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私にとっての大津祐樹とは


 初めて大津選手を目にしたのは、今から約12年前の10月25日に日立柏サッカー場で行われた柏レイソルvs横浜FM。
当時は今とは真逆なチャラ男としての印象が強かった大津選手。後半62分にピッチへと投入され、テレビ越しではあったものの初めて「大津祐樹」という一人のサッカー選手を目にしました。
 最初の印象は、「茶髪でチャラいなぁ~」という印象でしかありませんでした。でも、実際にプレーを見てみると、ドリブルが上手いだけでなく多少の強引さがありつつも、そのプレーにはどこか他サポを虜にする魅力溢れる選手なんだろうなって思いました。
当時の柏レイソルには、マリノスファミリーの一員でもあった小林祐三選手やフランサ、現札幌の菅野孝憲選手、今もなおレイソルのキャプテンとしてプレーし続ける大谷秀和選手といった多くの名選手がいながらも、他サポの私の心を惹かせたのは「大津祐樹」でした。
 それからは、当時テレビ朝日でやべっちFCという番組名で放送していたサッカー情報番組の中で柏レイソルのハイライトが流れる度に、大津選手が活躍したのかどうか気になり楽しみにしていました。
その後、マリノスと対戦する際もマリノスを応援しつつも、大津選手を注目しつつでした。
柏レイソル時代に作られた「大津祐樹を止めないで~」という非常に印象的なフレーズが含められている大津選手の応援チャントは、マリノスへ来てからも彼を象徴するチャントの一つとしてあると今でも個人的に思っています。
 そして、2011年7月20日。ボルシアMGへの移籍が発表されました。大津選手自身初の海外挑戦、ロンドン五輪を控えていた21歳の若者は発表から3日後の23日国立競技場で行われた移籍前ラストゲームで涙を流しながらも、ファン・サポーターに送り出されドイツへと旅立ちました。
海外へ渡ってからも大津選手の活躍は気になり、やべっちFCで引き続き彼を追う形になっていました。
今となれば、そのころから既に大津選手のサポーターの一人であったのに違いないだろうかと思えました。
 
その後、柏レイソルへの復帰が発表されると「また、日本で彼のプレーが見れる!」「厄介な選手がまた帰ってきた」などと嬉しく思いつつも、対戦相手としては厄介だなぁ~という複雑な思いを抱えていました。
 それから時間は過ぎて行き、12月23日第97回天皇杯準決勝横浜FMvs柏レイソルの試合前にある一件の移籍情報を目にしました。
「大津祐樹 横浜FMへの移籍濃厚」
この情報を目にした瞬間嬉しすぎて、試合どころではありませんでした。
まだ決まってもいないのに、この時点から「来年のユニは大津にしよう!」と心に決めていました。
まだ、移籍が決まっていないのに・・・。
この試合で久しぶりに、大津選手のプレーを生で見れた事はとても感動しました。また、試合の中で彼が魅せてくれた強烈なミドルシュート。そのシュートを見た瞬間「おお、大津祐樹だ!」と思わず、興奮してしまいました。
 
 そして、2018年1月3日。柏レイソルから横浜FMへの完全移籍が発表された瞬間、再び喜びが込み上げてきてとてもとても嬉しかった事をよく覚えています。
大津選手がマリノスに加入してから初めて出場をしたのが、3月31日J1第5節アウェイ・清水エスパルス戦。残念ながら、現地に赴き観戦することは叶わずDAZN越しに"大津祐樹・横浜FMデビュー戦"を見守りました。
本拠地初デビューは、4月8日J1第6節ホーム・川崎フロンターレ戦。この日は、現地観戦ができたので生で大津選手のプレーを見ることができました。
 今まで私が見てきた柏レイソル時代を含めた大津選手と、マリノスに加入してからの大津選手。加入してからは新たな一面を発見する日々が待っていました。更なるがむしゃらさと貪欲に追いかけつつも、常にチームの為に例え泥臭くとも走り続ける男の姿でありました。
そんな光景を見れて本当に感動したし、更に好きなっていきました。
 
