なんで毎月払いが出来ないできないの!?【月払いができるたった1つの方法】
【月払い】 ・・・1か月ごとにまとめて支払うこと。または月ごとに分割して支払うこと。
日本では一般的な家賃の毎月払い。これがコンドミニアムの賃貸では通用しないフィリピン。ではなぜこんなことが起こるのか?疑問に思いませんか?
フィリピンでは人に対する信用があまりありません。
これは以前の記事でも書きましたが、いい人そうに見えても騙されてしまうことが数多くあります。テナント希望者の身なりが良く、いい人そうに見えても毎月の家賃を払わない。そうなれば大変です。 払わないからといってその人を追い出すにはかなり骨が折れる作業になることが目にみえています。
そのため、「一括払い」という結論にたどり着くのも自然なことです。オーナーとしては賃料さえ払ってもらえれば、テナントがどんな人なのかはあまり関係がないからです。
ではPDCでの支払いはどうか?
「小切手を持っている」→ 「銀行口座を持っている」→ 「ある程度信用やお金をもっている」
フィリピンではこのように考えられます。
そもそも銀行口座を持っている人が極端に少ないフィリピン。(理由は口座維持のためには一定以上の金額を預金しておく必要があるためです。そしてその金額を下回ると口座は自動的に閉鎖されます。) このような環境であれば、銀行口座を持っている人が「ある程度信用やお金をもっている」と見られるのも納得していただけると思います。
話を戻しましょう。
PDCでは約束の期日になるとオーナーは銀行にPDCを現金化に行きます。
そこでもし、テナントの銀行口座にお金が入っていなかったら・・・??
いわゆる「不渡り小切手」になってしまいます。もちろん単純にお金を口座へ入れ忘れただけということも考えられますが、オーナーにとっての結果は「不渡り」というただ一点。
自分がオーナーの立場に立って考えてみるとものすっっごく面倒くさいですよね・・・。
銀行へ行く手間、テナントやブローカーに確認をする手間、どうやって退去させるかを考える手間などなど。
しかし「一括払い」であれば余計なことを考える必要がありません。 また「大きな金額を一括で払うことができるステータスを持つ人物」へ貸すことができるというプラスの安心感までついてきます。
こういった理由で賃料のい毎月払いはできません。
しかし個人で物件を探せばPDCを受け入れてくれるオーナーもいますので、一括払いが難しい方は是非交渉をしてみてください。
それでは。
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