花粉症対策あれこれ
<花粉症の原因>
①アレルゲンが鼻腔内の粘膜に付着する。
②体内に抗体が作られマスト細胞に結合
③その後アレルゲンが侵入するとマスト細胞からアレルギー誘発物質(ヒスタミン)が放出される
④ヒスタミンが知覚神経、鼻甲介、涙腺神経等を刺激し、鼻水、鼻づまり、くしゃみなどのアレルギー反応を誘発する
<どんな人がなるの?>
・遺伝的にアレルギー体質である人
・食生活の変化…お年寄りの有病率は低いことから
・自律神経の乱れ…睡眠不足や不規則な生活、ストレス
・排気ガス…排気ガスに含まれる微粒子と一緒に花粉を吸いこむとアレルギー反応が出やすいと言われている
<対策>
・免疫機能を高める…免疫機能をつかさどる免疫細胞の約60%は腸に集中。
・白血球の中に含まれる免疫細胞「Th1」「Th2」のバランスが関係しており、「IgE抗体」の産生に関わるTh2が多くなると、ヒスタミンが発生しやすくなる。乳酸菌(善玉菌)が撮れる発酵食品を多く摂取する必要がある。
・乳酸菌の餌になる食物繊維を多く摂取することで、腸内環境を整える善玉菌の増加を促す。善玉菌の増加はアレルゲンとなる花粉の吸収を抑える「IgA抗体」の増加にもつながる。
<NG行為>
・脂質の撮りすぎ…善玉菌を減らす悪玉菌を増やすことにつながる。
・アルコールの摂取…アルコールを分解するときに発生するアセトアルデヒドはヒスタミンの発生を促す。血管拡張を引き起こし、鼻粘膜のふくらみや鼻づまりを促進する
・タバコ…煙が鼻粘膜を刺激するため、症状を悪化させてしまう。
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