女性の話 1話目(「pip 何」に関連する)

taoは女の子になりたかった

最初に言っておくのですが、私が女の子になりたかった確信の部分だけはpiptaoの基本テーマが原因なので残念ながら触れられません、秘密なので。

小学校

小学生4,5年生の頃、私は逆張りの帝王でした。
右向け右と言われれば左を向き、左向けと言われれば天を仰ぎました。

というか、noteでも何度か話した通り「これをやったらどうなるんだろう、、、!」って好奇心の塊でした。

そんな人間でしたので、授業で将来の夢を一人づつ発表するという課題を出されたときも、自分が順番がくるまで『何て言えばみんなの面白い反応を見れるんだろう』と頭を捻っていました。
結果、出てきた答えは『女になって子供を産む!』でした。
色々考えたけど、最後は直感!自分自身もビックリ!
小学生の頃はそんな事もできました。そして、これは中々にウケました。
先生もみんな笑ってるし、ウェーって気持ち悪がってる子もいれば、ち〇こちょん切れー!とか、満足のいく結果でした。

そして帰宅。
TVをボーっとみてたら偶然ニュースか特集かで帝王切開の話をしていました。

事前に言っとくと、この知識デマです。当時は違かったのかな?
要は帝王切開して子供を産んだ母親は虐待、育児放棄になる確率が多い。
自然分娩は産まれた子供を抱きしめた時だけにでる特殊なホルモンが働いて正常に子育てが出来るといった話。

この情報を得てtaoが注目したのは「特殊なホルモン」でした。
子供を産んだ時だけ!ずるい!僕はもう絶対にその経験が出来ないの?
しばらくの間この知識は当時の自分の中でモヤモヤとした羨望となって蹲っていました。

そしてさらに偶然が続きます。piptaoの基本テーマです。なので語れません。
しかし、決定的でした。


中学校に行く前に


taoの行き先

そんな事情を抱えたまま、時は過ぎ中学生になります。
男と女の差、意識が芽生えていきます。いつも遊んでいた女友達といつの間にか疎遠になったり、チ〇コとか異性の前で言え無くなったり、そういうの。

私の小学校の進路は二つに分かれます、A中学校とB中学校です。

ほぼ全員がAに行きました。
なぜならBは不良が多く、学校が荒れていて先生にも手が負えないと噂になっていたからです。
なのでBに行ったのは逆張りの(好奇心)のtaoと、一匹狼で家庭環境の悪いちょっと突っ張った男子1人だけでした。(この人はあんまりこの話には関係ないので忘れて良し)


母の話

そういえば逆張りと言いましたが、そもそもB中に進路を決めたのは父母でした。私にB中でいい?って聞いてきたのでOK出しました(6年も同じコミュニティにいて正直飽きてきました、人間に飽きるなんて最低ですね。けどこれも私の才能にも関わっているんでしょうから、捨てられないアイデンティティです)

今思えば父母の選択の意図が分かります。

母は小学校のPTA会長をしていました、そして他母に虐められていました。
理由は至ってシンプルです。

1つ、私の母は責任感が強く、自分の意見をハッキリ言う人です。そして、あまり言葉を選ばないのでキツイ感じになってしまいます。

2つ、これはあまり私の口から言いたくないのですが美人だからです。
単純な綺麗ではなくて、独特な雰囲気をもつ顔立ちです。特に美しいのがグリーンの瞳です。正確には明るい所だと綺麗に輝きます、家の中だとブラウンです。んーもしかしたら年を取って緑じゃなくなったのかも?(ちなみに母の目は大好きで死んだ時に目だけ抜き取って標本にしたいと思っています、まだ、緑に輝くなら。さすがに無理かな)

3つ、最悪なのが、自分を美人で賢いと自覚(錯覚してる時もあるでしょう賢さに関しては)して他人と比較しているのが言葉の節々に伝わってくる所ですかねぇ。

けど彼女なりに頑張った方です、先生方からは評判は良かったし、子供達の事を思って動いていましたから。
ただ、周りの温度差に気づけず、無視して独走したため省かれたのです。

そしてその怒り、ストレスは家庭内で発散され、私はゲームの時間を守らなかったという理由で危うく椅子を投げつけられる寸前にまで発展しました。(よく踏み止まったものです、多分投げてたらtaoは死んでてもおかしくなかった。子供がふざけて暴れても倒れないようしっかり作られた重い木の椅子でしたから)

父の話


父とPTAで虐められていた母は情緒不安定でほぼ毎日大声で喧嘩しました(近所中に響き渡っていたので子供を虐待しているという噂も!母は自然分娩だったのに!ははは)
父も追い詰められていました、父の夢はロックスターでした。実際スターはまだしも音楽界で稼いでいくくらいの素質はあったと思います。

子供を産んでからもバンド活動はやっていました。けど、母が変わり,
二人分の子育てもあり(taoとtaoの弟)余裕がなくなり気づいたのです。『自分はもう主人公になれない』と。(まぁ、これは妄想ですけど、かなり近いと思います。親子だもの)

結果、父は母が耐えた壁を突き破ってきました。
母との大げんかの末、突然子供部屋にtaoを連れ込むと明かりを落とし、「お前がいるからこうなるんだ、お前がいるから母さんとうまくいかない、お前がいるから全部悪くなる」と私だけに聞こえるように何度も何度も繰り返しました、いつまでも。

今ではホントにそんなことあったのかな?と思うんですけど。
あったんでしょう間違いなく、私は母とはリラックスして喋れるけど父の前では上手くしゃべれません。遠慮しちゃうというか、怖い、突然大きな声でしゃべったりすると体が緊張して固くなります、許せないみたいな気持ちが心の底にあるのかも。

けどこの経験で、(これもnoteで何度か話した)俯瞰して生きる方法を学びました。
父に責められていた時の私は何もせず俯いたまま固まっていました。
最初は母に気づいて!気づいて!って心の中で叫んでいました。
そして気づいた時には俯瞰していました。
自分を他人のように見つめれば辛いことも耐えられるんです。限界はあるけど。

結論

父母ともにPTAの母トモから離れる必要があったので、子をライオンの巣に
投げ込んだのでした!
今考えるとひでぇ!!けど結果的にこれはいい方向に向かいます。

ちなみに母父ともに中学以降関係は良好です、今も父とは普通には喋れないけど。

この記事で終わらせようと思ったけどムリした。これも長くなりそうだ。

次回楽しい中学校編スタートです!ヒュー!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?