中検準一級の合格までに使った教材紹介
前回までで既に勉強法を細かく書いておきながら、そういえば教材についてまとめてないと思ったため、順番が前後しますが簡単な教材紹介を行います。
また、僕は2ヶ月だけしか中検のために勉強しておらず、しかも中検自体が初めてということで、合格したものの点数は低めとなっております。。
これまでの記事も読んでくれると嬉しいです!
キクタンシリーズ
キクタン中級編
目的:成語の復習
期間:1週間ほど
ペース:1日に20〜30個
キクタン上級編
目的:準一級レベルの語彙の学習
期間:2ヶ月
ペース:単語は1日に30〜40個、成語は1日に20個
キクタン中級編はだいぶ前に一通り覚えたので、成語を復習するためだけに使いました。上級編も一度全体的に目を通したことはありましたが、後半はほとんど覚えておらず成語は全くやっていませんでしたので、1からやり直しました。
キクタン慣用句編
目的:基本的な慣用句の習得
期間:1ヶ月
ペース:単語は1日に30個
こちらは問題を解いていく中で慣用句がわからなさすぎて焦って購入したものです。1ヶ月しか時間はありませんでしたが、掲載数が少ないためサクサク進められます。
トレーニングブックシリーズ
中国語検定2級トレーニングブック筆記編
目的:準一級以前の語彙力確認
期間:2〜3日
ペース:準一級と同形式の語彙問題を1周のみ
こちらはあまりに準一級の問題が解けないことにビビってメルカリで格安で購入しました。中検を受けたことがなく、「もしかして2級も怪しいのでは?」と思い買いました。語彙問題を解いたところ、初見でも9割程度正解したため安心して準一級の問題を解くことにしました。
また、前半に掲載された量詞などのまとめは非常に役に立ちました。まあまあの頻度で出題されるのに全然わからず、かといって何を勉強したらいいかもわからなかったのですが、こちらのまとめを見ながらキクタンに掲載された名詞の量詞を確認することで、ある程度の知識を入れられました。
中国語検定準1級トレーニングブックリスニング編
目的:リスニングの形式確認
期間:2週間ほど
ペース:3日に1〜2題
中検の過去問はネットで公開されていますが、リスニングは音源がないということで一度こちらを購入しました。その後後述するウェブ上の過去問掲載サイトに課金したため、使わなくなりました。
時間がある人はこちらの問題集で一通り勉強することをおすすめします!語彙も筆記に出題されるレベルで、問題の数も多いので実力アップに繋がりそうです。
数題といた感覚としては本試よりも少し難しく、書き取りは形式が異なります。この問題集は選択肢を解く用の問題に書き取りを追加で出題していますが、本試は完全に別々の出題です。また、書き取りの読み上げ速度が非常に遅く、このペースだと本番は間に合わないので特に注意しましょう。
[必携]中国語検定準1級トレーニングブック筆記編
目的:知識問題対策
期間:1ヶ月半
ペース:STEP1、2を大体2周、ものによっては3周
こちらは言わずと知れた中検準一級・一級唯一の対策問題集です。分量が大変多く、全部やろうとすると苦しくて死んでしまうので、選んで取り組むのがいいと思います。
僕はSTEP1、2を2周ほどして、特に索引に掲載されている準一級のページにある成語は全て覚えました。キクタンとトレーニングブックの成語を覚えてもわからないのが出たら、それはもはや努力の問題ではないので諦めがつきます。ちなみに、それを覚え切っても普通にわからないものもたくさん出てきます涙
作文も十分な量があるのですが、ちょっと形式が異なるのが難点です。最近の作文は新聞記事の一部のようなものが多く、加えて指定語彙を使用した自由作文も追加されました。こちらはどちらかというと日常的な表現が多く、文章が短めなのでピンポイントの対策にはならなさそうです。
文章問題は1題も解きませんでした。中検は結局語彙がメインで、文章が読めるかを問う問題は多くありません。過去問も充実しているので、解かなくてもいいと思います。
ウェブツール
高電社中国語検定過去問web
目的:過去問演習
期間:1ヶ月
ペース:3日に1題、直前は1日に2題、合計9題
こちらはネット上で中検の過去問が解けるサービスです。1ヶ月だけ契約して活用しました。紙の問題集もありますが、分量が少なくコピペなどでデジタル化するにも不便なため、僕はこちらをおすすめします。
Anki
目的:語彙の暗記
期間:2ヶ月
ペース:各教材のペースに合わせて利用
Ankiが何かについては、上記の記事をご覧ください!これなしでは無理ってほどに僕はAnkiを中検対策のために多用しました。
以上、使った教材の紹介でした。勉強法など、別の記事も読んでくださるとうれしいです!
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