っている人が結構いる。会ったことはない笑

そして2020-1次隊。訓練開始直前にコロナで中止になった隊次。

あのときは山のような選択を短い時間で迫られた。辞退するのか、待つのか。待つなら何年待つのか。国の希望を残すのか残さないのか。

私は現職参加だったから仕事を失うことはなかったけれど、仕事内容はめちゃくちゃになって発狂しそうだった。

待っている時間だって長かった。1年待っても南米の案件は復活しないし、2年待って南米が復活してもお呼びはかからない。
落ち込むことも山ほどあった。

そんな時は会ったこともないのに2020-1の同期とSNSでやりとりをして、情報交換をしたり励ましあったり、悩みを相談したりしていた。
みんなはどうか分からないけれど、私は待機していた2年間、彼らの存在にものすごく支えられていたと思う。

2022-1だって最初はお呼びがかからなかった。協力隊は諦めて婚活スタートさせるしかねえと思っていた矢先、追加要請でアフリカに呼ばれた。
2020-1の同期たちは、自分たちの進路が決まらないにも関わらず、喜んでくれた。

ふと「電車男」を思い出した。
あの主人公の彼だって、SNSの画面の向こう側にいる顔も知らない人たちに支えられてエルメスを射止めたのだ。(その後、どうなったんだろう)

あの時はすごい時代が来たと思ったけれど、まさに私も同じ状況じゃないか。
ありがとう、おまいら。

今はみんなバラバラになって、協力隊を辞退した人もいれば、隊次が変わって派遣されている人もいる。
連絡もとっていない人の方が多いし、SNSで近況を知る程度だけれど、あの時の同期と呼べる人たちが各々の場所で頑張っているのを見るのは嬉しい。


GoProはマダガスカルへ、チェキはガーナへ。 
そしてこれから行く隊員にも、協力隊で何かと必要なアイテムを譲ろうとしている。
太陽光で充電できるライトとか、2つもある変換プラグとか。普通の旅行じゃ使わないようなものがたくさんある笑

これまでに縁あって繋がってくれた誰かが、かつて私の持ち物だったものを使って活動してくれる。世界のどこかで生きている。

私としては、バトンを渡したような気持ちでいっぱい。自分がやりたかったことを、誰かが世界中でやってくれているのだ。

ありがとう。幸せ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?