 本拠地デビューから約1か月後の5月19日J1第15節Ⅴ・ファーレン長崎戦でPKからの得点であっても貴重なマリノス移籍後初ゴールを記録しました。
「たかが、PK。されど、PK。」たとえ、そう言われたとしても、彼を応援している私にとっては貴重な得点でした。
その後、得点こそは奪えずにアシストや周りの選手を活かすプレーが中心でありつつも、補強によるレギュラー争いの熾烈さから徐々に出場機会が減ってしまい、本人が一番辛いであろうに笑顔を絶やすことなく、常にチームとファン・サポーターの事を第一に考えてプレーしているんだろうなと思いました。
 
 個人的に印象的なシーンや出来事を挙げるのであれば、2019年6月22日ホーム日産で行われたJ1第16節松本山雅FC戦。引き分け濃厚な試合かと思われていたこの試合、後半途中出場の大津選手が流れを変えます。
 左サイドを駆け上がると、相手DFと競い合いながらもタッチラインギリギリまで体を張り難しい体勢でありながらも、ここでも大津選手らしく"泥臭く諦めず"にボールを中央にいたエジガルへと折り返すと、受けたエジガルが反転してシュート。この得点により、マリノスは勝ち点3をゲット。
このシーンは、もちろん大津選手自身が得点を決めることが応援している立場の人間からしたら嬉しいものでしたが、どう言葉にすればいいのか難しいのですがあの泥臭くも諦めずにチームの得点・勝利の為にどんなに厳しい体勢からでもボールを繋ごうとする姿勢が我々サポーターの心を鷲掴みにするのと同時に、「これが大津祐樹なんだぞ!」と見せつけるプレーでもあったのではないかと思う。

 そして、"ある出来事"がさらに我々ファン・サポーターの心を鷲掴みにするのであった。
それは2019年FC東京との優勝決定戦を控えたある日「すべてはマリノスのために」と書かれた黒と金色のタオルマフラーが発売される事が大津選手が掲げている写真と共に発売される事がクラブ公式を通じて発表され、その時点で私は欲しくなり事前に予約し、購入する事を決めていた。
 しかし、一部のファン・サポーターから「トリコロールのタオマフも作ってほしい」という無理難題が押し寄せられた結果その数日後に。。。
大津選手自身の公式Twitterにて「大津、動きます。」という投稿をきっかけに本人が実際に動いたか否かは分かりませんが、この行動をきっかけにトリコロール柄でデザインされたタオルマフラーが制作され、販売もされました。
ファン・サポーターの為に動こうとしたその姿勢に驚かされたが、益々大津祐樹という男の凄さを実感させられる出来事の一つでもあります。
 
 これまで長く語ってしまいましたが、私自身にとって大津祐樹とは以下のような存在でもあります。
「本当にかっこよくて、サッカーにおける本当のヒーローってまさにこういう人なんだなって思えた。
試合に出場すれば印象に残る活躍をして、例え出場出来なくとも陰ながらチームをサポートする。チームにおいて陰ながらも頑張る姿勢。本当に凄すぎる。。
彼が活躍すれば自分の事かのように喜び、彼が悲しめば自分の事かのように悲しむ。
なんの繋がりもないけど、俊さんが移籍してから選手を中々本気で応援する事ができなかった自分にとって、明るい光を与えてくれたのが大津祐樹だったんだよね。」
と、知人にもこう語るように大津祐樹という男の存在は本当に素晴らしいものなんです。

 
そう、つまり私にとっての大津祐樹とはある意味日常生活の生きがいでありつつも太陽の光のような存在であるとも言えます。
そして、そんな彼がジュビロ磐田へと移籍してもなにがあろうと今後も応援していきたい選手です。

※長くなりましたが、お読みいただきありがとうございました。


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