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さまざまな会見での記者の質問はなぜ愚問が多いのか

世の中には「比べる愚問」というのがたくさんあります。

「愛とお金とどちらが大事ですか」
「家族と仕事とどちらが大事ですか」
「部下と上司とどちらが大事ですか」
「環境と人工とどちらが大事ですか」

・・・・・etc.

これらは全て愚問です。
なぜ愚問かというとそれは「比べるものではない」ということです。

つまり質問する側の考え方にすでに問題があるわけです。

質問というのは二つあって、閉じた疑問と開いた疑問があります。
上述は「閉じた疑問」
一方、
「あなたにとっての大切なものは何ですか」
これは「開かれた疑問」で、答えは様々あります。
できるだけ「開かれた疑問」をしたいものです。

PS:これは日本の授業に問題があります。閉じた疑問が多いのです。
一方、欧米のディスカッション授業では「あなたならどうする?あなたはどう思う?それについて意見はある?」と常に開かれた疑問。

開かれた疑問を投げかけ、絞り込み閉じた疑問にしていくというのが僕の授業スタイルでした。

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