結果を出し続けている人が朝やること|後藤勇人
「「読む」だけで終わりにしない読書術」を読んだ時、本から得た良い習慣のうち、複数試した中で最もよかったのが「起床後の15分程度の散歩」と書いていた。
私自身は生来5時には起床し7時には研究を始めるという朝型の生活習慣であったが、最近同棲を始めてから夜型の恋人に合わせて家を出るギリギリまで寝る生活になっていた。
朝型の生活が良いことを再認識して生活習慣を戻そうと、本書を手に取った。
本書は期待通り、朝型の生活習慣をする方法やそこから得られるメリット、そして成功者がどれだけ朝型であるかを概説していた。加えて、できるビジネスマンが始業前にやることでその後の仕事がどれだけ要領よく、効率よくこなせるかについても解説していた。
特にメールへの対応に関しては学生である私にも有用であった。始業前に届いているメールをチェックし、簡単なものはすぐ返して大事なものは始業後に返す。そうして整理することで、スケジュールに影響しそうなアポイントや締切などを朝一で意識することができる。
ビジネスマンがどれだけメールを受け取るのかはわからないが、私は発注業者、大学、共同研究者、ボス、後輩、事務、プロジェクト先、インターン先からなどのメールが毎日溜まり、メール対応だけで午前中を溶かしてしまうときもあるので、研究の生産性を高めるためにも実践したい。
朝活の良いモチベーションになった。
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