恋人との理想の関係って?

悩み多き、平々凡々なわたし。悩みの内容も平々凡々…。「悩んでないで、考えてることなんでも発信してみたらいいじゃん」という彼氏のお言葉に、それもそうねと思い立つ。とりあえず、昨晩の彼とのお話でも書いてみることに。

今回の登場人物
ピン子:わたし。都内大学生。来年就職。悲観的。
ピン太郎:ピン子の年下彼氏。都内大学生。起業家。楽観的。

嫌われたくない・呆れられたくない

わたしたちカップルは、「思うことは言葉にして伝える」というポリシーを大事に、何かあれば丁寧に話し合う。昨晩のピン太郎とのやりとりは、ざっくりこんな感じ。

ピン子の主張
・いつだって、大好きなピン太郎に嫌われたくない・呆れられたくない
・ピン太郎はすごく賢くて、起業家で、経験も多く考えも深いでしょ。
・頭が良くなくて、平凡な大学生で、経験も少なく考えの浅いピン子は、どんな話題だって、あなたに対して自分の意見を言うのが怖いの。
・こんなわたしより、同じ土俵で話し合える人がいいんじゃないの?

ピン太郎の主張
・経験の浅い人間の言うことに深みはでない、当然だから仕方ないよ。(別に僕は、それに呆れる人間ではないけどね。)
・君には君の生き方があって、僕が口を挟むもんじゃない。あれこれ語って、詰めるように意見を求めたのは、ただ僕のエゴだった。
・プライベートと仕事が分けられていないのも、僕の良くないところだね。
・ただ「わたしでいいの?」はナンセンス。君が一番大事だって信じてほしい。

ピン太郎の主張を、一旦なるほどなるほどと飲み込む。でもやっぱり、今の二人はどこか少し不健全な関係だと思う。恐らく、主にわたし側のゆがみによって。

第一に、わたしは「彼と対等でいるべきだ」とどこかで思っている。
第二に、そんな自信は到底ないから、嫌われたくない・呆れられたくないと怯える。
第三に、そんな怯えに囚われて、ピン太郎の気持ちを疑う自分を苛む。

やっぱりわたしに自信がないことが、問題の根幹じゃないかしら…悶々とするわたしに、ピン太郎がぽつりとつぶやく。

恋人との理想の関係って?

「そもそも、ピン子は僕とどんな「彼氏・彼女の関係」でいたい?

……たしかに。もちろん、自信がないことは何事においても良く働くものではないけど。でも、そもそも、目指すべき二人の関係性を明確にしてこそ、今の不安を打破していけるよね!では、互いに発表といきましょう!

ピン太郎の理想の関係性
気の流れが良いこと、だな。
・それはもちろん、個人でも、二人一緒にいるときも。
・この人といたら、楽しい、前向きになれる。そんな関係。

ピン子の理想の関係性
・二人でいると、穏やかな空気が生まれる。
・気を張らず、自然体で振る舞える。
互いに自立し、対等である。

ここで、最後の理想に引っかかりを覚えたの。わたしが思う「対等」は、
・対等な視座で話ができること
・それぞれに互いに負けない得意分野があること
・精神的に自立していて、一人でも生きられる強さがあること

うーん…わたしが思う「対等」は大層立派だけど、対等でない間、怯えてまでして恋人間で目指すべきもの?わたし自身は、そしてピン太郎は本当にそれを望んでいるの?

実はわたしの理想、その場でまとまらなかったから、ピン太郎には発表できなかったのだけど。掘り下げてみると、なんだかこのまま掲げていい理想でもなさそう、と個人的には思った次第。まだまだ自信も無くて、学も経験もピン太郎に圧倒的に劣るわたしには、到底すぐ実現できるものじゃなさそうだものね。せめてかみ砕いて、目標を段階的にしなくちゃ笑

それぞれの理想をすりあわせた、二人の理想を見つけること。
わたしは自信を高める努力をすること。

今回の話し合いで落ち着いたのは、こんなところかな。自信をつけることについては特に、難しくって長く時間がかかるけれど、わたし自身と二人の関係性のために、また少し前進できた気がするわ。

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