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国家総合職を独学3ヶ月で乗り切る話(全体概要)

こんにちは、初めまして、ぴぺりたといいます。僕は2021年1月半ばから国家総合職、政治国際区分の受験対策を初めて、合格者154人中20番台で無事最終合格を果たしました。

独学をする上ではやはり調べる力が重要となってきますが、検索してもあまり最近の情報は出てこず対策する上で苦労があったので、せっかくなら僕が書こうかと思い何回かに分けて僕なりの受験体験記を書こうと思います。

初期能力について

政治国際区分は特にこれまでの学習経験が大きく合否に影響すると思います。この記事は安直に「0からのスタート!かならず合格!」みたいな幻想を抱かせるものではありません。念のため僕の受験前の経験値みたいなものを先に紹介します。

1、受験時は世界史・地理を選択
2、専門は地域研究(受験科目はほぼ未修)
3、英語は受験する3年前にTOEFL94点をとる程度=英語の勉強にはほとんど時間を割かなくてもよかった
4、教養区分を前年に受験した際、1ヶ月ほど断続的に数的のみ勉強。その数的もほとんど解けず、圧倒的不合格に終わる。

最も重要だったのは世界史を履修していたことと、英語が比較的できる方だったことだと思います。世界史の知識はほとんど忘れていましたが、現代史については中国史を中心にある程度頭に入っていたので取り組みやすかったです。また、政治国際区分は専門試験に英語の文章が出題されますが、これにも抵抗なく取り組めたことはラッキーでした。

受験全体の概要

1月半ば〜2月:スー過去にて国際関係、政治学、憲法、行政学(以下、主要科目と呼ぶ。)に取り組む。国際法の簡単な教科書を2冊読む。2~3日に数問数的の過去問に取り組む。
3月:国際法の過去問をメルカリで買って解く。主要科目は過去問10 年分程度を古い方から順に解く。
4月:スー過去で頻出に絞り行政法に取り組む。主要科目は過去問を継続し、手薄な範囲はスー過去へ。
5月:1次試験後、予備校の専門論述テキスト(国際関係、政治学、行政学)をメルカリで落としつつ、答案は自力で作成。

というような流れです。「予備校のテキスト買ったら独学じゃないだろ!!」と言われたら返す言葉がないですが、独学でもメルカリは使えるので多めにみてください、、、

詳しい勉強の仕方はまた後ほど書きますが、基本的には次の通りです。

スー過去の概説ページのみ読む→雷マークの重要問題だけ解き、教科書やネットで調べながら知識を吸収→スー過去掲載問題を全て解く(1周)→過去問

受験結果

信頼性の観点から、先に僕の受験結果を書きます。正直一次試験については下から数えた方が早いと思いますが、国家総合職は一次が一番難しいのでここは「合格点超えればok」ぐらいでとらえた方が楽です。以下、2021年度の受験結果です。

一次試験:専門24/40、教養23/40
二次試験:政策論文8/10、専門記述38/60、人物試験B
*得点開示後、修正しました。

目標は一次で専門28、教養20、二次は6Cと30でした。例年これくらいあれば合格ですので、闇雲に高得点を目指すより全部の科目で平均点をとる意識が重要だと思います。

執筆の予定

確定はできませんが、一応以下のような記事を今後書いて行こうと思います。

一次試験対策:国際関係編、政治学編、行政学編、法律科目編(憲法、国際法、行政法)、教養編
二次試験対策:専門記述編(国際関係、政治学、行政学)

人物試験と政策論文はほぼ対策0、官庁訪問はできることが大学によって全然違うと思うので、特に書かないでおこうかと思います。

それでは、次の投稿から具体的な対策について買いていきます!


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