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難しい言葉を使いたくなる4つの理由

こうやってほぼ毎日、物を書いているのだから当然、文書術には興味がある。もっといい文章を書きたい、と常々思っているわけだ。

いままで調べてきたなかに、さまざまな技術や方法論があったが、「わかりやすい言葉を使う」というものがある。難解な表現はなるべく避けて、中学生でも理解できるように書いたほうがいいらしい。

幅広い読者を想定するならば、確かにその通りだ。伝えたい相手が理解しやすいかたちで届けるというのは理にかなっている。

しかし、なぜだか知らないが、どうしても難しい言葉を使いたくなってしまう。仕方がないので、その理由を自己分析することにした。

1. 単純に酔っているだけ

まあ、難しい言葉を使える自分に酔いたいだけなのだ。なんか雰囲気かっこよさを感じてしまうんだよね。

2. 普段使い慣れている

せっかく苦労して習得した言葉なので、普段から使っていたら、もうそれ以外の言葉だとしっくりこなくなってしまった。普通の言葉のように感じているから、そのほうが理解しやすいと思うようになる。

3. どうしても微妙なニュアンスの違いがある

言い換えできなくもないんだけど、ちょっと意味が変わっちゃうから、どうしようかな…みたいな。

4. 専門用語を使わないとひとことで言えない

新しい概念とか、どうしても専門用語を使わないとまだるっこしい。毎回長い修飾のついた言葉を使うと逆に読みにくくなってしまう。

とかなんとか、まあいろいろ理由はあるだろうが。義務教育レベルの語彙を使おうと思っても、どこからどこまでがその範囲なのか、わからなくなってしまっている。感覚が麻痺してしまった。

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